株価指数先物【引け後】 FOMC通過後はサマーラリーが意識されてくる可能性
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大阪9月限 日経225先物 69370 -30 (-0.04%) TOPIX先物 3998.5 -5.0 (-0.12%) ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示 日経225先物(6月限)は前日比30円安の6万9370円で取引を終了。寄り付きは6万9510円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万9790円)にサヤ寄せする形で、買いが先行した。ただ、6万9760円まで買われた後は軟化し、現物の寄り付き直後には6万9240円まで売られた。前場終盤にかけては日銀の金政策決定会合の結果待ちとなるなかで、6万9250円~6万9450円辺りで保ち合いを継続。 その後、ランチタイムの時間帯に日銀会合の結果が判明。市場の予想通り、政策金利を0.75%から1.0%に引き上げることを決めた。これを受けて上へのバイアスが強まり、後場の寄り付き時には朝方に付けた高値を突破し、7万0140円まで上げ幅を広げた。初の7万円台乗せ後は利益確定のロング解消が入り、終盤にかけては6万9400円~6万9600円辺りでの推移が目立った。 米国とイランが戦闘終結で合意したことを受けて買いが先行する形となったが、イスラエル軍がヒズボラへの攻撃を続けており、交渉に影響を及ぼす可能性から持ち高調整が入っているもよう。また、日銀会合の結果を受けて7万円台に乗せたが、米連邦公開市場(FOMC)の結果を受けた米国市場の反応を見極めたいところであり、利益確定に伴うロング解消に向かわせた形だろう。 なお、キオクシアホールディングス<285A>は、連日の最高値更新で時価総額が50兆円を突破してきた。東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が7割近くを占めたが、同社とアドバンテスト<6857>[東証P]、フジクラ<5803>[東証P]の上昇が日経平均株価を支えた。一方で東京エレクトロン<8035>[東証P]とTDK<6762>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]の下げが重荷になっており、半導体やAI(人工知能)関連株でもリバランスの動きが出ている。 日経225先物は7万0140円まで買われた後はロング解消の動きとなったが、 心理的な達成感のほか、ボリンジャーバンドの+2σ(7万0120円)を捉えてきたことで、利食いが入りやすいところだった。もっとも、ナイトセッションで+2σは7万0670円まで切り上がっており、バンドに沿ったトレンドを形成していることで、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。 17日のFOMC通過によりあらためてアク抜けや、サマーラリーが意識されてくる可能性もある。+2σ突破からのロングは慎重にみておきたいところだが、短期的なショートに押される局面では、その後のカバー狙いのスタンスとみておきたい。 NT倍率は先物中心限月で17.34倍(15日は17.33倍)に上昇した。朝方に17.45倍まで上昇した後はリバランスの動きもみられたが、後場に入り17.49倍まで上昇してボリンジャーバンドの+2σ(17.52倍)に接近している。終盤にかけては再びリバランスもあって、NTロングを巻き戻す動きが若干入っていた。ただ、キオクシアホールディングスとアドバンテストの強い値動きが続いていることで、押し目ではNTロングの組成に向かわせよう。 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が9895枚、ソシエテジェネラル証券が7526枚、バークレイズ証券が6545枚、野村証券が2982枚、JPモルガン証券が2508枚、サスケハナ・ホンコンが2140枚、SBI証券が1244枚、ビーオブエー証券が1080枚、モルガンMUFG証券が1034枚、ゴールドマン証券が923枚だった。 TOPIX先物はバークレイズ証券が1万5820枚、ソシエテジェネラル証券が1万5466枚、ABNクリアリン証券が1万2748枚、モルガンMUFG証券が3643枚、JPモルガン証券が3555枚、ゴールドマン証券が2784枚、シティグループ証券が1783枚、サスケハナ・ホンコンが1782枚、野村証券が1628枚、UBS証券が1275枚だった。 株探ニュース