話題株ピックアップ【夕刊】(2):QDレーザ、カワチ薬品、三井金属

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■QDレーザ <6613>  2,409円   +37 円 (+1.6%)  本日終値
 QDレーザ<6613>は反発。東京証券取引所がQDレーザ株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を11日売買分から解除すると10日の取引終了後に発表した。また、日本証券金融も11日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。QDレーザは安く始まったものの、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが入り、切り返す展開となった。

■カワチ薬品 <2664>  3,445円   +40 円 (+1.2%)  本日終値
 カワチ薬品<2664>が続伸。10日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、米国の投資運用会社カナメ・キャピタルの株式保有割合が5.01%と、新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は6月4日となっている。

■三井金属 <5706>  37,330円   +350 円 (+1.0%)  本日終値
 三井金属<5706>が8日ぶりに反発。SMBC日興証券は10日、同社株の目標株価を4万1200円から5万3000円に引き上げた。データセンターのAIサーバーなどで使われる特殊銅箔である「Micro Thin(マイクロシン)」の快進撃は続くと指摘。データセンターのAIサーバーでは微細配線のパッケージが求められることから同製品の成長持続を予想している。27年3月期の連結経常利益見通しは1120億円(会社計画930億円)で据え置いたが、28年3月期の同利益は1270億円から1330億円に修正した。28年3月期はマイクロシンとVSP(高周波対応銅箔)に対して、ともに追加の値上げを見込んでいる。

■丸千代山岡家 <3399>  3,280円   +25 円 (+0.8%)  本日終値
 丸千代山岡家<3399>が続伸。10日の取引終了後に発表した5月度の売上高速報で、既存店売上高が前年同月比8.9%増となり、50カ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。客数が同8.0%増となり売り上げを牽引した。

■高千穂交易 <2676>  2,100円   +15 円 (+0.7%)  本日終値
 高千穂交易<2676>が後場プラスに転じ8日続伸。午後1時ごろに、光関連製品の取り扱いを開始しオプティカルソリューション事業として展開すると発表しており、好材料視された。生成AIの急速な普及に伴うデータセンター需要の拡大を背景に開始するとしており、光通信関連部材、光接続部品、光モジュール関連製品などを中心に、データセンターや通信インフラ、産業機器、センシング分野に向けた提案を進める。また、半導体・電子部品事業で培ってきた顧客基盤や技術サポート力を生かして、光関連製品と半導体・電子部品を組み合わせたトータルソリューションの提案を強化するとしている。

■ANYCOLOR <5032>  2,375円   -500 円 (-17.4%) ストップ安   本日終値  東証プライム 下落率トップ
 ANYCOLOR<5032>はストップ安。10日の取引終了後、26年4月期の単独決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は560億~600億円(前期比0.6~7.8%増)、営業利益予想は180億~200億円(同10.8~0.9%減)とした。年間配当予想は中間・期末各31円の合計62円(前期は75円)を見込んでおり、これらを嫌気した売りが優勢になった。売上高はVTuberの起用頻度などの面でこれまで以上に規律をもった運用を行う方針であることなどを考慮し、慎重に見通した。利益面では従業員数の増加などが負担となる。なお、26年4月期は売上高が556億8100万円(前の期比29.9%増)、営業利益が201億7200万円(同23.9%増)だった。

■GENDA <9166>  532円   -60 円 (-10.1%) 一時ストップ安   本日終値
 GENDA<9166>が急反落し、フシ目の500円を割り込んだ。同社は10日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比45.0%増の497億200万円、最終損益は7億5200万円の赤字(前年同期は2億2300万円の黒字)となった。GAAPベースで最終赤字に転落したほか、非GAAPベースでは調整後EBITDAが前年同期比8.0%増の46億1200万円、調整後純利益は同46.5%減の7億3600万円となっており、直近の業況を嫌気した売りが優勢となった。北米事業は現金回収の負担が発生したことに伴い、売り上げが未達となったほか、統合一時費用や先行投資の発生も利益を押し下げる要因となった。国内事業はアミューズメントが計画対比で超過して推移。カラオケやツーリズムは計画通りとなったという。

■あさくま <7678>  6,230円   -380 円 (-5.8%)  本日終値
 あさくま<7678>が大幅反落。10日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)単独決算が、売上高28億6600万円(前年同期比25.0%増)、営業利益9700万円(同13.2%減)、純利益5200万円(同43.3%減)と減益で着地したことが嫌気された。「ステーキのあさくま」業態3店舗を出店したほか、カレー業態1店舗を出店したことで売上高は伸長したものの、新規出店に伴う先行費用の発生が利益を圧迫した。なお、27年1月期通期業績予想は、売上高123億円(前期比22.4%増)、営業利益6億6000万円(同27.3%増)、純利益4億900万円(同26.0%増)の従来見通しを据え置いている。同時に自社株6万7000株を上限に、11日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT‐3)により取得すると発表。この日午前中に、6万6000株を4億3626万円で取得したと発表した。

■スバル興業 <9632>  3,615円   -195 円 (-5.1%)  本日終値
 スバル興業<9632>が大幅反落。10日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高79億6500万円(前年同期比1.7%増)、営業利益15億6000万円(同13.3%減)、純利益10億7500万円(同12.3%減)と2ケタ減益となったことが嫌気された。主力の道路関連事業で、大規模な橋梁補修工事が順調に進捗したほか道路維持管理業務も伸長したが、前年に計上された価格スライド分の剥落などが影響した。なお、27年1月期通期業績予想は、売上高300億3000万円(前期比1.4%増)、営業利益45億5100万円(同6.4%減)、純利益31億700万円(同28.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,374円   -87 円 (-1.4%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が軟調推移。同社が出資する米オープンAIに関し、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが日本時間11日、米アンソロピックから顧客を獲得しようと、大幅な値下げを検討していると報じた。IPOに動くオープンAIの成長懸念が広がる形となり、同社に出資するソフトバンクGの株価の重荷となったようだ。この日は日経平均株価が一時1800円を超える下げとなった後、一時プラス圏に浮上するなど全体相場が荒い動きとなるなか、ソフトバンクGの株価も先物買いに連れる形で切り返したが、前場後半以降は売り直しの動きとなっている。

株探ニュース

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