株価指数先物【寄り前】 25日線、週足+1σを意識した押し目狙いのロング対応
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 68250 +450 (+0.66%) TOPIX先物 4077.0 +38.5 (+0.95%) シカゴ日経平均先物 68185 +385 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 14日の米国市場は、NYダウ、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。朝方に発表された6月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比3.5%上昇と、市場予想(3.8%上昇程度)を下回った。5月の2.9%から伸びが鈍化し、米連邦準備理会(FRB)が7月の会合で利上げを見送るとの観測が高まった。 主要企業の決算発表が本格化するなか、予想を上回る内容が好感されたゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェース が買われ、相場を下支えした。一方で、IBM が25%を超える急落となり、他のソフトウエア株の一角にも売りが波及したことがNYダウの上値を抑えた。 NYダウ構成銘柄では、ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースのほか、エヌビディア 、アルファベット 、ボーイング 、キャタピラー が買われた。半面、IBMのほかメルク 、セールスフォース 、ナイキ 、シスコシステムズ 、マイクロソフト が軟調。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比385高の6万8185円だった。14日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比160円安の6万7640円で始まった。6万7590円まで売られた後は、日中終値を挟んだ6万7600円~6万7900円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜け、6万8750円まで上げ幅を広げた。買い一巡後は徐々に上げ幅を縮め、終盤にかけては6万8050円~6万8300円辺りで推移し、日中比450円高の6万8250円でナイトセッションの取引を終えた。 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、日経225先物は買いが先行しそうだ。ゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースの予想を上回る決算が評価されることになりそうだ。また、米商務省のケスラー次官は14日、エヌビディア製の先端AI半導体「H200」について、中国向けの出荷が始まったことを明らかにしたと報じられた。指数インパクトの大きいアドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などの手掛かり材料になるとともに、先物市場でも先回り的なロングが入りやすいだろう。 日経225先物はナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σ(6万7380円)を上回って推移していたことで、中心値の25日移動平均線(6万9250円)とのレンジを継続している。半導体株が強い動きをみせてくるようだと、25日線水準を意識したロングが強まりそうだ。日中は韓国や台湾の株価指数のほか、両国の主要な半導体関連株の動向にも注意が必要だろう。 週足では13週線(6万5810円)近辺からの切り返しにより、+1σ(6万9590円)が射程に入ってきた。半導体株次第ではあるが、25日線や週足の+1σを意識した押し目狙いのロング対応に向かわせよう。そのため、オプション権利行使価格の6万7500円から6万9500円のレンジを想定する。 14日の米VIX指数は16.50(13日は17.16)に低下した。一時17.56まで切り上げたが、その後は25日線(17.28)に上値を抑えられる形で下げに転じている。25日線と75日線(18.10)が下向きで推移しており、両線が抵抗線として機能している状況ではリスク回避にはつながらないだろう。 14日のNT倍率は先物中心限月で16.78倍(13日は16.75倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になるなかで、一時16.54倍まで下げて-2σ(16.50倍)に接近。ただ、後場半ば辺りから半導体株が切り返す流れとなったことでリバランスが入ったようである。-1σ(16.86倍)とのレンジが意識されるなかで、ややNTロングを想定したスプレッド狙いの動きが入りそうだ。 株探ニュース