株価指数先物【引け後】 週足の+1σと+2σとのゾーンを維持

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先物

大阪9月限
日経225先物 66120 +1640 (+2.54%)
TOPIX先物 3882.5 +38.0 (+0.98%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比1640円高の6万6120円で取引を終了。寄り付きは6万6600円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万6390円)を上放れる形でギャップアップで始まった。上へのバイアスが強まるなか、前場中盤にかけて6万7190円まで買われる場面もみられた。

 買い一巡後は利益確定に伴うロング解消や短期的なショートが入り、6万5960円まで上げ幅を縮めた。前場終盤にかけて再びロング優勢となり6万6890円まで切り返したが、後場は6万6300円~6万6800円辺りで推移。引けにかけて持ち高調整とみられるロングの解消により、6万6120円まで上げ幅を縮めた。

 米国とイランの戦闘終結に向けた最終合意が近いとの見方から、半導体やAI(人工知能)関連株を中心に買いの勢いが強まった。キオクシアホールディングス<285A>が連日の大幅高となり、トヨタ自動車<7203>[東証P]を抜き時価総額トップになったほか、東京エレクトロン<8035>[東証P]とアドバンテスト<6857>[東証Pの2社で日経平均株価を980円あまり押し上げた。SQ値は6万6698.04円となり、日経平均株価が朝方にこれを上回ったことで、投資家心理を明るくさせていた。

 ただ、買い一巡後の日経平均株価はSQ値を挟んでの推移をみせていることもあり、持ち高調整のロング解消が入りやすく、ボリンジャーバンドの+1σ(6万6670円)水準では強弱感が対立した。イランとの停戦合意に向けてトランプ大統領は、今週末に欧州で署名される可能性があると述べており、結果を見極めたいとして積極的な上値追いは手控えられやすかった。

 とはいえ、日経225先物は週末のリバウンドで25日移動平均線(6万4370円)と+1σとのレンジに移行した。週足では+1σ(6万5780円)を上回って終えたことで、+2σ(7万0340円)とのゾーンを維持している。米国とイランの停戦合意に向けた動き次第とはなりそうだが、これまでのトレンドを形成するなかでは押し目待ち狙いのロング対応に向かわせやすいだろう。

 また、キオクシアホールディングスが時価総額トップに浮上したことによって、指数インパクトの大きい半導体やAI関連株へのシフトが継続しやすいと考えられる。変動幅の大きい状況は続きそうだが、今回の6万2000円台までの急落後の切り返しでショートは仕掛けにくくなったとみられる。

 NT倍率は先物中心限月で17.03倍(11日は16.81倍)に上昇した。寄り付きは17.03倍と窓を空けての上昇で、一気に+1σ(16.92倍)を上回ってきた。+2σ(17.34倍)とのレンジに移行してきたことで、+1σに接近する局面ではNTロングの組成に向かわせそうだ。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万7565枚、ソシエテジェネラル証券が1万4029枚、バークレイズ証券が1万2904枚、サスケハナ・ホンコンが3372枚、野村証券が2681枚、JPモルガン証券が2500枚、モルガンMUFG証券が2271枚、SBI証券が2052枚、ゴールドマン証券が1662枚、みずほ証券が1453枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が2万1447枚、ソシエテジェネラル証券が1万9795枚、ABNクリアリン証券が1万7993枚、JPモルガン証券が6966枚、モルガンMUFG証券が4299枚、ゴールドマン証券が4087枚、サスケハナ・ホンコンが3004枚、野村証券が2707枚、ビーオブエー証券が2329枚、BNPパリバ証券が1024枚だった。

株探ニュース

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