話題株ピックアップ【昼刊】:マルマエ、フェローテク、キオクシア
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■マルマエ <6264> 2,312円 +397 円 (+20.7%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ マルマエ<6264>がカイ気配スタート。同社は11日の取引終了後、26年8月期の連結業績・配当予想を上方修正したと発表。これを好感した買いが集まっている。今期の売上高予想は従来の見通しから23億円増額の200億円(前期比75.4%増)、最終利益予想は6億円増額の33億円(同2.4倍)に引き上げた。半導体製造装置市場が好調に推移するなかで受注が急拡大しており、今後についても顧客から強い需要見通しを受けているという。期末配当予想については7円増額して26円に見直した。4月1日付で実施した1対2の株式分割を考慮したベースで、今期の年間配当予想は45円となる。同ベースで前期の年間配当は20円で、実質的な増配を計画する。 ■フェローテック <6890> 9,230円 +1,290 円 (+16.3%) 一時ストップ高 11:30現在 フェローテック<6890>が一時ストップ高の水準となる9440円に買われた。4日にアナリスト・機関投資家向けの決算説明会の質疑応答部分の情報を開示して以降、光通信トランシーバー向けサーモモジュールの成長による業績上振れ期待が台頭。株価は急伸し、市場参加者の注目度を高めることとなった。その後は利食いに押される格好となったものの、ここにきて外資系証券による目標株価引き上げの動きが伝わっている。28年満期のユーロ円建て転換社債型新株発行権付社債(CB)に関しても、発行総額に対する累計行使比率は5月時点で80%強と転換が進んでおり、需給懸念が一巡するとの思惑もくすぶっているもよう。AI・半導体株への選好姿勢が強まった全体相場も手伝って、株高に弾みをつける格好となった。 ■デジタルグリッド <350A> 797円 +100 円 (+14.3%) ストップ高買い気配 11:30現在 デジタルグリッド<350A>はストップ高の水準となる前営業日比100円高の797円でカイ気配となっている。11日の取引終了後、26年7月期第3四半期累計(25年8月~26年4月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を62億8100万円から65億9500万円(前期比7.2%増)、営業利益予想を23億6300万円から28億3600万円(同3.4%増)に引き上げた。各利益は減益見通しから一転して増益を見込んでおり、業況を評価した買いが集まっている。電力PF事業及び再エネPF事業が当初予算を上回ったうえ、その他事業に含まれる独立型の定置用蓄電池を制御・運用する調整力事業が堅調に推移した。第3四半期累計は売上高が51億700万円(前年同期比6.6%増)、営業利益が24億4700万円(同3.1%増)だった。再エネPF事業が業績を牽引したほか、その他事業が調整力事業におけるアグリゲーションサービスの収益向上を受け黒字転換した。 ■TKP <3479> 1,675円 +169 円 (+11.2%) 11:30現在 ティーケーピー<3479>は急反発している。11日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を200万株(自己株式を除く発行済み株数の5.23%)、または35億円としており、取得期間は6月12日から8月24日まで。機動的な資本政策の遂行及び株主還元の拡充を図るためとしている。 ■住友大阪セメント <5232> 5,739円 +552 円 (+10.6%) 11:30現在 東証プライム 上昇率7位 住友大阪セメント<5232>は大幅反発。SMBC日興証券が11日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ、目標株価を4700円から6400円へ引き上げており、これが買い材料視されている。証券会社によると、27年3月期は中東情勢悪化の影響が重荷となるが、28年3月期は国内セメント値上げの浸透やNAND向け静電チャックの需要回復が業績を牽引する見通しで、株価見直し余地は大きいと指摘。高機能品の牽引役が増えるかが今後の焦点とみている。 ■キオクシア <285A> 81,630円 +6,190 円 (+8.2%) 11:30現在 キオクシアホールディングス<285A>が続騰。国内の時価総額でトヨタ自動車<7203>を抜き、一時首位に躍り出た。トランプ米大統領が自身のSNSを通じ、イランに対する攻撃を撤回すると表明。記者団に対して、イランとの戦闘終結について早ければ今週末にも署名できる可能性があるとの見解を示した。これを受けて11日の米株式市場では投資家のリスク許容度が拡大。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は7.9%高と急伸したほか、キオクシアと同業で半導体メモリーのサンディスクは14%を超す上昇となり、上場来高値を更新した。