前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
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■ステムリム <4599> 300円 (+16円、+5.6%) ステムリム <4599> [東証G]が3日ぶり急反発。16日取引終了後、塩野義製薬 <4507> [東証P]へ導出済みの再生誘導医薬開発品レダセムチド(HMGB1から創製したペプチド医薬、開発コード:S-005151)を利用した脂肪肝及び非アルコール性脂肪肝炎に対する新規治療に係る用途特許について、ロシアで特許登録されることになったと発表した。この特許は現在開発が進んでいるレダセムチドの適応範囲の拡大を目的とするもの。これが材料視されたようだ。 ■ホシザキ <6465> 5,478円 (+287円、+5.5%) ホシザキ <6465> [東証P]が急反発。16日取引終了後、投資ファンドのジャパン・アクティベーション・キャピタル(JAC、東京都港区)と企業価値向上に向けた戦略的提携を結ぶと発表した。これに基づき、JACがサービスを提供するファンドに対する第三者割当による自己株式処分を行うという。この自己株式処分を行うため、自社株買いを実施するとあわせて発表した。取得上限は232万9100株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.6%)、または120億9100万3600円。期間は7月9日~来年3月31日。これら発表が手掛かりとなったようだ。 ■ZOZO <3092> 1,142.5円 (+51.5円、+4.7%) ZOZO <3092> [東証P]が大幅反発。16日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を4300万株(自己株式を除く発行済み株数の4.86%)、または300億円としており、取得期間は6月17日から12月30日まで。なお、取得した全株式は27年1月29日付で消却するとしている。 ■三機工 <1961> 2,700円 (+110円、+4.3%) 三機工業 <1961> [東証P]が大幅反発。17日、総合研修・研究施設「三機テクノセンター」内で低高温環境風洞設備の本格運用を今月から始めたと発表しており、株価の支援材料となった。同設備では低GWP(地球温暖化係数)冷媒R448Aを使用した直膨システムと自然冷媒である二酸化炭素を使ったシステムを構築。同社は過去に冷媒R404Aを使用した直膨システムの納入実績があったものの、同冷媒はフロン排出抑制法により製造・使用の制限対象となっている。今後は新冷媒を採用した直膨システムを確立し低高温環境試験設備の高性能化を進めることで、営業展開の拡大につなげていく。 ■KHネオケム <4189> 2,801円 (+93円、+3.4%) KHネオケム <4189> [東証P]が大幅反発。16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が17.08%から17.59%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は6月9日となっている。 ■A&Dホロン <7745> 2,806円 (+91円、+3.4%) A&Dホロンホールディングス <7745> [東証P]が大幅反発。16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が12.91%から13.99%に上昇したことが判明し、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は6月9日となっている。 ■みずほFG <8411> 8,006円 (+249円、+3.2%) みずほフィナンシャルグループ <8411> [東証P]が大幅反発。東証の業種別指数で銀行業は上昇率で上位に入った。前日16日の取引時間中に日銀は利上げを決めた。評決で反対に回ったのは浅田統一郎審議委員1人で、しかも政策金利の据え置きを求めて反対したことが明らかになり、声明文からハト派色を感じ取った投資家の売りが前日16日の銀行株の重荷となった。引け後の内田真一副総裁の会見はタカ派ともハト派とも受け止めにくい内容となり、日銀の利上げ路線は継続するとの市場の見方を大きく揺るがすものには至らなかった。日本時間18日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えたこともあって、銀行株に対しては売り持ち高を解消する目的の買い戻しが優勢となったようだ。 ■アクセルHD <402A> 581円 (+13円、+2.3%) アクセルスペースホールディングス <402A> [東証G]が3日ぶり反発。6月に入ってから急な調整に見舞われ株価は底値圏に沈んでいたが、目先仕切り直しの買いが流入した。16日取引終了後、ノルウェー大手地上局プロバイダーのKongsberg Satellite Servicesと、衛星通信用地上局アンテナの新規利用契約及び既存アンテナの利用延長契約の締結について合意したことを発表。契約金額に関しては非開示だが、25年5月期売上高の10%を上回る規模としている。これによる業績押し上げ効果に期待した買いを引き寄せた。 ■大塚HD <4578> 10,570円 (+210円、+2.0%) 大塚ホールディングス <4578> [東証P]が3日続伸。SMBC日興証券が16日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を1万200円から1万2500円へ引き上げた。腎臓病治療薬「ボイザクト」のピーク売り上げ予想を引き上げ、米トランセンド・セラピューティクス買収を加味したという。統合失調症薬「ウロタロント」、抗がん剤「ジパレルチニブ」のフェーズ3試験の結果に注目とした。同証券の格上げが好感されたようだ。 ■SRSHD <8163> 1,206円 (+20円、+1.7%) SRSホールディングス <8163> [東証P]が反発。16日の取引終了後に株主優待制度を拡充すると発表したことが好感された。現行制度では毎年3月末日及び9月末日時点で1000株以上を保有する株主を対象に1万2000円分の株主優待券を提供していたが、26年9月末日時点の株主から対象となる保有株数を100株以上に引き下げ、500株未満を保有する株主に優待券1000円分、500株以上1000株未満を保有する株主に優待券6000円分を提供する。なお、1000株以上を保有する株主については変更はないとしている。 ■OKI <6703> 3,090円 (+45円、+1.5%) 沖電気工業 <6703> [東証P]が反発。17日正午ごろに、海洋音響関連事業を手掛けるグループ会社OKIコムエコーズが、27年4月に神戸へ新拠点を開設すると発表したことが好材料視された。OKIコムエコーズは従来、沼津地区からの整備員派遣と測定機器運搬で定期検査などの維持整備作業に対応してきたが、現在の芝浦・呉・佐世保の拠点に加えて、26年1月には横須賀に新拠点を開設し、顧客対応力を強化している。更に今回、海上自衛隊向け艦船の建造・整備を担う造船所に近接した神戸にも新拠点を設けることで、より迅速で柔軟な対応体制を構築し、防衛装備品の稼働率向上と長期的な安定運用を支援するという。 ■ディーエヌエ <2432> 2,647.5円 (+28円、+1.1%) ディー・エヌ・エー <2432> [東証P]が反発。16日の取引終了後、持ち分法適用関連会社であるGO <581A> [東証G]が16日に東証グロース市場に上場し、それに伴い保有する株式の一部を売却したことを受けて、27年3月期に持ち分法投資利益約401億円を計上する見込みと発表したことが好材料視された。なお、通期業績予想に変更はないとしている。 ■FCC <7296> 3,395円 (+35円、+1.0%) エフ・シー・シー <7296> [東証P]が5日ぶり反発。17日午後3時ごろに、資本・業務提携先であるシンガポールの電動バイクメーカーのダット・バイク社から、e-Axle(重希土類フリー磁石を用いたパワーユニット)を新たに受注したと発表したことが好感された。ダット・バイク社の新型バイク「ERA E1」「ERA E2」に搭載される予定で、今月中に量産を開始する。また、独自の高剛性プレス技術による純水素燃料電池スタック用の金属セパレータ製品を新規に受注したとあわせて発表しており、これも好材料視された。大型モビリティーや定置用など多用途のアプリケーションへの適用が期待される燃料電池スタックへの採用が予定されており、28年以降の量産開始を予定。日本だけではなく、北米・欧州地域への市場展開が見込まれているという。 ※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。 株探ニュース