話題株ピックアップ【昼刊】:日シス技術、Appier、エムアップ

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■日本システム技術 <4323>  1,716円   +228 円 (+15.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位
 日本システム技術<4323>が急騰し7日ぶりに反発している。前週末26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を200万株(自己株式を除く発行済み株数の8.06%)、または25億円としており、取得期間は7月1日から来年6月25日まで。中期経営計画で掲げた総還元性向50%以上の達成に向けた施策の一環として実施するとしている。

■Appier <4180>  794円   +74 円 (+10.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 Appier Group<4180>が10%を超える急騰をみせたほか、Sansan<4443>にも投資資金が集中し13%あまりの異彩高となった。AIデータセンター周辺の半導体や光関連銘柄など、これまで全体指数押し上げの原動力となってきたいわゆるAI関連の“ツルハシ銘柄”に利食い急ぎの動きが顕在化し、大幅な調整を余儀なくされる銘柄が相次いでいる。一方で、米アンソロピックの台頭で淘汰の波に晒されるとの思惑から売り込まれてきたソフトウェア関連の銘柄群には、逆に株価への浮揚力が働いている。市場では「AI関連の中でもロング・ショートの巻き戻しの動きが観測されている」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。両銘柄に関しては、外資系証券などの手口による貸株市場を経由した空売りが積み上がっており、その買い戻しが加速しているもようだ。

■エムアップ <3661>  705円   +60 円 (+9.3%)  11:30現在  東証プライム 上昇率8位
 エムアップホールディングス<3661>は高い。前週末26日取引終了後、これまで非開示としていた27年3月期連結業績予想について売上高を360億円(前期比13.5%増)、営業利益を58億円(同15.9%増)と発表した。コア事業への注力による収益モデルの明確化とグローバル展開を含む各施策の業績への影響度について、現時点で一定の合理的な算出が可能となったため。前期に続き売上高、営業利益とも過去最高を更新する見通しを示しており、これを好感した買いが入っている。

■デジタルグリッド <350A>  793円   +63 円 (+8.6%)  11:30現在
 デジタルグリッド<350A>が大幅反発している。東京証券取引所が前週末26日の取引終了後に、同社株を29日付で貸借銘柄に選定すると発表しており、株式流動性の向上による売買活性化への期待から買われているようだ。また、日本証券金融も29日約定分から同社株を貸借取引対象銘柄に追加している。

■東洋エンジニアリング <6330>  2,083円   +147 円 (+7.6%)  11:30現在
 東洋エンジニアリング<6330>は日経平均株価が急落するなかマドを開け逆行高、急反発で2000円台を回復し底値離脱の気配を見せている。高市早苗首相は中国によるレアアース輸出規制の動きを背景に、国産レアアース確保に国策として力を入れる構えを明確に打ち出している。また、今月15~17日にフランス東部エビアンで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、高市首相はレアアースを含む重要鉱物の「共同備蓄連携構想」を提案し、今後フランスなどとも連携を強めていく方向にある。そうしたなか、政府は2027年に、南鳥島沖の海底レアアース開発計画で産業規模での実証に着手することが伝わっている。1日350トン以上の泥の採取や運搬、精錬を想定し、きょう29日に関係閣僚らに指示すると報じられた。東洋エンジは海洋研究開発機構の委託で深海底からのレアアース泥回収システムの技術開発に携わっており、南鳥島沖でのレアアース泥採掘事業に参画していることから、関連有力株として物色の矛先が向いた。

■UNEXT <9418>  1,672円   +92 円 (+5.8%)  11:30現在
 U-NEXT HOLDINGS<9418>は大幅に3日続伸。前週末26日の取引終了後、TBSホールディングス<9401>と資本・業務提携契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まっている。資本及び業務の提携関係を更に強化し、グローバル競争力を有するオリジナルコンテンツの創出力及び流通力を向上させるとともに、コンテンツ領域に留まらない協業体制を構築する。資本・業務提携に当たり、UNEXT社長の宇野康秀氏が7月3日付で所有する1162万7900株をTBSHDに1株1720円で売却。今回の株式取得を経て、TBSHDの持ち株比率は8.03%になる。

■上組 <9364>  5,053円   +275 円 (+5.8%)  11:30現在
 26日に発表した「4.25%を上限に自社株買いを実施」が買い材料。
 発行済み株式数(自社株を除く)の4.25%にあたる420万株(金額で150億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は7月1日から27年2月24日まで。

■DCMホールディングス <3050>  1,587円   +79 円 (+5.2%)  11:30現在
 DCMホールディングス<3050>は堅調。前週末26日の取引終了後、27年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高が1519億4300万円(前年同期比9.8%増)、営業利益が113億7300万円(同17.4%増)となっており、好感した買いが優勢になっている。中東情勢の影響により塗料関連用品やトイレットペーパーなどの紙関連商品、ラップ、ゴミ袋などでまとめ買いの特需が発生したほか、気温が高く推移したことで夏物作業衣料やエアコン、扇風機などが好調だった。

■JMDC <4483>  2,904円   +133 円 (+4.8%)  11:30現在
 JMDC<4483>が3日続伸となっている。同社はきょう、Zene(東京都千代田区)及びマルホ(大阪市北区)と新たな医薬品の開発に向けて、皮膚生理の根本的な特性に関わる遺伝的要因を探索することを目的としたプロジェクトを開始したと発表。これが材料視されているようだ。このプロジェクトは、マルホが長年培ってきた皮膚科学領域における深い専門知見と、JMDC及びZeneが保有する「遺伝子検査データ×レセプトデータ」が統合されたデータベース、及び高度なデータ解析技術を融合するもの。これにより、従来では解析することが困難だった「日本における、肌質への遺伝的な影響」に迫り、新たな研究成果の実現を目指すとしている。

■Jフロント <3086>  3,413円   +151 円 (+4.6%)  11:30現在
 J.フロント リテイリング<3086>が大幅高で4日続伸し年初来高値を更新している。前週末26日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、シンガポールに本拠を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズによる株式保有割合が5.10%から6.35%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資、及び状況に応じて発行会社の中長期的な企業価値の向上を目的に、発行会社の取締役会、取締役、経営陣その他の関係者との間で建設的な対話や取締役会、取締役、経営陣その他の関係者に対する助言・提案などを行うこと」としており、報告義務発生日は19日となっている。

■大崎電気工業 <6644>  1,499円   +44 円 (+3.0%)  11:30現在
 大崎電気工業<6644>は5日ぶりに大幅反発している。前週末26日の取引終了後、株主優待制度を導入すると発表した。9月末を基準日として100株以上1000株未満を保有する株主にデジタルギフト1000円相当、1000株以上を保有する株主にデジタルギフト5000円相当を贈呈するとしており、株価の支援材料となっている。同社株式に投資する魅力を向上させるとともに、中長期的な保有を促す。

■参天製薬 <4536>  2,176.5円   +48 円 (+2.3%)  11:30現在
 参天製薬<4536>は6連騰で年初来高値を更新した。前週末26日、近視の進行抑制を目的とする点眼剤STN1012700について、フィリピンにおける販売承認を取得したと発表した。今回の承認は同社のアジア事業領域(日本・中国を除くアジア太平洋地域)における初めての販売承認となっており、材料視した買いが入っている。

■ダイキン工業 <6367>  24,450円   +400 円 (+1.7%)  11:30現在
 ダイキン工業<6367>が3日続伸している。前週末26日の取引終了後に、インド・ハリヤナ州に、研究開発機能を担う子会社を7月に設立すると発表したことが好感されている。近年、グローバルサウスでは経済成長や都市化が進み、データセンターや工場、商業施設などの建設が増え、大型施設向け空調機器の需要が拡大しており、こうした需要の拡大に対応するため、現地のニーズや規制を踏まえた商品開発力の強化を図るのが狙い。また、28年6月の竣工を目指してR&Dセンターを建設し、ここを中核拠点としてグローバルサウスのニーズに応える製品やソリューションの創出を進める。なお、27年3月期業績への影響は軽微としている。

■関西ペイント <4613>  2,639円   +8.5 円 (+0.3%)  11:30現在
 関西ペイント<4613>が反発している。前週末26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.81%)、または100億円としており、取得期間は8月3日から来年8月2日まで。資本効率の向上と株主還元の拡充を図るためとしており、取得した自社株は消却を予定している。

■トラースOP <6696>  322円   +80 円 (+33.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 トラース・オン・プロダクト<6696>がストップ高の322円でカイ気配となっている。前週末26日の取引終了後に、STB(セットトップボックス)及びサーバー機器がNTTイノベーティブデバイス(横浜市神奈川区)に採用されたと発表しており、これを好感した買いが流入している。NTTデバイスでは、高品質かつ安定的な映像伝送及び視聴環境における高い操作性を実現する新たな映像配信プロジェクトにおいて「STBを用いたリアルタイムデコード」を実現するシステムを計画しており、リアルタイムデコードにおける高い技術力と、短納期での提供体制が評価され今回の採用に至った。提供するのはリアルタイムデコード用システムの開発とSTB(2拠点分)及びサーバー機器などで、7月に納品を予定している。なお、同件の売り上げは27年1月期第2四半期に計上を予定しており、業績に与える影響は精査中としている。

■中村超硬 <6166>  666円   +100 円 (+17.7%) ストップ高   11:30現在
 中村超硬<6166>がカイ気配スタートで中段もみ合いを一気に上放れ、100円高はストップ高水準の666円に張り付く展開となっている。同社はダイヤモンドや超硬合金加工に強みを有するほか、ナノサイズのゼオライト製品の事業化にも傾注している。ゼオライトはレアアース・フリー蛍光体としての活用や、触媒用途としてレアアース代替候補にも挙がっている。レアアース回収に際して吸着剤への利用も見込まれ、株式市場でもにわかに脚光を浴びた経緯がある。そうしたなか、前週末26日取引終了後、同社は芝浦工業大学と希薄なレアアースイオンの回収技術に関する共同研究を開始することを発表、高市政権下での国産レアアース確保に向けた新たな国策の動きとも共鳴し、短期資金が集中する格好となった。

●ストップ高銘柄
 IGS <4265>  430円   +80 円 (+22.9%) ストップ高   11:30現在
 アクリート <4395>  932円   +145 円 (+18.4%) ストップ高買い気配   11:30現在
 宮越ホールディングス <6620>  1,010円   +150 円 (+17.4%) ストップ高   11:30現在
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 ピアラ <7044>  473円   -100 円 (-17.5%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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