キオクシアの株価は前日、朝安後に切り返すなど頑強な動きを示していたが、外部環境が追い風となり再び8万円の大台に乗せる格好となった。 ■タイミー <215A> 1,182円 +89 円 (+8.1%) 11:30現在 タイミー<215A>は反発している。11日の取引終了後、26年4月期の連結決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は476億1300万~488億2300万円(前年同期比22.6~25.7%増)、営業利益予想は88億2100万~97億4600万円(同20.9~33.6%増)とした。同時にNTT<9432>グループのNTTドコモ及び住信SBIネット銀行と金融領域を中心とする協業に向けた基本合意書を締結したと発表しており、これらを好感した買いが集まっている。今期は主力のスポットワーク事業において物流・小売りの成長率が安定して推移すると見込む。介護福祉は上期について高成長ながらも成長率が鈍化するとみるが、下期には介護・医療特化型のHR事業を手掛けるベネッセキャリオス(東京都千代田区)との戦略的業務提携やこれまでの戦略的投資の効果で成長が加速する見通し。飲食は上期にマイナス成長が緩やかに改善し、第4四半期(27年2~4月)に成長率がプラス転換すると予想する。なお、6カ月の変則決算である26年4月期(25年11月~26年4月)は売上高が210億600万円(前年同期比27.6%増)、営業利益が38億1200万円(同16.8%増)だった。NTTドコモ及び住信SBIネット銀行との協業では今後、タイミーを利用する働き手などを対象とする、住信SBIネット銀行のBaaS(バース)ソリューションを活用した銀行サービスの実現に向けた検討を本格化。タイミーは金融ソリューションなどの事業化に向け子会社を設立する。 ■JX金属 <5016> 3,536円 +195 円 (+5.8%) 11:30現在 JX金属<5016>が3日ぶりに急反発した。同社は11日、ハードディスクドライブ(HDD)に搭載されるメディア向けの磁性材スパッタリングターゲットについて、26年度下期より生産能力の増強を段階的に実施すると発表。供給量の拡大による業績押し上げ効果を期待した買いが入ったようだ。生成AIの普及を背景にデータセンターが取り扱うデータ量が急増するなか、ストレージとして重要な役割を担うHDDも中長期的に需要が拡大すると見込まれている。記録層の成膜に不可欠となる磁性材スパッタリングターゲットを長年手掛けてきた同社は、磯原工場の供給体制を段階的に強化するとともに、先端材料事業における複数の製品についても増強計画を準備しており、詳細が決定次第、順次公表するとしている。 ■コタ <4923> 1,141円 +12 円 (+1.1%) 11:30現在 コタ<4923>が反発している。11日の取引終了後に、毛髪の糖酸化現象を抑制する「糖酸化ダメージ抑制剤」に関する特許権を取得したと発表しており、好材料視されている。今後、糖酸化現象による毛髪の硬化や感触の低下の抑制につながる新規ヘアケア製品の開発へ活用する予定という。なお、27年3月期業績への影響はないとしている。 ■杏林製薬 <4569> 1,146円 +7 円 (+0.6%) 11:30現在 杏林製薬<4569>は小動き。11日取引終了後、慢性咳嗽(まんせいがいそう)治療用アプリ「KRP-DC125」の検証的試験(治験)を開始したと発表した。同アプリは米Hyfe社とともに開発を進めているもの。既存治療では改善が不十分な慢性咳嗽患者を対象として、通常治療に同アプリを上乗せした時の有効性と安全性を評価するという。あわせて新製品(追補収載品)の発売も発表した。 ■王将フードサービス <9936> 2,726円 +7 円 (+0.3%) 11:30現在 王将フードサービス<9936>がしっかり。11日の取引終了後に株主優待制度の拡充を発表したことが好感されている。現行制度では毎年3月末日及び9月末日時点で100株以上を保有する株主を対象に株主優待券を2000~1万7500円分(年4000~3万5000円分)提供していたが、26年9月末日時点の株主から優待券を2500~2万1000円分(年5000~4万2000円分)に引き上げる。また、より使いやすい電子チケット(スマートフォン・紙併用型)へ変更する。同時に、オーストラリアに100%子会社を設立すると発表した。餃子を主役に炒飯・麺類・定食などを熱々、スピーディー、手頃な価格で提供する日本発のファストカジュアル型餃子ダイナーを展開する。なお、27年3月期業績への影響は軽微としている。 ■弁護士ドットコム <6027> 2,110円 +1 円 (+0.1%) 11:30現在 弁護士ドットコム<6027>が5日ぶりに反発している。11日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を35万株(自己株式を除く発行済み株数の1.53%)、または5億円としており、取得期間は6月12日から11月30日まで。足もとの株価水準が「最も確実性が高く、かつリターン効率が極めて高い投資機会」と判断したことが要因としている。 ■3DM <7777> 359円 -80 円 (-18.2%) ストップ安 11:30現在 11日に決算を発表。「今期経常は59%減益へ」が嫌気された。 スリー・ディー・マトリックス <7777> [東証G] が6月11日大引け後(16:00)に決算を発表。26年4月期の連結経常損益は39.7億円の黒字(前の期は24.8億円の赤字)に浮上したが、27年4月期の同利益は前期比58.7%減の16.4億円に大きく落ち込む見通しとなった。 ■ビジョナル <4194> 7,382円 -674 円 (-8.4%) 11:30現在 東証プライム 下落率5位 ビジョナル<4194>が逆行安。同社は11日の取引終了後、26年7月期第3四半期累計(25年8月~26年4月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比24.3%増の731億5700万円、最終利益は同13.2%増の142億1400万円となった。大幅な増収増益となったものの、下期偏重の成長投資の影響があって、2~4月期は減益で着地した。会社側は通期計画に対して着実に進捗しているとの見方を示すものの、物足りなさを意識した投資家の売りがかさんだようだ。8~4月期は「ビズリーチ」や「ハーモス」が成長し、収益を押し上げた。 ■アインホールディングス <9627> 5,694円 -278 円 (-4.7%) 11:30現在 アインホールディングス<9627>は軟調。11日取引終了後に26年4月期連結決算を発表し、売上高は6478億3400万円(前の期比41.8%増)、営業利益は298億3200万円(同76.8%増)だった。調剤薬局を手掛ける主力のファーマシー事業が好調だったほか、「アインズ&トルペ」を運営するリテール事業も伸びた。続く27年4月期の売上高は7215億円(前期比11.4%増)、営業利益は325億円(同8.9%増)を計画。配当予想は100円(前期同額)とした。良好な見通しを示したものの、目先は材料出尽くしとの見方から利益確定売り圧力が強まっているようだ。 ■ジャパンMA <9236> 1,104円 +150 円 (+15.7%) ストップ高 11:30現在 ジャパンM&Aソリューション<9236>が急反発しストップ高の1104円に買われている。11日の取引終了後に26年10月期の単独業績予想について、営業利益を1億800万円から1億7800万円(前期5600万円の赤字)へ、最終利益を1億900万円から1億4300万円(同8500万円の赤字)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を無配から10円へ引き上げたことが好感されている。売上高は従来予想の9億9000万円(前期比51.3%増)の従来予想を据え置いたものの、上期に本格始動したファンド事業の第1号案件で利益率の高い大型案件の成約に至ったことが牽引した。加えて、成長投資として進めてきた「AIロングリスト作成システム」の本格稼働などにより、自社における買い手企業の探索力の精度が大幅に向上し、従来発生していた提携先への紹介料をはじめとする外部コストを大幅に抑制することができたことも貢献した。更に、徹底した業務効率化とコストコントロールを推進したことも寄与した。なお、配当は上場後初配当となる。同時に発表した4月中間期決算は、売上高5億2600万円(前年同期比41.2%増)、営業利益1億4200万円(前年同期1700万円の赤字)、最終利益1億2700万円(同800万円の赤字)だった。 ■ナ・デックス <7435> 1,093円 +150 円 (+15.9%) ストップ高買い気配 11:30現在 ナ・デックス<7435>がストップ高カイ気配。同社は11日取引終了後、27年4月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しは前期比96.6%増の22億円とし、年間配当計画は前期比9円増配の40円(中間配13円、期末配27円)とした。売上高は同30.3%増の480億円を見込む。ソリューションの質の向上・領域の拡大を図ることで、収益性の向上、新業界・新分野の開拓を行っていくとしている。また、23万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.7%)、2億円を上限とする自社株取得枠を設定したこともあわせて発表。取得期間はきょうから11月30日までで、取得した全株式は12月25日付で消却するとしている。 ●ストップ高銘柄 AIメカテック <6227> 7,850円 +1,000 円 (+14.6%) ストップ高 11:30現在 光・彩 <7878> 1,346円 +300 円 (+28.7%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 など、1銘柄 株探ニュース