前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■象印 <7965> 1,334円 (-100円、-7.0%) 東証プライムの下落率3位。象印マホービン <7965> [東証P]が5日ぶり急反落。同社は29日の取引終了後、26年11月期第2四半期累計(25年11月21日-26年5月20日)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.2%増の512億1000万円、営業利益は同7.0%増の52億1200万円、最終利益は同3.9%増の35億3400万円となった。中間期は増益で着地した一方、直近3ヵ月間の営業利益は前年同期比で4割減となっており、嫌気されたようだ。中間期では圧力IH炊飯ジャーや加湿器の国内販売が好調だった。半面、海外では北米や中国で炊飯ジャーが減少した。 ■ミズノ <8022> 3,350円 (-105円、-3.0%) ミズノ <8022> [東証P]、アシックス <7936> [東証P]が軟調。サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会で現地時間29日(日本時間30日)、日本代表は強豪国ブラジルと決勝トーナメント1回戦を戦い、1対2で敗れた。株式市場では日本代表がトーナメント戦を勝ち進み、大会への注目度が上昇することでスポーツ用品の需要が喚起されるなど経済波及効果を見込む見方もあった。しかし、この期待が外れる格好となり、30日は全体上げ相場のなか一連のスポーツ関連株には下げが目立った。スポーツ観戦が楽しめる英国風パブを運営するハブ <3030> [東証S]も値下がりした。 ■アスクル <2678> 1,191円 (-26円、-2.1%) アスクル <2678> [東証P]が反落。29日の取引終了後に発表した6月度(5月21日-6月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比13.8%減となり、9ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気された。主力のASKUL事業は平日が1日少なく、土曜日が1日多かった影響もあって同14.7%減となった。一方のLOHACO事業は同4.6%減となり2ヵ月連続前年を下回った。 ■トヨタ <7203> 2,725円 (-47円、-1.7%) トヨタ自動車 <7203> [東証P]が4日ぶり反落。外国為替市場でドル円相場が30日、1ドル=162円台に乗せ、1986年12月以来、およそ39年半ぶりの円安圏に突入した。もっとも円安進行を受けて自動車株に買い向かう姿勢は限られており、トヨタ株は断続的な売り物に押される展開となった。29日発表の同社の5月グローバル販売台数(レクサス含む)は前年同月比7.2%減の83万4279台となり、4ヵ月連続で前年割れとなったことも、株価の重荷となっているもようだ。5月のグローバル生産台数(同)は同5.5%減の76万5470台と、3ヵ月ぶりに前年同月割れとなった。 ■Jパワー <9513> 3,662円 (-60円、-1.6%) Jパワー <9513> [東証P]が反落。大和証券は29日、同社株の投資判断を5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」から真ん中の「3(中立)」に引き下げた。目標株価は3790円で据え置いた。5月の決算発表を経て業績予想を見直した。27年3月期の連結経常利益は前期比21%減の1250億円の予想。前年度計上した北米ガス火力売却益の剥落などが響く。同証券では28年3月期の同利益は4%減の1200億円を見込んでいる。同社の株価は3月頃から上昇基調となり、電力セクターのなかでもアウトパフォームしてきたが、その結果、27年3月期の配当予想105円(前期100円)に対する利回りは2.9%まで低下したことで、割安感は見出しがたいと指摘している。 ※30日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース