話題株ピックアップ【昼刊】:アイスペース、キオクシア、アドテスト
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■ispace <9348> 508円 +80 円 (+18.7%) ストップ高買い気配 11:30現在 ispace<9348>はストップ高の水準となる前営業日比80円高の508円でカイ気配となっている。8日の取引終了後、新たなサービスとして、スペースXが開発する「スターシップ」のペイロード(荷物)スペースを活用した月面輸送サービスの提供を決めたと発表しており、好感した買いが集まっている。アイスペースはスターシップのペイロードスペースのうち500キロを確保し、国際的に販売する。契約総額は5000万ドル(約81億円)だった。 ■キオクシア <285A> 77,940円 +6,070 円 (+8.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 キオクシアホールディングス<285A>が急反発している。前日の米株式市場でNYダウは一時800ドルを超す下げとなったが、ナスダック総合株価指数は小幅に上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超す上げとなった。キオクシアと同業のサンディスク は6%超高で取引を終えている。エヌビディア のAI半導体「H200」について中国が国内企業の限定的な購入を容認する方針だと伝わったほか、ブロードコム の半導体についてアップル が300億ドルを超える規模の調達契約を締結したことが明らかとなり、半導体関連株への選好姿勢が強まった。9日の韓国総合株価指数(KOSPI)が上昇していることも相まって、キオクシア株に対して半導体関連株のモメンタムに追従する資金が流入。米投資ファンドのベインキャピタルが全保有株を売却したとの報道を受けながらも、株価水準の切り上げにつながったようだ。 ■アドバンテスト <6857> 29,585円 +2,040 円 (+7.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位 アドバンテスト<6857>が切り返し急。米エヌビディア のAI半導体「H200」を巡り、中国が国内企業による限定的な購入を容認する方針だと一部で報じられた。これを受けて8日の米株式市場でエヌビディア株は3%を超す上昇となり、200ドル台を回復している。エヌビディア関連と位置付けられるアドテストにおいても、報道は株価の刺激材料となったようだ。ディスコ<6146>も3日ぶりに急反発している。 ■イチネンHD <9619> 2,315円 +109 円 (+4.9%) 11:30現在 イチネンホールディングス<9619>が大幅反発している。8日の取引終了後に、27年3月期の配当予想を中間・期末各40円の年80円から中間・期末各45円の年90年に増額修正したことが好感されている。前期実績(80円)に対しては10円の増配となる。 ■ツルハホールディングス <3391> 2,370.5円 +76 円 (+3.3%) 11:30現在 ツルハホールディングス<3391>は反発している。8日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が6368億8600万円(前年同期比2.3倍)、営業利益が242億2900万円(同94.3%増)だった。同社は2025年12月にウエルシアホールディングスと経営統合を実施。今後のマーチャンダイジング統一を見据えた商品部門の組織融合や新たなプライベートブランド(PB)「からだとくらしに、+1」の開発、既存PBの相互導入など、統合シナジー創出に向けた各種施策を進めている。3~5月はツルハグループ、ウエルシアグループともに大幅な営業増益で着地しており、材料視した買いが集まっている。 ■4℃ホールデ <8008> 2,057円 +57 円 (+2.9%) 11:30現在 ヨンドシーホールディングス<8008>が4日続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で、「2027年2月期の連結営業利益が40億円程度となる見通しであることがわかった」と報じられており、会社予想の36億円(前期比28.4%増)を上回るとの観測が好材料視されているようだ。記事によると、高級時計の中古販売が伸びるほか、主力の宝飾品ブランドも堅調で収益を押し上げるという。同社では7月10日に第1四半期決算の発表を予定しており、決算に対する関心が高まっている。 ■吉野家ホールディングス <9861> 3,411円 +82 円 (+2.5%) 11:30現在 吉野家ホールディングス<9861>が6連騰し年初来高値を更新している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高587億7100万円(前年同期比12.5%増)、営業利益25億4400万円(同2.4倍)、純利益18億1400万円(同2.4倍)と大幅増益となったことが好感されている。牛丼の新セットとして販売した「牛丼・油そばセット」は販売開始から約1カ月で150万食を突破するなど、原点である牛丼にフォーカスしその価値を更に高めるメニューの導入に取り組んだことが奏功。新規顧客の獲得と既存顧客のリピート率が向上し吉野家事業が大幅な増収増益となった。また、はなまる事業や海外事業も伸長した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高2420億円(前期比7.2%増)、営業利益85億円(同5.1%増)、純利益49億円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。 ■Jフロント <3086> 3,222円 +30 円 (+0.9%) 11:30現在 J.フロント リテイリング<3086>が続伸している。8日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに本拠を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズによる株式保有割合が7.55%から9.23%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資、及び状況に応じて発行会社の中長期的な企業価値の向上を目的に、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他の関係者に対する助言・提案などを行うこと」としており、報告義務発生日は1日となっている。 ■マミーマート <9823> 1,063円 +9 円 (+0.9%) 11:30現在 マミーマートホールディングス<9823>は底堅い。8日取引終了後、6月の月次業績推移を発表。既存店売上高は前年同月比2.2%増と、プラス基調を継続した。客数、客単価ともに伸びた。全店ベースでは同15.7%増となった。 ■ミニストップ <9946> 1,851円 +13 円 (+0.7%) 11:30現在 ミニストップ<9946>は小動き。8日取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表。売上高は249億1300万円(前年同期比5.0%増)、営業損益は20億1500万円の赤字(前年同期は損益トントン)だった。国内店舗とマーチャンダイジングを中心とした収益構造改革が奏功した。一方、損益面では販売最盛期に向けた広告宣伝費が重荷となった。通期の増収・黒字見通しは据え置いており、今回の決算をネガティブ視する見方は限られているようだ。 ■エービーシー・マート <2670> 2,608.5円 -316 円 (-10.8%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ エービーシー・マート<2670>が大幅続落している。8日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高1054億8300万円(前年同期比8.0%増)、営業利益203億1600万円(同8.3%増)、純利益142億9600万円(同10.4%増)となったが、市場予想の範囲内であり材料出尽くし感が強まっているようだ。物価高の影響で1人当たりの買い上げ点数に減少が見られる一方で、ナショナルブランドの高単価なスニーカーや本革ブーツ、スポーツアパレルなどの販売が好調に推移した。また、円安の影響もあってインバウンドによる消費が増加したほか、低迷していた海外事業が復調してきたことも寄与した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高4008億円(前期比5.9%増)、営業利益656億円(同3.7%増)、純利益464億円(同0.1%増)の従来見通しを据え置いている。 ■三菱マテリアル <5711> 3,979円 -275 円 (-6.5%) 11:30現在 東証プライム 下落率3位 三菱マテリアル<5711>が大幅安で3日続落している。同社は8日の取引終了後、ユーロ円建ての新株予約権付社債(転換社債=CB)を発行すると発表した。株式の転換による潜在的な1株利益の希薄化リスクを意識した売りがかさんだようだ。調達額は約700億円。資源循環ビジネスへの転換を進めるなかで、成長投資に充当する。3月末時点の自己株式を除く発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は10.30%になる見通し。 ■セリア <2782> 3,615円 -120 円 (-3.2%) 11:30現在 セリア<2782>は反落。SMBC日興証券が8日付で投資評価を「1(アウトパフォーム)」から「2(中立)」へ、目標株価を4600円から4000円へ引き下げた。これが売り材料視されている。証券会社によると、原油高影響が今後の粗利率押し下げ要因と指摘し、円安進展もやや注意したいとした。ただし、原油高影響は計画に想定されており、株価にも織り込み済みだろうともした。在庫増効果は一巡に向かうだろうが、残存者利益での売り上げ伸長に注目という。 ■ビープラッツ <4381> 232円 +50 円 (+27.5%) ストップ高買い気配 11:30現在 ビープラッツ<4381>がストップ高の水準となる232円でカイ気配となっている。同社は8日の取引終了後、「AI導入支援コンソーシアム」を発足すると発表。これを材料視した買いが入った。賛同企業として日本マイクロソフトが参加する。AIエージェントの導入支援に関連する技術特化型のIT企業に対し、コンソーシアムへの会員募集を始める。コンソーシアムの会員に参加すると、同日に公開したマーケットプレイスにおいて、商材・サービスが紹介できるようになるという。 ■小田原機器 <7314> 1,500円 +300 円 (+25.0%) ストップ高買い気配 11:30現在 小田原機器<7314>がストップ高の水準となる1500円でカイ気配となっている。9日付の日本経済新聞朝刊が、「ジェーシービー(JCB)とりそなホールディングス(HD)はバスの『手ぶら決済』の仕組みを作る」と報じた。JCBとりそなホールディングス<8308>は「大手運賃機器メーカーの小田原機器と組む」と伝えており、収益拡大を期待した買いを誘う格好となったようだ。記事によると、今秋にも大手私鉄バス会社の路線で実験を始め、2028年度以降の実用化を目指すという。 ■ストレージ王 <2997> 1,099円 +150 円 (+15.8%) ストップ高買い気配 11:30現在 ストレージ王<2997>がカイ気配スタート。エリアリンク<8914>が8日の取引終了後に、完全子会社化を目的にストレジ王に対してTOBを実施すると発表しており、TOB価格1340円にサヤ寄せする格好となっている。エリアリンクでは29年に総室数20万室の運営を目指し新規出店の加速やパートナー制度の拡充、M&Aに注力しており、今回の買収もその一環。完全子会社化によりビッグデータ・集客力・運営ノウハウを活用して効率経営を一層強化するとしている。買い付け予定株数は193万7500株(下限129万1700株、上限設定なし)で、買付期間は7月9日から8月21日までを予定。TOB成立後、ストレジ王は所定の手続きを経て上場廃止となる見込みで、これを受けて東京証券取引所は8日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定している。なお、ストレジ王はTOBに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して応募を推奨している。 ●ストップ高銘柄 LiNKX <584A> 4,090円 +700 円 (+20.7%) ストップ高 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース