株価指数先物【引け後】 25日線水準では強弱感が対立

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先物

大阪9月限
日経225先物 68810 +890 (+1.31%)
TOPIX先物 4058.0 +32.0 (+0.79%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比890円高の6万8810円で取引を終了。寄り付きは6万9010円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万9010円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き時に6万9330円まで買われ、その直後に6万8620円まで上げ幅を縮める場面もみられた。ただ、ロング優勢のなかで前場中盤にかけて上へのバイアスが強まり、6万9510円まで上昇。前場終盤にかけては持ち高調整とみられるロング解消も入り上げ幅を縮めたが、6万9000円を挟んでの推移となった。

 ランチタイムで6万9340円まで戻す形になったが、後場は週末要因もあってか持ち高調整に伴うロングの解消が優勢となった。じりじりと上げ幅を縮めるなかで終盤にかけて短期的なショートが入り、6万8580円と朝方につけた安値を割り込む場面もあった。ただ、引け間際にカバーが入ったことで6万8800円台を回復して終えた。

 米国市場で半導体やAI(人工知能)関連株への物色が強まった流れを受けて、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]が日経平均株価を牽引。ファーストリテイリング<9983>[東証P]が買い先行で始まった後に下落に転じたことが重荷になったものの、半導体やAI関連株のプラスインパクトの方が大きかった。

 後場に入り韓国のSKハイニックスが軟化したことで、これに連動する形でキオクシアホールディングス<285A>が下げに転じたため、短期的なショートを誘う形になった面もあったのだろう。ただし、サムスン電子は強い値動きを継続し、韓国KOSPI指数が2%を超す上昇のなかでは、ショートを仕掛けにくくさせたようだ。

 日経225先物は前場半ばに6万9510円まで買われた後は上げ幅を縮め、後場は25日移動平均線(6万8890円)を挟んでの推移となった。同線を明確に上抜けて終えることができなかったため、心理的には抵抗線として意識されやすいとみられる。そのため、同線を中心としたボリンジャーバンドの-1σ(6万6930円)と+1σ(7万1210円)とのレンジのなかで、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。

 また、週足は+1σ(6万9630円)を上回って終えることができなかった。そのため、同バンドと中心値の13週線(6万5830円)とのゾーンになるため、6万9000円を超えてくると戻り待ち狙いのショートが入りやすいとみられる。

 NT倍率は先物中心限月で16.95倍(9日は16.87倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均株価を牽引しており、-1σ(16.84倍)を上回って推移していたが、25日線(17.21倍)を試す動きとはならなかった。週後半は半導体やAI関連株のリバウンドがみられたが、持続性を見極めたいところだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万3067枚、ソシエテジェネラル証券が9518枚、バークレイズ証券が7392枚、JPモルガン証券が2954枚、サスケハナ・ホンコンが2548枚、野村証券が1993枚、ゴールドマン証券が1420枚、モルガンMUFG証券が1386枚、SBI証券が1333枚、みずほ証券が1328枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万6161枚、バークレイズ証券が2万3476枚、ABNクリアリン証券が2万0250枚、モルガンMUFG証券が1万1190枚、JPモルガン証券が6396枚、野村証券が5519枚、ゴールドマン証券が3806枚、サスケハナ・ホンコンが3470枚、ビーオブエー証券が2843枚、シティグループ証券が1859枚だった。

株探ニュース

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