<動意株・10日>(大引け)=ZETA、かんぽ生命、ベステラなど

投稿:

材料

 ZETA<6031.T>=後場急騰し一時ストップ高。きょう午後0時30分ごろ、英チェックアウト・ドットコムとエージェンティックコマース領域の事業展開を視野に入れた戦略的パートナーシップ契約を締結したと発表しており、材料視した買いが集まった。チェックアウト・ドットコムは145以上の通貨に対応するデジタル決済ネットワークを有し、世界中で年間数十億件の取引を処理している。今後、提携により実現する具体的なサービス内容などは都度プレスリリース形式で公表するという。

 かんぽ生命保険<7181.T>=上値指向強め4日続伸。SMBC日興証券が9日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ引き上げており、これが材料視されているようだ。一方で目標株価は1727円から1670円に引き下げた。証券会社によると、株価下落により割安感が台頭と指摘。バリュエーションに加え、金利上昇やコストインフレへの耐性、新契約獲得の回復傾向なども評価した。

 ベステラ<1433.T>=もみ合い上放れる。9日の取引終了後、27年1月期第1四半期(2~4月)の連結決算を発表した。売上高が32億7300万円(前年同期比29.3%増)、営業利益が3億5300万円(同2.6倍)だった。受注残高は91億4100万円(同49.8%増)となっており、業況を好感した買いが集まっている。大型工事の施工が順調に推移したほか、選択受注の推進や見積もり・積算体制の整備による利益率の改善などが奏功した。

 荒川化学工業<4968.T>=新値街道。ロジン(松脂)を活用した技術をコアテクノロジーに幅広い産業のニーズを捉えており、そのうちファイン・エレクトロニクス部門ではAIデータセンター向けの先端半導体材料や精密な電子デバイスの洗浄剤などを展開している。25年3月期にトップラインを2ケタ増収で営業損益を黒字転換させたが、その後の回復スピードが目を見張る。26年3月期営業利益は前の期比2.4倍の25億円、更に27年3月期は前期比32%増益の33億円を見込む。半導体分野だけではなく、農業やヘルスケアなどディフェンシブ領域にも業容拡大の布石を打つなど死角がない。一方、3%以上の配当利回りを確保しながら、PBRは解散価値の半値水準である0.5倍台で、水準訂正余地に着目した投資資金を誘引している。

 富士急行<9010.T>=地合い悪に抗し異彩を放つ6連騰。株価は底値圏から戻り足鮮明で、25日移動平均線は下向きながら5日・25日線のゴールデンクロスが目前だ。英投資運用会社のニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが9日付で提出した大量保有報告書によると、同ファンドと共同保有者の富士急株式保有比率が5.02%と新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」とし、株式価値向上の方法を話し合うことを目的に、経営陣に対して対話を要求する場合があることを明記した。これを受けて、株価の先高期待が膨らみ、投資資金の流入を誘う形となった。

 Link-Uグループ<4446.T>=急伸。午前10時ごろに、子会社Link-U Technologiesが、マンガIPの価値最大化を一気通貫で支援する新事業「Link-U Mangaful Base」を始動すると発表しており、これを好感する買いが入っている。新事業は、MAU(月間アクティブユーザー数)2000万超のマンガアプリ運営で培ったデータ分析のノウハウと各国の主要プラットフォームとつながる流通ソリューションを生かし、「どの作品を・どの市場で・どう展開すれば価値が最大化するか」を見極め、実行まで一気通貫で支援する新事業。第1弾として、優れたマンガ作品を持ちながらも海外展開にハードルを感じている出版社に向けて翻訳・配信支援サービスを開始。出版社は同社の翻訳提案に承認後、案件に応じた最小限の負担で、北米や南米などの主要プラットフォームへのグローバル展開が可能になるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。