話題株ピックアップ【夕刊】(1):サイゼリヤ、テンシャル、ベイカレント

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■サイゼリヤ <7581>  6,780円   +1,000 円 (+17.3%) ストップ高   本日終値  東証プライム 上昇率2位
 サイゼリヤ<7581>はストップ高。15日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算を発表した。売上高が2213億3200万円(前年同期比17.5%増)、営業利益が133億2700万円(同25.6%増)だった。同時に期末一括配当予想を5円増額の35円(前期は30円)に引き上げており、これらを好感した買いが集まった。主力の日本事業が大幅な増収増益で業績を牽引。メニュー施策やDX活用の効果などにより、既存店の客数・客単価ともに増加傾向にある。

■TENTIAL <325A>  1,637円   +219 円 (+15.4%)  本日終値
 TENTIAL<325A>が朝安後に急速に切り返した。同社は15日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の単独決算を発表。売上高は245億6600万円、営業利益が26億9100万円となった。同社は決算期変更により前第3四半期累計期間は四半期財務諸表を作成していない。決算説明資料によると、3~5月期の売上高は80億9400万円となり、前年同期の参考値比で89.0%増。営業利益は5億200万円で同9.4%減となった。営業減益を嫌気した売りが先行したものの、3~5月期においてWBC大会協賛費や関連マーケティング費用、父の日・母の日商戦に向けた広告投資で営業利益ベースで減益になるとの見通しを、会社側は第2四半期決算時点で示していた。3~5月の営業利益水準については、底堅い結果だったと受け止める向きもあり、押し目買い需要に支えられる形となったようだ。3~5月期は寝具カテゴリーとともに、WORKカテゴリー、FOOTカテゴリーで高成長を果たした。同社は米スタンフォード大学野球部との間で、コンディショニングサポート契約を締結したとも発表している。

■イーレックス <9517>  900円   +76 円 (+9.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 イーレックス<9517>は大幅に4日続伸。15日の取引終了後、未定としていた27年3月期の通期業績予想を発表した。売上高予想を2406億9300万円(前期比42.3%増)、営業利益予想を78億700万円(同3.8%増)、最終利益予想を54億900万円(同1.4%増)としており、株価の支援材料となった。売上高は小売・トレーディング部門における市場価格の上昇や海外事業の稼働率向上で拡大するものの、低圧の販売電力の減少などにより粗利益は低下する。ただ、その他収益が増加することにより営業増益で着地する見通し。なお、第1四半期(4~6月)は売上高が479億円(前年同期比29.3%増)、営業利益が6億円(同58.7%減)、最終損益が3億円の黒字(前年同期は1億3500万円の赤字)で着地したようだと開示。売上高が主に電力価格の上昇により増加したものの、営業利益は電力の市場価格の変動に伴う期ずれの影響で減少した。一方、最終損益では為替差損益の変動や法人税の負担減少などが押し上げ要因となり、黒字転換となった。

■ギフトホールディングス <9279>  4,970円   +370 円 (+8.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 ギフトホールディングス<9279>が大幅反発。15日の取引終了後に8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。また、株式分割にあわせて株主優待制度を拡充すると発表しており、これも好材料視された。現行制度では毎年4月末日及び10月末日時点で100株以上を保有する株主を対象に、グループ店舗およびオンラインストアで利用できる1ポイント=1円に相当するポイントを継続保有期間に応じて1500~6500円相当を提供していたが、26年10月末日時点の株主から100株以上200株未満(株式分割前50株以上100株未満相当)、300株以上400株未満(分割前150株以上200株未満相当)の区分を追加し、継続保有期間に応じて1000~6500円相当を提供する。

■GSIクレオス <8101>  2,580円   +155 円 (+6.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
 GSIクレオス<8101>が大幅反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「ペロブスカイト太陽電池と並ぶ次世代型太陽電池を繊維商社のGSIクレオスが2029年度にもアジアで初めて量産する」と報じられており、好材料視された。記事によると、有機半導体を発電材料に使うフィルム状の太陽電池(有機薄膜太陽電池:OPV)と呼ばれるもので、薄く、透過性があり室内窓や車の屋根などに設置できるという。ペロブスカイト太陽電池も薄く曲げられる特性を持つが、OPVは更に設置の自由度が増すとされ、需要の広がりが期待されている。

■ベイカレント <6532>  6,755円   +372 円 (+5.8%)  本日終値  東証プライム 上昇率9位
 ベイカレント<6532>は大幅反発。15日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が445億7600万円(前年同期比29.9%増)、営業利益が144億8100万円(同18.6%増)、最終利益が107億3300万円(同19.0%増)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。DX・AI需要に加え、サイバーセキュリティーや防衛といった新たな需要が顕在化したことで大幅増収となった。同社は28年2月期にかけサイバーセキュリティー・防衛領域の売上高構成比が10~20%に拡大すると見込んでいる。

■ニチレイ <2871>  2,026.5円   +86.5 円 (+4.5%)  本日終値
 ニチレイ<2871>が急反発。同社は13日付で不正アクセスによるシステム障害の発生を発表。冷蔵倉庫の入出庫業務と冷凍食品の出荷業務に影響が生じていると明らかにした。これを受けて同社株は下値を探る形となったが、15日に外部のセキュリティ専門会社と安全対策を講じたうえで、17日より順次、影響を受けた業務の開始を予定していると発表した。物流再開の日程的なメドを示したことにより、売り方が買い戻しに動いたとみられている。

■Sansan <4443>  1,837円   +64 円 (+3.6%)  本日終値
 Sansan<4443>が反発。この日、ダイワボウホールディングス<3107>傘下で国内最大級のIT専門商社のダイワボウ情報システムと、中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」の販売代理店契約を締結したと発表しており、好材料視された。「Eight Team」は、名刺情報の共有を通じて業務効率化や営業機会の創出を支援するサービス。今回の契約締結により、ダイワボウ情報が有する全国112拠点と各地域の販売パートナーのネットワークを通じて「Eight Team」を提供することになり、新たな販売チャネルによる業績への貢献が期待されている。

■シンプレクス <4373>  1,065円   +33 円 (+3.2%)  本日終値
 シンプレクス・ホールディングス<4373>が高い。SMBC日興証券は15日、同社株の投資評価を3段階で最上位の新規「1」でカバレッジを開始した。目標株価は1500円とした。AIは同社にとって脅威ではなく、成長機会になりうると指摘している。具体的には、間違った処理やシステム停止が許容されないミッションクリティカルな領域を強みとする同社はAIによる代替可能性が低く、むしろ同社にとってAI活用による生産性向上、顧客システムにAIを実装する需要の増加、AIによるサービスの高付加価値化のポテンシャルが成長機会になりうる、とみている。今後に関しては、金融分野での強みとコンサルティングによる領域拡大を中心に利益成長を予想している。

■パンパシHD <7532>  869円   +10.5 円 (+1.2%)  本日終値
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が反発。野村証券は15日、「サスペンデッド(保留)」としていた同社株のレーティングを3段階で最上位の「バイ」とした。目標株価は1080円とした。便利さ・安さ・楽しさを実現する同社独自の強みを背景とした成長確度の高さを評価している。価格競争力を維持しながらプライベートブランド(PB)やOEM(相手先ブランドによる生産)による売り上げ拡大や生産性改善により、高い収益性を維持できていると指摘。売り上げ拡大に支えられる形で、着実な利益拡大が続くと予想している。

株探ニュース

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