話題株ピックアップ【夕刊】(2):東京センチュ、清水建、ソシオネクス
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■東京センチュリー <8439> 2,485円 +49 円 (+2.0%) 本日終値 東京センチュリー<8439>が反発。この日、アジア11の国と地域で「センチュリー21」ブランドのフランチャイズ展開権を持つマレーシアのCTCアジア・パシフィック・マネジメント(CTCAP)社への出資を実行したと発表しており、好材料視された。CTCAP社発行済み株式の10%を取得する。世界最大級の不動産ネットワークである「センチュリー21」のアジア各国の拠点との連携を強化することで、国内加盟店のインバウンド・アウトバウンドビジネスの拡大を図るのが狙い。なお、同件は同社初のアジア圏における直接投資案件となる。 ■清水建設 <1803> 2,511.5円 +36 円 (+1.5%) 本日終値 清水建設<1803>が4日ぶりに反発。この日、これまで土壌洗浄による処理が困難とされてきた粘性土主体の有機フッ素化合物(PFAS)汚染土壌の浄化技術を確立したと発表しており、好材料視された。同社によると、泡に吸着するPFASの性質を利用した土壌洗浄による浄化技術で、室内試験の結果、PFAS含有量の98%以上を対象の土壌から除去し、あわせて浄化土として95%以上を回収することに成功したという。今後、米国テキサス州に小規模プラントを設置して、26年9月からプラントスケールでの技術実証に取り組むとしており、規制が先行する米国市場で積極的に処理実績を積み重ねるとしている。 ■ソシオネクスト <6526> 2,650.5円 +35.5 円 (+1.4%) 本日終値 ソシオネクスト<6526>が全体荒れ模様の相場の中で上値指向を堅持、存分に強さを発揮している。ここ相場を牽引してきた半導体製造装置関連には跛行色がみられ上値の重い銘柄も出てきているが、代わって同社株に大口資金が流れ込み始めた。同社は半導体設計大手で、高度な技術力を売り物に先端半導体で実力を発揮。顧客ニーズに対応して設計したカスタムSoC(システム・オン・チップ)をファブレス形態で供給し、生成AIインフラが加速するなかキーカンパニーとして改めて存在感を高めている。AIサーバーにAIアクセラレータとセットで搭載されるHBM(高帯域幅メモリー)の需要が爆発的に伸びているが、このHBM特需を背景に同社の収益機会が今後急速に高まる可能性が指摘されている。同社はチップレットの進化系である「Flexlets(フレックスレッツ)」を前面に押し出して顧客需要獲得に本腰を入れている。Flexletsはこれまでの既製品ブロックを積み込んだチップレットとは異なり、設計図の段階から中身をカスタマイズできるという点で優位性を持つ。したがって、あらゆるベンダーのIP(知的財産)を融合し、顧客ニーズに即した性能を最適化することができる。そして、市場関係者は「ソシオネクスはSoC本体とHBMを一つに収容した最先端の半導体を開発(技術的に確立)しているが、FlexletsによってHBMとSoCを連携する回路を容易に組み込むことを可能とした。顧客企業がHBMを使える状態にする過程で同社のビジネスチャンスは飛躍的に拡大する」(中堅証券アナリスト)としている。 ■ソフトバンクグループ <9984> 6,597円 +84 円 (+1.3%) 本日終値 ソフトバンクグループ<9984>が反発。前日は10%あまりの急落で25日移動平均線を下放れたが、きょうは押し目買いがやや優勢に。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大幅続落、特に半導体関連への売りが顕著となった。ナスダック市場に上場する同社傘下の半導体IP大手アーム・ホールディングスも10%を超える下落を余儀なくされた。これを受けて改めてソフトバンクGにも売りが波及しやすかったが、前日に大きく下げた反動で下値では目先リバウンド狙いの買いが観測される。きょう午前中に同社の株主総会が予定されていることで、ここで示される経営指針など株価の刺激材料に期待するムードも漂う。 ■ANAホールディングス <9202> 2,952円 +32 円 (+1.1%) 本日終値 ANAホールディングス<9202>、日本航空<9201>が高い。23日の米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月物は前日比0.65ドル安の1バレル=73.21ドルで取引を終了。一時72ドル台まで下落し、イラン紛争勃発直後の3月上旬以来の水準まで低下した。米国とイランの最終的な戦闘終結に対する先行きには依然として不透明感が強く、ホルムズ海峡正常化にはまだ時間を要するとみられる一方、事態は着実に進展に向かうとの期待も根強い。株式市場では原油安の恩恵を受けるセクターの代表格である空運株に追い風が意識されており、きょうは東証33業種別指数の騰落率で「空運業」が2位となった。 ■ビーエンジ <4828> 964円 +9 円 (+0.9%) 本日終値 ビジネスエンジニアリング<4828>が反発。この日、現場の2D・360度映像をインタラクティブな教材に変換できるクラウドプラットフォーム「orishia Skill Studio(オリシア スキルスタジオ)」を7月1日に提供開始すると発表しており、好材料視された。「スキルスタジオ」は、製造業をはじめとする多くの現場で深刻化する、熟練者の離職に技術伝承が追いつかない問題や、人手不足で十分な指導時間を確保できないといった人材育成上の課題の解決を支援するために開発。学習者が「考え、判断する」インタラクティブ映像教材や、場面に応じて選べる2D・360度のマルチ映像対応などで、全ての産業の教育基盤の強化に貢献するとしている。 ■ワークマン <7564> 6,760円 +60 円 (+0.9%) 本日終値 ワークマン<7564>が続伸。岡三証券は23日、同社株のレーティングを3段階で最上位の「強気」で新規カバレッジを開始した。目標株価は8500円とした。同社の株価は24年以降、上昇基調にあるが、この背景として(1)マス化製品の積極展開(2)都市部を中心とした「Workman Colors」の出店などを通じた全社的な業績拡大がある、と指摘している。同証券では、中長期的に10%程度の営業増益は可能と予想。今後本格化するマス化製品展開による中期的な成長ポテンシャルは、株価に十分織り込まれていないとみている。 ■三谷セキサン <5273> 1,447円 +10 円 (+0.7%) 本日終値 三谷セキサン<5273>は後場終盤にプラス圏へ浮上した。きょう午後3時ごろ、取得総数68万株(発行済み株式総数の0.81%)、取得総額10億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表しており、株価の支援材料となった。取得期間は6月25日から来年6月24日までとした。 ■サイボウズ <4776> 2,237円 +15 円 (+0.7%) 本日終値 サイボウズ<4776>が4日ぶりに反発。23日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高が前年同月比14.6%増と増収基調を継続したことが好感された。 ■ミロク情報サービス <9928> 1,708円 +10 円 (+0.6%) 本日終値 ミロク情報サービス<9928>が3日ぶりに反発。23日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信と共同保有者による株式保有割合が5.01%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は6月16日となっている。 株探ニュース