前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―

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材料

■UNEXT <9418>  1,675円 (+95円、+6.0%)

 U-NEXT HOLDINGS <9418> [東証P]が3日続急伸。前週末26日の取引終了後、TBSホールディングス <9401> [東証P]と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まった。資本及び業務の提携関係を更に強化し、グローバル競争力を有するオリジナルコンテンツの創出力及び流通力を向上させるとともに、コンテンツ領域に留まらない協業体制を構築する。資本・業務提携に当たり、UNEXT社長の宇野康秀氏が7月3日付で所有する1162万7900株をTBSHDに1株1720円で売却。今回の株式取得を経て、TBSHDの持ち株比率は8.03%になる。

■JMDC <4483>  2,896円 (+125円、+4.5%)

 JMDC <4483> [東証P]が大幅高で3日続伸。同社は29日、Zene(東京都千代田区)及びマルホ(大阪市北区)と新たな医薬品の開発に向けて、皮膚生理の根本的な特性に関わる遺伝的要因を探索することを目的としたプロジェクトを開始したと発表。これが材料視されたようだ。このプロジェクトは、マルホが長年培ってきた皮膚科学領域における深い専門知見と、JMDC及びZeneが保有する「遺伝子検査データ×レセプトデータ」が統合されたデータベース、及び高度なデータ解析技術を融合するもの。これにより、従来では解析することが困難だった「日本における、肌質への遺伝的な影響」に迫り、新たな研究成果の実現を目指すとしている。

■DCM <3050>  1,575円 (+67円、+4.4%)

 DCMホールディングス <3050> [東証P]が大幅高で3日続伸。前週末26日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表した。売上高が1519億4300万円(前年同期比9.8%増)、営業利益が113億7300万円(同17.4%増)となっており、好感した買いが優勢になった。中東情勢の影響により塗料関連用品やトイレットペーパーなどの紙関連商品、ラップ、ゴミ袋などでまとめ買いの特需が発生したほか、気温が高く推移したことで夏物作業衣料やエアコン、扇風機などが好調だった。

■大崎電 <6644>  1,504円 (+49円、+3.4%)

 大崎電気工業 <6644> [東証P]が5日ぶり大幅反発。前週末26日の取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。9月末を基準日として100株以上1000株未満を保有する株主にデジタルギフト1000円相当、1000株以上を保有する株主にデジタルギフト5000円相当を贈呈するとしており、株価の支援材料となった。同社株式に投資する魅力を向上させるとともに、中長期的な保有を促す。

■Syns <290A>  1,185円 (+37円、+3.2%)

 Synspective <290A> [東証G]が5日ぶり大幅反発。29日、自社10機目の小型SAR(合成開口レーダー)衛星「StriX」シリーズの軌道投入とアンテナ展開に成功したと発表しており、好材料視された。同衛星は、日本時間6月27日2時43分に、ニュージーランドのマヒア半島にあるロケット・ラボ  の発射場から「Electron」ロケットにより打ち上げられ、アンテナ展開に成功、試験のための通信が正常に機能し、制御可能であることを確認した。今後は数ヵ月をかけて、観測やデータ取得をはじめとする機能検証を実施する予定という。なお、同件による業績への影響は26年12月期業績予想に織り込み済みとしている。

■第一三共 <4568>  2,614円 (+78.5円、+3.1%)

 第一三共 <4568> [東証P]が大幅反発。29日、同社の薬剤「ダトポタマブ デルクステカン」について、欧州医薬品庁の医薬品委員会(CHMP)がPD-1/PD-L1阻害剤による治療の対象とならない切除不能又は転移性のトリプルネガティブ乳がん患者への一次治療を対象として承認を推奨する肯定的見解を示したと発表した。CHMPによる肯定的見解は欧州連合(EU)における医薬品の製造・販売を承認する欧州委員会への最終的な承認勧告とみなされるとしており、株価の支援材料となった。承認の可否は数ヵ月以内に決定される見通し。同剤は今年5月に米国で承認を取得したほか、日本や中国などで承認申請中となっている。

■西松屋チェ <7545>  1,936円 (+45円、+2.4%)

 西松屋チェーン <7545> [東証P]が3日続伸。同社は26日取引終了後、27年2月期第1四半期(2月21日-5月20日)の連結決算を発表。26年2月期第2四半期から連結決算に移行したため前年同期との単純比較はできないが、営業利益は53億2100万円と上半期計画の74億6000万円に対する進捗率が71.3%に達していることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は545億5400万円で着地。気温の上昇により春物衣料や夏物衣料の売り上げが伸びたほか、粉ミルクなどの食料品、紙おむつ、入浴剤などの衛生用品、玩具、チャイルドシート、レイン用品、服飾雑貨なども好調だった。なお、上半期及び通期の業績予想については従来見通しを据え置いている。

■三菱重 <7011>  3,651円 (+84円、+2.4%)

 三菱重工業 <7011> [東証P]が3日ぶり反発。日本経済新聞電子版が28日、「三菱重工業は大型ガスタービンの生産能力を2030年度に24年度比で2倍に引き上げる」と報じた。データセンターの導入拡大で電力需給のひっ迫が予想されるなかにあって、ガス火力発電向け部品の供給拡大に伴う収益貢献期待が広がる形となり、株価の支援材料となったようだ。記事によると、日米の生産拠点に1000億円超を投じ、タービン本体に加え保守部品の供給力も高めるという。

■カルビー <2229>  2,961.5円 (+64円、+2.2%)

 カルビー <2229> [東証P]が5日続伸。同社は26日、一部商品の価格を10月1日納品分から順次値上げすると発表。これによる採算改善などが期待されたようだ。対象商品は、ポテトチップス8品、かっぱえびせん10品、サッポロポテト4品などで、店頭での想定改定率は3~15%程度。原材料やエネルギー価格の上昇などが理由だとしている。

■ダイキン <6367>  24,460円 (+410円、+1.7%)

 ダイキン工業 <6367> [東証P]が3日続伸。前週末26日の取引終了後に、インド・ハリヤナ州に、研究開発機能を担う子会社を7月に設立すると発表したことが好感された。近年、グローバルサウスでは経済成長や都市化が進み、データセンターや工場、商業施設などの建設が増え、大型施設向け空調機器の需要が拡大しており、こうした需要の拡大に対応するため、現地のニーズや規制を踏まえた商品開発力の強化を図るのが狙い。また、28年6月の竣工を目指してR&Dセンターを建設し、ここを中核拠点としてグローバルサウスのニーズに応える製品やソリューションの創出を進める。なお、27年3月期業績への影響は軽微としている。

■関西ペ <4613>  2,670.5円 (+40円、+1.5%)

 関西ペイント <4613> [東証P]が反発。前週末26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.81%)、または100億円としており、取得期間は8月3日から来年8月2日まで。資本効率の向上と株主還元の拡充を図るためとしており、取得した自社株は消却を予定している。

■トランスコス <9715>  3,645円 (+45円、+1.3%)

 トランス・コスモス <9715> [東証P]が反発。29日、「金融サービス仲介業」の登録を完了したと発表しており、好材料視された。同社では今回の登録完了により、預金・貸付・証券領域における有資格業務の支援を開始。金融機関の顧客基盤拡大に貢献するとともに、デジタル接点の設計からバックオフィス業務までを一体的に支援するとしている。

■フォスター <6794>  2,951円 (+30円、+1.0%)

 フォスター電機 <6794> [東証P]が反発。英投資ファンドのアセット・バリュー・インベスターズが26日付で関東財務局に提出した変更報告書で、フォスター株の保有割合が6.02%から7.16%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は6月19日。これが手掛かりとなったようだ。

※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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