話題株ピックアップ【昼刊】:味の素、宝HLD、アルペン

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■味の素 <2802>  5,086円   +357 円 (+7.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 味の素<2802>が急反騰、一気に5000円台を回復した。前日まで7営業日続落で約650円ほど水準を切り下げ、中期波動の分水嶺である75日移動平均線も小幅ながら割り込み下値リスクを意識させたが、きょうは動きを一変させ大陽線で切り返してきた。同社が製造する半導体パッケージ基板用絶縁材料(高性能ビルドアップフィルム=ABF)は、同社ならではのアミノ酸製造技術及びそこから派生した有機化学・配合技術を駆使したもので、独占的サプライヤーとして世界の注目を浴びている。前日に半導体受託生産世界最大手のTSMCの5月の月次売上高が発表されたが、前年同月比30%増で同月としては過去最高水準に達した。主要顧客であるエヌビディアの先端半導体製造受託が絶好調で収益を押し上げているが、これを受けてきょうの東京市場ではTSMCと業績連動性が高いキオクシアホールディングス<285A>やイビデン<4062>などに買いが向かった。イビデンは味の素のABFを使って最先端パッケージ基板を製造するという不可分の関係性があり、味の素の株価も強く刺激される格好となっている。

■宝ホールディングス <2531>  2,213円   +78.5 円 (+3.7%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 宝ホールディングス<2531>は続伸している。10日、米国で開催された国際的な酒類品評会「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション2026」(SFWSC)で、数量・ルート限定で販売中の「寶『NEW MAKE』スピリッツ」が最高金賞のダブルゴールドを受賞したと発表した。同社は今回の受賞を励みに洋酒事業の国際的な商品ポートフォリオの拡充に努めていくとしており、株価の支援材料となっている。SFWSCは毎年サンフランシスコで開催される米国最大の酒類コンペティションであり、世界の酒類業界から受賞結果に注目が集まっているという。

■アルペン <3028>  2,109円   +64 円 (+3.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 アルペン<3028>が3日続伸している。10日の取引終了後に、26年6月期の期末配当予想を25円から30円に増額修正したことが好感されている。なお、年間配当予想は55円となり、前期実績(50円)に対しては5円の増配となる。

■INPEX <1605>  3,573円   +90 円 (+2.6%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>は逆行高。中東情勢の緊迫化を受け原油価格が上昇している。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が、日本時間11日午前10時時点で1バレル=92ドル台に上昇している。10日の清算値(終値に相当)は前日比1.83ドル高の90.03ドルだった。米軍のヘリコプターが撃墜されたことから、トランプ米大統領は10日「イランを非常に激しく攻撃する」と表明。米軍はイラン国内に新たな攻撃を開始した。和平交渉への期待は後退し、11日の時間外の原油相場は一段の上昇基調となっている。これを受け、INPEXなど石油関連株には買いが入っている。

■パンパシHD <7532>  865.1円   +16.1 円 (+1.9%)  11:30現在
 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が大幅続伸している。10日の取引終了後に発表した5月度の月別販売高状況(速報)で、国内リテール事業の既存店売上高が前年同月比8.1%増となり、48カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年よりも休日が2日多かったことによる押し上げ効果があったことに加えて、季節品と外出関連商品が好調に推移し、全ての商品カテゴリーで前年を上回った。また、値上げが発表された次世代ゲーム機を中心に駆け込み特需が発生したことで、家電製品が売り上げ増に貢献した。なお、全店売上高は同10.2%増だった。

■カワチ薬品 <2664>  3,425円   +20 円 (+0.6%)  11:30現在
 カワチ薬品<2664>が続伸している。10日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、米国の投資運用会社カナメ・キャピタルの株式保有割合が5.01%と、新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は6月4日となっている。

■QDレーザ <6613>  2,385円   +13 円 (+0.6%)  11:30現在
 QDレーザ<6613>は反発。東京証券取引所がQDレーザ株の信用取引による新規の売り付け及び買い付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を11日売買分から解除すると10日の取引終了後に発表した。また、日本証券金融も11日から貸借取引自己取引分及び非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分に係る銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。QDレーザは安く始まったものの、取引負担の減少で短期資金の流入が再び活発化するとの思惑から買いが入り、切り返す展開となっている。

■エクサウィザーズ <4259>  970円   +5 円 (+0.5%)  11:30現在
 エクサウィザーズ<4259>が4日ぶりに反発している。同社は10日、子会社Exa Enterprise AIが運営する法人向け生成AIサービス「exaBase 生成AI」において、米アンソロピック社が6月9日にリリースした「Claude Fable 5」の提供を開始したと発表しており、好材料視されている。これにより「exaBase 生成AI」を利用中のユーザーは、追加の申し込みなしで「Claude Fable 5」を利用できるようになったとしている。

■ANYCOLOR <5032>  2,375円   -500 円 (-17.4%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 ANYCOLOR<5032>はストップ安の水準となる前営業日比500円安の2375円でウリ気配となっている。10日の取引終了後、26年4月期の単独決算の発表にあわせて、27年4月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は560億~600億円(前期比0.6~7.8%増)、営業利益予想は180億~200億円(同10.8~0.9%減)とした。年間配当予想は中間・期末各31円の合計62円(前期は75円)を見込んでおり、これらを嫌気した売りが優勢になっている。売上高はVTuberの起用頻度などの面でこれまで以上に規律をもった運用を行う方針であることなどを考慮し、慎重に見通した。利益面では従業員数の増加などが負担となる。なお、26年4月期は売上高が556億8100万円(前の期比29.9%増)、営業利益が201億7200万円(同23.9%増)だった。

