話題株ピックアップ【夕刊】(1):テラドローン、ウエストHD、GO
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■Terra Drone <278A> 13,100円 +2,400 円 (+22.4%) 本日終値 Terra Drone<278A>が後場一段高。同社は15日正午、防衛装備庁が実施する「迎撃ドローン早期取得プログラム」において、提案した迎撃ドローンが実証試験の供試器材として採択されたと発表。これを材料視した買いが入った。現代戦で大量に運用されているシャヘド型をはじめとする「長射程自爆型UAV」への対処を想定し、駐屯地や基地、艦艇などの防御能力の迅速な向上を目指す。同庁は迅速かつ実効性のあるドローン対処器材の早期取得を目的に今年6月より公募を開始していた。テラドローンは現在、実証試験の準備を進めており、その後の量産契約と納入を目指す。 ■ウエストHD <1407> 2,802円 +500 円 (+21.7%) ストップ高 本日終値 ウエストホールディングス<1407>が急騰。同社は15日午前10時、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比33.4%増の293億3900万円、営業利益は同2.3倍の46億1400万円、最終利益が同3.0倍の23億1600万円となった。大幅な増収増益を果たしており、好感された。前期に本格的に着手した蓄電所事業が急成長し、売上高は84億9200万円、営業利益が30億200万円となった。減収・営業減益となった再生可能エネルギー事業を補う形で業績全体を押し上げた。 ■GO <581A> 2,950円 +500 円 (+20.4%) ストップ高 本日終値 GO<581A>は急反騰しストップ高。同社は6月16日に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄。14日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は485億円(前期比17.0%増)、営業利益予想は130億円(同84.6%増)、最終利益予想は112億円(同26.7%増)としており、好感した買いが集まった。タクシーを呼べるアプリ「GO」を手掛けるアプリ配車事業を中心に引き続き成長を見込む。さまざまな決済手段の提供や後部座席のタブレット端末で広告配信を行うタクシー関連サービスも増収となる一方、インキュベーション事業は子会社のカーブアウトの影響により減収となる見通し。26年5月期は売上高が414億4600万円(前の期比31.8%増)、営業利益が70億4100万円(同2.6倍)、最終利益が88億3800万円(同4.4倍)だった。ユーザーがアプリ「GO」を通じて配車注文したタクシーに乗車した回数を指す「実車数」や、1回の実車数当たりの平均売上高が大きく伸びた。加えて、繰延税金資産の計算前提の変更により、最終利益が大幅に押し上げられた。 ■前澤ホールディングス <575A> 1,789円 +260 円 (+17.0%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 前澤ホールディングス<575A>は急伸。14日取引終了後、前澤工業と前澤化成工業の経営統合に伴い、6月に共同持ち株会社へ移行してから初となる業績予想の開示を行った。27年3月期(10カ月変則決算)の売上高は550億円、営業利益は66億円の見通し。経営統合に伴う負ののれん発生益145億円を織り込み、純利益は192億円とした。配当予想は期末一括で63円とした。あわせて株主優待制度の導入を発表。毎年6月末・12月末を基準日として500株以上を保有する株主を対象に「新潟県産雪蔵コシヒカリ」を贈呈する。27年3月期は変則決算のため、今期に限り年1回(基準日は11月末)の実施とするという。 ■パワーエックス <485A> 2,150円 +290 円 (+15.6%) 本日終値 パワーエックス<485A>が続急伸。この日、GPU専用データセンター(DC)の運営などを行うハイレゾ(佐賀県玄海町)と、GPUデータセンター及びAIコンピューティング基盤を支えるエネルギーインフラに関して協業検討を開始する覚書を締結したと発表しており、これを好感した買いが入った。生成AIの普及に伴い、AI開発に欠かせないGPUデータセンターの整備が急速に進んでいることを受けて、GPUデータセンター併設蓄電システム(BESS)の活用やGPUデータセンター事業における連携について協業の検討を開始する。なお、同件が業績に与える影響は現時点で未確定としている。 ■テスホールディングス <5074> 882円 +110 円 (+14.3%) 本日終値 東証プライム 上昇率3位 テスホールディングス<5074>は後場に上げ幅を拡大。