株価指数先物【寄り前】 想定内の上げ一服で押し目待ち狙いのロング対応
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大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 69110 -260 (-0.37%) TOPIX先物 4008.5 +10.0 (+0.25%) シカゴ日経平均先物 69185 -185 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 16日の米国市場は、NYダウが上昇した一方で、 S&P500、ナスダックは下落。米国とイランによる戦闘終結合意を受けて原油価格の下落が続き、WTI原油先物は一時1バレル=75ドル台をつける場面もみられた。原油安により景気悪化への懸念が後退し、景気敏感株や消費関連に買いが入り、NYダウの上げ幅は一時500ドルを超えた。一方で、米連邦公開市場(FOMC)の結果を17日に控え、強い上昇が続いていた半導体やAI(人工知能)関連株の一角には持ち高調整の売りが出ていた。フィラデルフィア半導体(SOX)指数は4日ぶりに下げ、下落率は5%を超えている。 NYダウ構成銘柄では、JPモルガン・チェース、ビザ 、ホーム・デポ 、スリーエム 、アメリカン・エキスプレス が買われた。半面、エヌビディア 、セールスフォース 、マイクロソフト 、ユナイテッドヘルス・グループ 、コカ・コーラ が軟調。 シカゴ日経平均先物の清算値は大阪比185円安の6万9185円だった。16日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比380円高の6万9750円で始まった。その後は6万9570円~6万9930円辺りで保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜けると、7万0100円まで買われる場面もみられた。しかし、買い一巡後は一気に軟化すると、引けにかけて持ち高調整に伴うロングの解消により、日中比260円安の6万9110円とナイトセッションの安値で取引を終えている。 シカゴ先物にサヤ寄せする形で、売り先行で始まりそうだ。ナイトセッションでは7万0100円まで買われた後は、米国市場で半導体やAI関連株の一角が売られた影響もあってロング解消に向かわせていた。もっとも、7万円の大台回復でいったんは達成感が意識されやすく、FOMCの結果待ちのなかでは想定内の上げ一服といったところだろう。 ボリンジャーバンドの+1σ(6万7850円)と+2σ(7万0560円)とのレンジ内での推移であり、週足でも+1σ(6万6320円)と+2σ(7万1190円)とのゾーンを継続している。7万円近辺では短期的な戻り待ち狙いのショートが入りやすいと考えられるものの、目先的なピーク感からショートに傾けるポジションは避けておきたい。 また、米国市場の流れからはキオクシアホールディングス<285A>[東証P]辺りには利益確定の売りが入りそうだが、アドバンテスト<6857>[東証P]は4月27日につけた上場来高値(3万2400円)を更新していないことあり、セクター間でのリバランスの動きが意識されそうだ。そのため、押し目待ち狙いのロング対応とし、オプション権利行使価格の6万8500円から7万0500円のレンジを想定する。 16日の米VIX指数は16.41(15日は16.20)に上昇した。反発はしたものの、一時15.77まで下げる場面もみられており、直近のボトム圏での推移だった。4日につけた15.18を意識したリスク選好に向かわせやすく、同水準を明確に下抜けてくるようだと、昨年12月下旬につけた13.38辺りが射程に入ってくるとみておきたい。 16日のNT倍率は先物中心限月で17.34倍(15日は17.33倍)に上昇した。朝方に17.45倍まで上昇した後はリバランスの動きもみられたが、後場に入り17.49倍まで切り上がり+2σ(17.52倍)に接近している。米国市場の流れからNTロングの巻き戻しが優勢になりそうだが、キオクシアホールディングスが時価総額トップで推移する局面では、NTロングの組成に向かわせよう。 株探ニュース