話題株ピックアップ【夕刊】(1):サッポロ、ブックオフG、ミズノ(訂正)

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材料

■サッポロビール <2501>  2,045.5円   +150 円 (+7.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 サッポロビール<2501>は底堅い。6日の取引終了後、デンマークのビール世界大手カールスバーグと、東南アジアや香港における戦略的な資本・業務提携を構築すると発表した。マレーシアや香港、シンガポールにおけるこれまでの協業の成果を踏まえ、提携の対象範囲をラオスやベトナム、カンボジアに拡大。対象市場における「サッポロ・プレミアム・ビール(SPB)」の販売数量を2035年までに25年と比較して約10倍へ拡大することを目指すとしており、材料視した買いが下値に入ったようだ。カールスバーグが設立する中間持ち株会社に対し、サッポロが出資し25%の持ち分を取得する。サッポロの投資額は6億4300万ドル(約1029億円)を予定。関係当局の許認可・承認やクロージング条件の充足を経て、合弁会社を12月に設立する計画。サッポロは対象地域で高いシェアを誇るカールスバーグの強固な販売ネットワークを活用し、海外での酒類事業の拡大につなげる。

■ブックオフG <9278>  2,166円   +149 円 (+7.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 ブックオフグループホールディングス<9278>は4日続伸。6日取引終了後、6月の月次動向を発表。国内ブックオフ事業の既存店売上高は前年同月比4.5%増と、プラス基調を継続した。トレーディングカードやホビー、ソフトメディア、書籍、家電、携帯電話などの売上高が前年を上回った。全店ベースでも同5.5%増と堅調だった。これが買いの手掛かりとなった。

■ミズノ <8022>  3,540円   +155 円 (+4.6%)  本日終値
 ミズノ<8022>は大幅高。SBI証券が6日付で投資判断「買い」、目標株価4110円で新規にカバレッジを開始しており、これが材料視されたようだ。証券会社によると、扱う競技カテゴリーが広範であることから特定競技の人気変動に対するリスク耐性が高いと評価。収益構造の重層化に期待とし、カタリストとして売上総利益率の改善が着実に進むこと、グローバルでの売り上げ拡大とブランドプレゼンス向上を挙げ、ダウンサイドリスクとして為替や関税の影響、原材料・輸送コストの高騰とサプライチェーンリスク、グローバルのDTC(直販)構築の遅延などを挙げた。

■RSテクノ <3445>  8,320円   +360 円 (+4.5%)  本日終値
 RS Technologies<3445>が反発。この日の寄り前に、中国子会社を通じて、同国で半導体材料関連事業を行う安徽晶隆半導体科技の株式の60%を取得し子会社化したと発表しており、好材料視された。安徽晶隆は、エピタキシャルウエハーと呼ばれる半導体材料の開発・製造・販売などを手掛けており、今回の子会社化により高付加価値ウエハーの強化により競争優位性の向上を図るのが狙い。取得価額は106億9100万円。なお、26年12月期業績への影響は精査中としている。

■シンプレクス <4373>  1,066円   +46 円 (+4.5%)  本日終値
 シンプレクス・ホールディングス<4373>は大幅高で5連騰。6日の取引終了後、ライフネット生命保険<7157>の団体信用生命保険事業の拡大に伴う、団信システムの大規模拡張を実施したと発表しており、株価の刺激材料となった。シンプレクスはトータル保険業務ソリューション「Simplex xInsurance」(シンプレクス・クロスインシュランス)をライフネット向けにカスタマイズして提供している。今回の開発プロセスにおいては生成AIを積極的に活用することで、効率的に開発を進めることができたという。

■サンエー <2659>  3,380円   +140 円 (+4.3%)  本日終値
 サンエー<2659>が高い。午後3時ごろに発表した第1四半期(3~5月)連結決算が、売上高637億6900万円(前年同期比8.0%増)、営業利益46億4400万円(同13.2%増)、純利益30億5700万円(同4.6%増)と2ケタ営業増益で着地したことが好感された。前年と比較して気温が高く推移したことにより、季節商材を中心に既存店売り上げが堅調に推移したほか、5月には台風6号の接近により食料品を中心に売り上げが伸長。また、国内外からの観光客の増加に伴い、観光土産商材や免税売り上げも伸長した。なお、27年2月期通期業績予想は、売上高2572億7000万円(前期比4.8%増)、営業利益175億2700万円(同2.7%増)、純利益110億2500万円(同3.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■JR東海 <9022>  3,700円   +141 円 (+4.0%)  本日終値
 JR東海<9022>が大幅高。この日午前の静岡県議会で、鈴木康友知事がリニア中央新幹線の静岡工区の着工容認を表明したことで、着工進捗への期待から買われたようだ。18日にも同工区の本体工事に必要な「自然環境保全協定」を締結するとしている。リニア中央新幹線を巡っては、品川~名古屋間のうち、静岡工区のみ未着工区間だったことから、年内に本体工事に着手できれば、最短で36年の開業が視野に入るとみられている。

■トライアル <141A>  3,140円   +105 円 (+3.5%)  本日終値
 トライアルホールディングス<141A>が大幅反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「店舗から商品を配送するネットスーパーを始める」と報じられたことが好材料視された。10時ごろには会社側も「EC事業の全国拡大に向けた取り組みを加速させる」と発表しており、「TRIALネットスーパー」の福岡県内でのサービスを本格展開する予定で、今年2月の札幌市内での「TRIALネットスーパー」立ち上げに続き、トライアル店舗数が全国で最も多い福岡県での展開により、今後、全国へのサービス拡大に向けた足掛かりとするもようだ。

■リクルート <6098>  12,300円   +405 円 (+3.4%)  本日終値
 リクルートホールディングス<6098>は大幅高で上場来高値を更新した。総合人材サービス最大手として業績拡大路線をまい進中、27年3月期は営業利益段階で前期比25%増の7870億円予想と大幅ピーク利益更新を見込んでいる。市場関係者の間でも「人材関連はAI時代に大きくビジネスモデルが変わることが予想される。そのなか同社はAIが企業ニーズにマッチした人材を高精度で選出するプランなどで既に実績を重ねており、今後もAIとの融合をテーマに材料性が豊富」(中堅証券ストラテジスト)と評価する声が聞かれる。実需ベースで一部機関投資家が保有株比率を高める動きなどもそれを裏付けている。

■あさくま <7678>  6,680円   +210 円 (+3.3%)  本日終値
 あさくま<7678>が3日ぶりに反発。6日の取引終了後に発表した6月度売上高で、直営既存店売上高が前年同月比9.8%増となり増収基調が継続していることが好感された。なお、全店売上高が同23.6%増だった。

株探ニュース

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