明日の為替相場見通し=中東情勢の不透明感からドルは堅調な展開か
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米国とイランの対立激化で原油高に振れやすいことから堅調な展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=161円80銭~162円90銭。 14日に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回ったが、早期の米利上げ観測後退を背景としたドル売りは進んでいない。同日に行われたウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言がタカ派的だったほか、米イランの緊張継続で原油高を通じたインフレ圧力が意識されやすいことがドルの下支えとなっている。 ただ、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用方針を巡り、片山さつき財務相や上野賢一郎厚労相が14日に見直しの可能性を探る考えを示したことで、年金基金が円資産を増やすとの思惑から積極的には円も売りにくい。GPIF関連のヘッドラインが出た場合は相場が反応する可能性がある。 なお、日本時間今晩に発表される主な米経済指標は、6月の卸売物価指数、7月のニューヨーク連銀製造業景況指数、地区連銀経済報告(ベージュブック)など。また、ウォーシュFRB議長が米議会上院で証言する見通しで、米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁の講演、クックFRB理事の講演も予定されている。 出所:MINKABU PRESS