株価指数先物【寄り前】 キオクシアにらみのスキャルピング中心のトレード

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先物

大阪9月限ナイトセッション
日経225先物 69680 -360 (-0.51%)
TOPIX先物 4072.0 -2.5 (-0.06%)
シカゴ日経平均先物 -
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 3日の米国市場は、独立記念日の振替休日で休場だった。欧州市場は堅調でドイツDAX指数が4日続伸し、史上最高値を更新。欧州を代表するユーロ・ストックス50指数も最高値を更新した。

 3日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比220円安の6万9820円で始まった。6万9550円まで売られた後は中盤にかけて6万9970円まで下落幅を縮める動きもみられたが、海外勢のフローが限られるなか、概ね6万9650円~6万9900円辺りのレンジ推移を継続。日中比360円安の6万9680円でナイトセッションの取引を終えている。海外勢のフローが限られていたことで、日中の切り返しに伴う反動安といったところだろう。 

 日経225先物は3日に25日移動平均線(6万8800円)を割り込んだものの、その後の切り返しにより同線を上抜けると、ボリンジャーバンドの+1σ(7万1190円)とのレンジに戻した。ナイトセッションでは薄商いながら、このレンジ内での推移だった。海外勢のフローが限られ、スキャルピング中心のトレードによって振れの大きい相場展開になりそうだが、+1σ水準を意識した押し目待ち狙いのロング対応に向かわせそうだ。

 前週末は5月下旬以来の水準まで売られたキオクシアホールディングス<285A>[東証P]が急速に切り返したことが他の半導体株への買い戻しを誘い、先物市場でのロングに向かわせていた。本日も同社の値動きに振らされやすいほか、日中は韓国のSKハイニックスやサムスン電子の動向にも注意が必要だろう。

 また、前週は物色の圏外に置かれていた景気敏感株などの見直しに伴うTOPIX型へのローテーションの流れが強まっていた。この動きが継続するかを確認するうえでも、キオクシアホールディングスなどの動向に、先物市場は影響されやすくなりそうだ。

 まずは、25日線と+1σとのレンジであるオプション権利行使価格の6万8800円から7万1190円のレンジを想定。レンジ下限を割り込んでくる局面では-1σ(6万6410円)を意識した戻り待ち狙いのショートが入りやすく、一方で+1σを捉える局面では+2σ(7万3580円)とのレンジに移行する形でロング優勢になろう。

 3日の米VIX指数は15.81(2日は16.15)に低下した。1カ月ぶりに16.00を割り込んでおり、リスク選好に向かわせやすい。

 3日のNT倍率は先物中心限月で17.18倍(2日は17.11倍)に上昇した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の値動きに振らされるなかで、TOPIX型へのローテーションの動きが強まり、一時16.87倍まで下げる場面もみられた。ただ、その後は半導体株の切り返しにより、中心値となる25日線(17.24倍)に接近する形で終えていた。25日線突破でNTロングに振れやすくなる一方で、上値の重荷になるようだとNTショートに振れやすい水準であり、同線を巡る攻防を見極めたいところである。

株探ニュース

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