■GENDA <9166>  502円   -90 円 (-15.2%) 一時ストップ安   11:30現在
 GENDA<9166>が急反落し、フシ目の500円を割り込んだ。同社は10日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比45.0%増の497億200万円、最終損益は7億5200万円の赤字(前年同期は2億2300万円の黒字)となった。GAAPベースで最終赤字に転落したほか、非GAAPベースでは調整後EBITDAが前年同期比8.0%増の46億1200万円、調整後純利益は同46.5%減の7億3600万円となっており、直近の業況を嫌気した売りが優勢となっている。北米事業は現金回収の負担が発生したことに伴い、売り上げが未達となったほか、統合一時費用や先行投資の発生も利益を押し下げる要因となった。国内事業はアミューズメントが計画対比で超過して推移。カラオケやツーリズムは計画通りとなったという。

■スバル興業 <9632>  3,600円   -210 円 (-5.5%)  11:30現在
 10日に決算を発表。「2-4月期(1Q)経常は13%減益で着地」が嫌気された。
 スバル興業 <9632> [東証S] が6月10日大引け後(16:00)に決算を発表。27年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比12.8%減の15.8億円に減ったが、通期計画の46.4億円に対する進捗率は34.1%となり、5年平均の35.6%とほぼ同水準だった。

■ソフトバンクグループ <9984>  6,207円   -254 円 (-3.9%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が軟調推移。同社が出資する米オープンAIに関し、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが日本時間11日、米アンソロピックから顧客を獲得しようと、大幅な値下げを検討していると報じた。IPOに動くオープンAIの成長懸念が広がる形となり、同社に出資するソフトバンクGの株価の重荷となったようだ。この日は日経平均株価が一時1800円を超える下げとなった後、一時プラス圏に浮上するなど全体相場が荒い動きとなるなか、ソフトバンクGの株価も先物買いに連れる形で切り返したが、前場後半以降は売り直しの動きとなっている。

■リミックスポイント <3825>  201円   +50 円 (+33.1%) ストップ高   11:30現在
 リミックスポイント<3825>はストップ高。きょう午前9時55分ごろ、未定としていた27年3月期の連結業績予想を発表した。売上高予想は487億7700万~561億1200万円(前期比2.7~3.2倍)、営業損益予想は67億2300万~140億5800万円の黒字(前期は54億7700万円の赤字)とした。各損益は3期ぶりの黒字転換を計画しており、材料視した買いが集まっている。グループが保有する契約数が順調に推移しているエネルギー事業や、市場環境が中長期的に拡大基調にある蓄電ソリューション事業が業績を押し上げるほか、デジタルアセットマネジメント事業の黒字転換を見込む。中東情勢の緊迫化などから売上高及び売上原価に与える影響を合理的に見積もることが困難だったため、従来は業績予想を未定としていたものの、足もとの資源価格及び電力市場価格の推移やグループの保有契約数の動向などから、一定の前提条件を置くことが可能だと判断した。

■カラダノート <4014>  500円   +80 円 (+19.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 カラダノート<4014>がストップ高の500円でカイ気配となっている。10日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年8月~26年4月)単独決算で、売上高7億3100万円(前年同期比32.0%減)、営業利益1億4600万円(前年同期6500万円の赤字)、最終利益1億4600万円(同7300万円の赤字)と黒字転換したことが好感されている。選択と集中により売上高は減少したものの、ライフイベント領域の拡張を加速させた結果、ファミリーデータ会員数が344万人(前年同期比13.5%増)と順調に拡大したことや、住友生命との協業強化が奏功し黒字転換した。なお、26年7月期通期業績予想は、売上高10億5500万円(前期比16.9%減)、営業利益2億4400万円(前期3400万円の赤字)、最終利益2億4300万円(同6900万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。また、同時に株主優待制度を再開すると発表しており、これも好材料視されている。24年7月末日時点分をもって従来の株主優待制度を休止していたが、26年7月末日時点の株主から毎年1月末日及び7月末日時点で10単元(1000株)以上を保有する株主を対象に、優待還元額を固定し対象株主に按分するシェア型株主優待を導入するとしており、優待還元額は1500万円(年3000万円)を予定。PayPayマネーライトやQUOカードPayなどが選べるデジタルギフトで提供するとしている。

■ハウテレビジョン <7064>  969円   +150 円 (+18.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ハウテレビジョン<7064>がストップ高カイ気配。同社は10日取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比4.7倍の1億6400万円となり、通期計画の5000万円を超過した。売上高は同42.7%増の8億2500万円で着地。4月末時点でプラットフォーム事業の累積取引社数が1101社(前期末から13社の増加)、累積会員数は74万4808人(同3万9333人の増加)と伸長した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■光・彩 <7878>  1,046円   +150 円 (+16.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 光・彩<7878>がストップ高カイ気配となっている。10日の取引終了後に27年1月期の単独業績予想について、売上高を45億円から50億円(前期比17.9%増)へ、営業利益を2億円から4億円(同2.2倍)へ、純利益を1億1500万円から2億6000万円(同2.4倍)へ上方修正したことが好感されている。国内受注が想定を上回って堅調に推移していることに加えて、高付加価値商品の販売が好調に推移していることが要因。また、生産効率の改善による労働生産性の向上や、原価管理の徹底及び取引条件の適正化を推進していること、更に原材料価格の急激な上昇に伴う在庫評価益などの一時的な影響も利益を押し上げる。

●ストップ高銘柄
 ジーネクスト <4179>  420円   +80 円 (+23.5%) ストップ高   11:30現在
 BRANU <460A>  877円   +150 円 (+20.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 地盤HD <6072>  1,100円   -400 円 (-26.7%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、2銘柄

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