石井表記が動兆しきり、プリント基板製造装置でポスト北川精機のシナリオも◇

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 石井表記<6336.T>が動兆しきり。6月中旬に2288円の高値を上ヒゲで形成した後は高値圏で貸株市場経由の空売りが浴びせられ調整を余儀なくされていた。しかし、ここにきて25日移動平均線との上方カイ離を縮小し、同移動平均線に接触することなくリバウンド局面に移行している。

 AIデータセンターの建設が加速するなか、GPUなどAI半導体搭載のサーバー向けに高多層・高性能のプリント基板材料である銅張積層板(CCL)の需要が急拡大。この特需を獲得しているのがCCL成形用真空大型プレス機を製造する北川精機<6327.T>で既に株価は大化けを果たした。同社株は足もとで利益確定売りが観測されるが、年初から今日の高値まで半年間でほぼテンバガー化している。一方、同じくプリント基板製造装置メーカーである石井表記は、北川精機とは異なり熱成形プレスの後にくる工程を主戦場としており、研磨とコーティング技術で抜群の優位性を発揮する。収益モデルを考えると、生成AI拡大の恩恵を享受した北川精機が手掛けるプレス機の爆発的な需要は、時系列的に石井表記の研磨・コーティング装置にバトンを渡す形となる。市場では「石井表記もまた業績面で成長トレンド加速のシナリオが描かれる可能性が出てくる」(中堅証券ストラテジスト)という声も聞かれる。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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