話題株ピックアップ【昼刊】:パナHD、カドカワ、荏原実業
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■パナHD <6752> 4,505円 +275 円 (+6.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 パナソニック ホールディングス<6752>が3日ぶりに大きく切り返す展開。荒れた地合いに流されることなく、根強い買いが観測される。総合家電大手という従来のイメージを払拭し、現在のマーケットではAIデータセンター関連の切り口でにわかに投資資金の波状的な買いを誘導している。莫大な電力を消費するAIサーバー向けバックアップ電源で断トツのシェアを有するほか、GPU(画像処理半導体)などAIアクセラレータ周辺の電子材料や部品でも子会社パナソニックインダストリーを通じて積極展開を図っている。このほか、AIサーバーの熱問題にもアプローチし、サーバー冷却(水冷)分野に傾注している。そうしたなか、23日の日本経済新聞電子版が「(パナソニックインダストリーが)AIデータセンター向けの蓄電装置(スーパーキャパシタ)を開発した」と報じており、これが足もとの株価を刺激する格好となったもようだ。2027年2~3月をメドに北海道千歳市の工場で量産する計画が伝えられている。 ■KADOKAWA <9468> 3,325円 +158 円 (+5.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位 KADOKAWA<9468>は3日ぶり反発。アクティビストとして知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが23日付で関東財務局に提出した変更報告書で、カドカワ株の保有割合が13.76%から15.25%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は6月16日。これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。 ■荏原実業 <6328> 2,478円 +81 円 (+3.4%) 11:30現在 荏原実業<6328>が反発している。23日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドと共同保有者による保有割合が9.63%から10.65%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は6月16日となっている。 ■トレンドマイクロ <4704> 5,614円 +124 円 (+2.3%) 11:30現在 トレンドマイクロ<4704>が反発している。同社は23日、米オープンAIの「デイブレーク・サイバー・パートナー・プログラム」への参画を発表した。同社はサイバーセキュリティーに特化して構築されたオープンAIのフロンティアAIへのアクセスを獲得したという。発表内容を手掛かり視した買いが入ったようだ。AIを活用したサイバーセキュリティープログラムの「デイブレーク」について、内部テスト段階から信頼できるセキュリティー・パートナーへと移行・拡大するにあたり、トレンドは最初に選ばれたベンダーの1社となったとしている。 ■ANAホールディングス <9202> 2,979円 +59 円 (+2.0%) 11:30現在 ANAホールディングス<9202>、日本航空<9201>が高い。23日の米原油先物相場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の8月物は前日比0.65ドル安の1バレル=73.21ドルで取引を終了。一時72ドル台まで下落し、イラン紛争勃発直後の3月上旬以来の水準まで低下した。米国とイランの最終的な戦闘終結に対する先行きには依然として不透明感が強く、ホルムズ海峡正常化にはまだ時間を要するとみられる一方、事態は着実に進展に向かうとの期待も根強い。株式市場では原油安の恩恵を受けるセクターの代表格である空運株に追い風が意識されており、きょうは東証33業種別指数の騰落率で「空運業」が値上がり率トップとなっている。 ■ソシオネクスト <6526> 2,665円 +50 円 (+1.9%) 11:30現在 ソシオネクスト<6526>が全体荒れ模様の相場の中で上値指向を堅持、存分に強さを発揮している。ここ相場を牽引してきた半導体製造装置関連には跛行色がみられ上値の重い銘柄も出てきているが、代わって同社株に大口資金が流れ込み始めた。同社は半導体設計大手で、高度な技術力を売り物に先端半導体で実力を発揮。顧客ニーズに対応して設計したカスタムSoC(システム・オン・チップ)をファブレス形態で供給し、生成AIインフラが加速するなかキーカンパニーとして改めて存在感を高めている。AIサーバーにAIアクセラレータとセットで搭載されるHBM(高帯域幅メモリー)の需要が爆発的に伸びているが、このHBM特需を背景に同社の収益機会が今後急速に高まる可能性が指摘されている。同社はチップレットの進化系である「Flexlets(フレックスレッツ)」を前面に押し出して顧客需要獲得に本腰を入れている。Flexletsはこれまでの既製品ブロックを積み込んだチップレットとは異なり、設計図の段階から中身をカスタマイズできるという点で優位性を持つ。したがって、あらゆるベンダーのIP(知的財産)を融合し、顧客ニーズに即した性能を最適化することができる。そして、市場関係者は「ソシオネクスはSoC本体とHBMを一つに収容した最先端の半導体を開発(技術的に確立)しているが、FlexletsによってHBMとSoCを連携する回路を容易に組み込むことを可能とした。顧客企業がHBMを使える状態にする過程で同社のビジネスチャンスは飛躍的に拡大する」(中堅証券アナリスト)としている。 ■ミロク情報サービス <9928> 1,717円 +19 円 (+1.1%) 11:30現在 ミロク情報サービス<9928>が3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信と共同保有者による株式保有割合が5.01%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は6月16日となっている。 ■PAコンサル <4071> 2,501円 +15 円 (+0.6%) 11:30現在 プラスアルファ・コンサルティング<4071>は4日ぶり反発。アクティビストとして知られる香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントが24日付で関東財務局に提出した変更報告書で、PAコンサル株の保有割合が11.85%から16.29%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は6月22日。これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。 ■亀田製菓 <2220> 1,206円 +3 円 (+0.3%) 11:30現在 亀田製菓<2220>は小動き。同社は23日、一部の米菓商品について10月1日納品分から順次、価格改定を実施すると発表した。対象となるのは「亀田の柿の種6袋詰」など計42商品。店頭での想定改定率は3~17%程度になるという。 ■ソフトバンクグループ <9984> 6,524円 +11 円 (+0.2%) 11:30現在 ソフトバンクグループ<9984>が反発。前日は10%あまりの急落で25日移動平均線を下放れたが、きょうは押し目買いがやや優勢に。前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が大幅続落、特に半導体関連への売りが顕著となった。ナスダック市場に上場する同社傘下の半導体IP大手アーム・ホールディングスも10%を超える下落を余儀なくされた。これを受けて改めてソフトバンクGにも売りが波及しやすかったが、前日に大きく下げた反動で下値では目先リバウンド狙いの買いが観測される。きょう午前中に同社の株主総会が予定されていることで、ここで示される経営指針など株価の刺激材料に期待するムードも漂う。 ■イチネンHD <9619> 2,203円 +3 円 (+0.1%) 11:30現在 イチネンホールディングス<9619>が3日ぶりに反発している。23日の取引終了後に、バングラデシュを代表する総合企業グループのアドバンスド・ケミカル・インダストリーズ(ACI)と合弁会社設立に向けた基本合意書を締結したと発表しており、好材料視されている。両社の有する経営資源及びノウハウを活用し、バングラデシュ及び日本の両国における新たな事業機会の創出を実現するのが狙い。合弁会社の出資比率はイチネンHD40%、ACI社60%を予定しており、それ以外の事項については今後の協議を通じて決定するとしている。 ■しまむら <8227> 3,252円 -41 円 (-1.3%) 11:30現在 しまむら<8227>が反落している。23日の取引終了後に発表した6月度(5月21日~6月20日)の月次売上速報で、主力のしまむら業態の既存店売上高が前年同月比2.0%減と6カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されている。全国的な梅雨空と肌寒さによる夏物需要の鈍化が響き、関東以北の地域で前年割れとなったことが全体の売り上げを押し下げた。夏物販売が厳しいなか、婦人ティーンズヤング衣料ではキャミソールやジレとTシャツをレイヤードに着こなす商品や、冷感素材のボトムスが売れ筋だったほか、雑貨商品ではキャラクターのクールタオルや、氷のうボトルなどの冷感アイテムや、カー用品やメラミン食器などが売り上げにつながった。なお、しまむら業態の全店売上高は同1.7%減だった。 ■タメニー <6181> 100円 +30 円 (+42.9%) ストップ高 11:30現在 タメニー<6181>が急反発しストップ高の100円に買われている。23日の取引終了後に、26年3月期の有価証券報告書で「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したと発表しており、これを好感した買いが入っている。同社では21年3月期から3期連続で営業損失を計上。24年3月期に営業損失はいったん解消したものの、25年3月期は営業損失を計上し、あわせて債務超過状態となっていたことから、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような状況が存在しているとして「継続企業の前提に関する注記」を記載していた。ただ、その後2回の第三者割当増資の実施で債務超過状態を解消することができ、借入金の残高も改善されたことから、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消することにしたという。 ■インフォメティス <281A> 737円 +100 円 (+15.7%) ストップ高 11:30現在 インフォメティス<281A>が3連騰しストップ高の737円に買われている。23日の取引終了後に、イギリス連結子会社を通じてドイツ・イタリア・フランスを中心とする欧州本土市場への本格的な事業展開に向けた調査・検討を開始すると発表しており、これを好感した買いが入っている。欧州の脱炭素政策と電化シフトの進展を追い風に、エネルギーAI領域におけるプレゼンスを向上させるのが狙い。イギリスにおける約10年間の事業実績と技術実証、更に同社が主導してきた機器分離推定技術(NILM)の国際標準化の成果を背景に、欧州本土における事業機会獲得を加速させるとしている。 ■日本調理機 <2961> 5,620円 - 円 (-%) ストップ高 11:30現在 日本調理機<2961>が急伸しストップ高の5620円に買われている。23日の取引終了後に、7月31日を基準日として1株を4株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることが目的という。 ●ストップ高銘柄 LiNKX <584A> 1,675円 +300 円 (+21.8%) ストップ高買い気配 11:30現在 サクシード <9256> 4,440円 +700 円 (+18.7%) ストップ高 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース