株価指数先物【寄り前】 売られ過ぎが意識されるも戻り待ち狙いのショート対応
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 65920 -920 (-1.37%) TOPIX先物 4012.5 -20.5 (-0.50%) シカゴ日経平均先物 66040 -800 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 16日の米国市場は、NYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。6月の米小売売上高は前月比で0.2%増と、市場予想に一致した。週間の米新規失業保険申請件数は前週比8000件減の20万8000件となり、市場予想(21万7000件程度)より少なかった。米国経済の底堅さを示す指標が消費関連や景気敏感株への買いを支えている。一方で、台湾積体電路製造(TSMC)は下落した。16日発表した2026年4~6月期決算は市場予想を上回ったが、好業績はすでに株価に織り込み済みの面があるとして、半導体関連株を利益確定の売りに向かわせた。 NYダウ構成銘柄ではナイキ 、IBM 、アムジェン 、マクドナルド 、セールスフォース が買われた。半面、ゴールドマン・サックス・グループ 、アルファベット 、キャタピラー 、エヌビディア 、アマゾン・ドット・コム が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー やサンディスク の下げが目立ち、フィラデルフィア半導体(SOX)指数の下落率は4%を超えている。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比800円安の6万6040円だった。16日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比340円安の6万6500円で始まった。直後につけた6万6930円を高値にショート優勢の流れとなり、6万6040円まで売られた。米国市場の取引開始後は6万6060円~6万6660円辺りでの保ち合いを継続。終盤にかけてレンジを下抜けると、6万6000円を割り込んで6万5730円まで下落幅を広げる場面もみられ、日中比920円安の6万5920円でナイトセッションの取引を終えた。 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は売りが先行することになりそうだ。注目されていたTSMCの決算反応が半導体株を利益確定の売りに向かわせたことで、東京市場においても、指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などの重荷になり、先物市場においては戻り待ち狙いのショートに向かわせそうである。 日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-2σ(6万6000円)を下回ってきた。売られ過ぎが意識されやすく、押し目狙いのロングも入りやすいところであり、まずは売り一巡後の底堅さを見極めたい。ただ、バンドは収れんから拡大傾向をみせつつあるため、バンドに沿った調整を継続する可能性があるほか、イレギュラー的に-3σ(6万4320円)を射程に入れたショートが膨らむ展開に警戒しておきたい。 週足では13週移動平均線(6万5630円)と+1σ(6万9350円)とのゾーンで推移しており、この下限レベルに接近してきた。いったんは自律反発を狙ったロングが入りやすい一方で、13週線を割り込んでくるようだと-1σ(6万1910円)とのゾーンに入ってくるため、下へのバイアスが強まるだろう。自律反発を意識しつつも、戻り待ち狙いのショート優勢の展開になりそうだ。オプション権利行使価格の6万5000円から6万7000円でのレンジを想定する。 16日の米VIX指数は16.73(15日は15.67)に上昇した。一時17.23まで切り上げたが、その後は下向きで推移する25日線(16.91)に上値を抑えられる形で上げ幅を縮めていた。引き続き、同線のほか75日線(17.88)が抵抗線として機能している状況においては、リスク回避姿勢は強まらないだろう。 16日のNT倍率は先物中心限月で16.57倍(15日は16.80倍)に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価を下押すなかで、一時16.46倍と-2σ(16.48倍)水準まで低下した。その後はリバランスの動きもみせた形だが、同バンド割れから75日線(16.34倍)辺りを意識した、NTショートによるスプレッド狙いの動きが強まる展開はありそうだ。なお、前日にはキオクシアホールディングスが15%を超える下落となり、75日線(5万9060円)に接近してきた。同線を支持線としたリバウンドをみせてくることができれば、リバランスのきっかけになるだろう。 株探ニュース