きょう午後1時ごろ、子会社が大塚ホールディングス<4578>及びKDDI<9433>グループのエナリスと協業し、今月から大塚HDグループの北海道エリアにある工場施設内で蓄電池システムの運用を始めると発表しており、好感した買いが集まった。テスHD子会社のテス・エンジニアリングは蓄電池システムの設計・調達・施工(EPC)に加え、工場施設内に隣接する太陽光発電システムとの連携制御を担当する。 ■レーザーテック <6920> 49,690円 +4,590 円 (+10.2%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位 レーザーテック<6920>が急騰。前日の米国株市場で半導体関連株への買いが顕著となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も2.5%高と切り返したことや、ADR上場のSKハイニックスが27%高と強烈な上昇をみせたことで、東京市場でも半導体製造装置関連の主力銘柄に買いが向かった。更に、日経平均と連動性が高い韓国KOSPIが8%近い急伸を演じるなど、半導体セクターへの追い風が加速した。そのなかでもレーザーテクの上げ足の強さが際立つ。これは、きょう日本時間午後(14時~15時)にオランダの半導体露光装置最大手ASML の決算発表が予定されており、レーザーテクはこのASMLのEUV露光装置用マスク検査装置で独占的なサプライヤーとなっていることから関連最右翼銘柄と位置付けられているため。ASMLはかなりの好決算が期待されているが、市場コンセンサスのハードルが高いだけに決算発表を受けて同社株が首尾よく上昇するかどうかは未知数の部分も多い。しかし、先行き良好な受注環境が確認できれば、レーザーテクにとっては素直に追い風材料として捉えられる可能性があり、この決算イベントを先取りする買いが活発化した。 ■ERIホールディングス <6083> 1,500円 +104 円 (+7.5%) 本日終値 ERIホールディングス<6083>は大幅続伸。14日の取引終了後、26年5月期の連結決算の発表にあわせて、27年5月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は270億円(前期比9.3%増)、営業利益予想は53億3000万円(同7.8%増)とした。年間配当予想は中間・期末各22円の合計44円。26年6月1日の1株につき3株の割合での株式分割後ベースで実質2円の増配を見込む。同時に中期経営計画における数値目標の修正を発表。最終年度の28年5月期の売上高目標を当初目標の280億円から300億円、営業利益目標を40億円から55億円に引き上げており、これらを好感した買いが集まった。今期について、住宅市場における新設着工の反転は見込みにくいものの、申請手続きの円滑化により業務処理量が増える見通し。中計目標は26年5月期に営業利益目標を前倒しで達成したことを踏まえ上方修正を行った。なお、26年5月期は売上高が247億400万円(前の期比25.0%増)、営業利益が49億4300万円(同2.4倍)だった。 ■E・Jホールディングス <2153> 1,793円 +100 円 (+5.9%) 本日終値 E・Jホールディングス<2153>が続伸。同社は14日取引終了後、27年5月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比13.5%増の53億円としていることや、年間配当計画を前期比13円増配(普通配72円、記念配10円)としていることが好感されたようだ。売上高は同5.2%増の490億円を予想。国の直轄・補助事業及び地方単独事業ともに前年度並みの規模が確保されているほか、国土強靱化実施中期計画の推進に伴う各種施策の展開も見込まれ、国内事業は底堅い経営環境が続くとみている。 ■キオクシア <285A> 73,100円 +4,000 円 (+5.8%) 本日終値 キオクシアホールディングス<285A>が続伸で7万円台を回復したほか、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連も頑強な動き。前日の米国株市場ではADR上場のSKハイニックス が27%高と急騰しており、半導体メモリー関連株への買い戻しを誘発した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.5%高に買われ、前の日の急落から立ち直っており、これが東京市場にも波及している。米国ではAI関連のインフラを担ういわゆるツルハシ銘柄とソリューションを手掛けるソフトウェア関連が交互に買われるロング・ショートの関係にあり、この日は4~6月期決算を発表したIBM がSKハイニックスとは対照的に25%安と急落したことで、ソフトウェア関連が売られ、半導体セクターに資金がシフトされる形となっている。 株探ニュース