話題株ピックアップ【夕刊】(3):東和銀、ベルク、ファストリ
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■東和銀行 <8558> 1,272円 -54 円 (-4.1%) 本日終値 東証プライム 下落率5位 東和銀行<8558>は続落歩調。同社は7日、クレジットカード決済代行の全東信(大阪市中央区)に対する債権について取り立て不能または取り立て遅延の恐れが生じたと発表した。貸出金額は80億円で、このうち担保・引き当てなどで保全されていない58億8600万円を27年3月期に全額引当処理するという。 ■ベルク <9974> 6,430円 -260 円 (-3.9%) 本日終値 東証プライム 下落率6位 ベルク<9974>は後場急落。きょう午後2時ごろ、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が1077億5000万円(前年同期比3.9%増)、営業利益が33億200万円(同15.0%減)だったとしており、大幅な営業減益を嫌気した売りが出た。販売管理費は従業員の賃金上昇を実現しつつ経費コントロールを実施することで計画通りの数値で推移したものの、売上高が計画に届かず、販売管理費率が前年同期と比べ高くなった。 ■ファーストリテイリング <9983> 82,110円 -3,060 円 (-3.6%) 本日終値 ファーストリテイリング<9983>は朝高後値を消した。9日の取引終了後、26年8月期第3四半期累計(25年9月~26年5月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の3兆9000億円から3兆9700億円(前期比16.7%増)、営業利益予想は7000億円から7300億円(同29.4%増)、最終利益予想を4800億円から5000億円(同15.5%増)に引き上げた。寄り付きは買い優勢だったものの、買い一巡後は利益確定売りに押される展開となった。通期業績予想の修正は6月までの業績を反映するとともに、第4四半期(6~8月)の前提となる為替レートを足もとの実態にあわせる形で行った。業績については海外ユニクロ事業における韓国、東南アジア・インド・豪州地区、北米、欧州が第3四半期(3~5月)に上振れしたことを踏まえた。為替レートについて、6~8月期は1ドル=159円30銭、1ユーロ=185円70銭と予想する。なお、第3四半期累計の売上高は3兆651億8200万円(前年同期比17.1%増)、営業利益は6143億8900万円(同36.2%増)、最終利益は4260億7700万円(同25.6%増)だった。 ■トレファク <3093> 2,196円 -52 円 (-2.3%) 本日終値 トレジャー・ファクトリー<3093>は続落。9日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について、売上高を543億400万円から549億7500万円(前期比13.1%増)へ、営業利益を50億6500万円から53億3300万円(同11.6%増)へ、純利益を33億9500万円から35億5100万円(同12.0%増)へ上方修正し、あわせて中間配当予想を22円から24円(年46円)へ引き上げたが、サプライズ感に乏しいとの見方が強く、6日に年初来高値を更新するなど直近で急上昇していたこともあって利益確定売りが優勢となったようだ。既存店と前期の出店店舗が売上高の成長を牽引し第1四半期業績が想定を上回ったことに加えて、第2四半期以降は一部の需要が第1四半期に先行したと分析しているものの、引き続き力強い需要が見込まれることや、売上総利益率が上昇していること、更に販管費が計画どおり推移する見通しであることなどから、業績予想を上方修正した。なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高137億8200万円(前年同期比16.4%増)、営業利益18億5500万円(同24.0%増)、純利益12億2400万円(同22.6%増)だった。 ■INPEX <1605> 3,361円 -66 円 (-1.9%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は3日ぶりに下落。9日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月限が前日比1.44ドル安の1バレル=72.08ドルに値を下げた。米中央軍は8日にイランへの追加的な攻撃は完了したと発表した。また、米国でインフレが懸念されるなか米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げが実施されれば、経済成長が低下し原油需要が落ち込むことも意識された。WTI価格は日本時間午前10時時点では71.90ドル前後で推移している。 ■セブン&アイ <3382> 2,021.5円 -7.5 円 (-0.4%) 本日終値 セブン&アイ・ホールディングス<3382>が4日続落。9日の取引終了後に、27年2月期の連結業績予想について、売上高を9兆4480億円から10兆4300億円(前期比横ばい)へ、営業利益を4050億円から4250億円(同0.5%増)へ、純利益を2700億円から2780億円(同5.0%減)へ上方修正したが、サプライズ感がないとの見方から利益確定売りが優勢となった。海外コンビニエンスストア事業で、市況変動の影響によりガソリンの収益が想定を上回ったことに加えて、為替相場が想定より円安に推移し、第1四半期決算が想定を上回ったことが要因としている。また、1ドル=150円としていた期中平均の想定為替レートを中間期は1ドル=158円に、通期では1ドル=157円にそれぞれ見直したことも寄与する。なお、同時に発表した第1四半期(3~5月)決算は、売上高2兆3788億円(前年同期比14.3%減)、営業利益1050億3900万円(同61.4%増)、純利益606億円(同23.6%増)だった。また、自社株2億8429万7500株(消却前発行済み株数の10.92%)を7月15日付で消却すると発表した。消却後の発行済み株数は23億2025万8349株となる。 ■MORESCO <5018> 2,320円 +400 円 (+20.8%) ストップ高 本日終値 MORESCO<5018>はストップ高。9日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が93億600万円(前年同期比9.3%増)、営業利益が10億7100万円(同2.1倍)だったとしており、業況を評価した買いが集まった。主力の日本では原材料価格の上昇に伴い価格是正に取り組んだなか、顧客による在庫確保の影響でダイカスト用油剤をはじめとする多くの油種が増収。また、データセンター向けハードディスク表面潤滑材など高付加価値製品の売り上げも拡大し、大幅増益を達成した。なお、27年2月期通期業績予想は売上高370億円(前期比6.1%増)、営業利益24億円(同1.4%増)の従来見通しを据え置いた。営業利益の通期計画に対する進捗率は約45%に上った。 ■ミラティブ <472A> 562円 +80 円 (+16.6%) ストップ高 本日終値 ミラティブ<472A>がストップ高。著名個人投資家の片山晃氏が同社株を14.27%保有していることが9日の取引終了後に明らかになり、材料視されたようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、片山氏は7月2日に市場外で9.43%取得。その以前に市場内で取得を進めていた。保有目的は純投資で報告義務発生日は2日。ミラティブは同社株主のANRI3号投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合、グローバル・ブレイン6号投資事業有限責任組合及びKDDI新規事業育成3号投資事業有限責任組合から、2日に議決権ベースで9.43%の株式を片山氏が取得したと開示している。 ■アトラエ <6194> 805円 +90 円 (+12.6%) 本日終値 東証プライム 上昇率2位 アトラエ<6194>が後場急伸し年初来高値を更新した。正午ごろに、26年10月末時点の株主から株主優待制度を拡充すると発表したことが好感された。現行制度では、毎年10月末日時点で500株以上を1年以上継続して保有する株主を対象に、特設サイトで電子マネーや商品、サービスなどと交換できる株主優待ポイントを保有株数に応じて3000~3万ポイント提供していたが、変更後は保有株数に応じて1万~6万5000ポイント提供する。なお、変更初年度の26年10月末日時点の株主に対しては、継続保有期間の制限を設けずに保有株数に応じたポイント数を提供する。 ■川崎地質 <4673> 5,010円 +440 円 (+9.6%) 本日終値 川崎地質<4673>は続急伸。午前10時ごろに集計中の5月中間期連結業績について、営業利益が従来予想の8億円から11億2100万円(前の期比3.9倍)へ、純利益が5億5000万円から7億6000万円(同2.4倍)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。売上高は55億円から53億7200万円(同2.8%増)へ下振れたものの、24年11月期に受注した大型案件について、想定していた追加コストの発生リスク解消に伴う収益改善効果が従来予想を上回ったことが要因としている。 ●ストップ高銘柄 monoAI <5240> 180円 +50 円 (+38.5%) ストップ高 本日終値 ビープラッツ <4381> 312円 +80 円 (+34.5%) ストップ高 本日終値 Amazia <4424> 396円 +80 円 (+25.3%) ストップ高 本日終値 北川精機 <6327> 6,130円 +1,000 円 (+19.5%) ストップ高 本日終値 キャンバス <4575> 758円 +100 円 (+15.2%) ストップ高 本日終値 など、9銘柄 ●ストップ安銘柄 成友興業 <9170> 2,141円 -500 円 (-18.9%) ストップ安 本日終値 以上、1銘柄 株探ニュース