米外為市場サマリー:有事のドル買いで一時162円70銭台に上伸
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8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=162円59銭前後と前日と比べて50銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=185円63銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安だった。 トランプ米大統領は8日、イランとの戦闘終結に向けた停戦の覚書は「終わったと思う」と発言。中東情勢の緊張再燃を背景に「有事のドル買い」が先行した。原油供給の正常化が遅れるとの見方から米原油先物相場が騰勢を強めるなか、米インフレ懸念から米長期金利が上昇したこともドル買いを後押しし、ドル円相場は一時162円71銭まで上伸した。その後は上げ一服となったが、この日に公表された6月16~17日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で高インフレへの懸念が強まっていることが明らかになったことがドルの支えとなり堅調に推移した。一方、ユーロは地政学リスクが意識される形で売られる場面があったものの、トランプ氏が「イランとの本格的な紛争が再開するとは考えていない」と述べたことが伝わると買い戻しが入った。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1417ドル前後と前日と比べて0.0005ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS