ドル円、160円を割り込む トランプ発言でドル安強まる 合意がまとまったと言及=NY為替概況
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ドル円、160円を割り込む トランプ発言でドル安強まる 合意がまとまったと言及=NY為替概況 きょうのNY為替市場、後半にドル安が強まり、ドル円は160円を割り込んだ。トランプ大統領の投稿に市場は激変。大統領は一旦自身のSNSに「今夜、イランを非常に激しく攻撃する」と投稿。しかし、後半になって攻撃は中止になったと発表。そして、終盤にイランが核兵器を持たないことで合意がまとまったと述べた。 合意の署名は恐らく欧州で行われ、週末にも行われる可能性があるとしている。署名には自分ではなく、バンス副大統領が行い、成立次第ホルムズ海峡は再開されるとしている。 本日は米生産者物価指数(PPI)が発表になり、総合指数は予想を上回ったものの、コア指数は予想を下回る内容となった。ただ、年内のFRBの利上げ確率は100%で織り込んでいる。 ユーロドルは序盤は1.15ドル台前半に値を落としていたが、トランプ発言を受けて終盤に1.15ドル台後半に急上昇した。ユーロ円は184円台から185円台に買い戻される展開が見られていた。 この日はECB理事会が開催され、大方の予想通りに利上げを実施した。市場は次のヒントを探っているが、7月の理事会を巡って見方が錯そうしている。一部報道ではECB当局者は、7月は利上げ見送り検討と伝えているが、別の報道では、早ければ次回利上げは7月にもあり得ると伝えている。 7月を巡っては様々見方が出ているようだが、市場では年内あと2回の利上げがコンセンサスとなっているようだ。 ポンドドルは1.33ドル台前半から1.34ドル台に急上昇。一方、ポンド円も前半の下げを戻す展開が見られ、213円台から214円台半ばに上昇している。ポンドは対ユーロでも買い戻される展開。 ポンドに関しては、来週の英金融政策委員会(MPC)に注目が集まっているが、今回は据え置きが確実視されているものの、2名の委員が利上げを主張するのではとも見られている。ピル委員とグリーン委員だが、利上げに賛成票を投じる可能性があると見られているようだ。 エコノミストは、英中銀は来週のMPCで必要であれば今後の利上げの意向を示す可能性があると述べている。委員は、エネルギー価格が長期に渡って高止まりした場合、年内に政策を引き締める可能性を残していることを示唆するだろうと指摘している。 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美