<動意株・10日>(前引け)=荒川化、富士急、リンクユーG
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荒川化学工業<4968.T>=続急伸。ロジン(松脂)を活用した技術をコアテクノロジーに幅広い産業のニーズを捉えており、そのうちファイン・エレクトロニクス部門ではAIデータセンター向けの先端半導体材料や精密な電子デバイスの洗浄剤などを展開している。25年3月期にトップラインを2ケタ増収で営業損益を黒字転換させたが、その後の回復スピードが目を見張る。26年3月期営業利益は前の期比2.4倍の25億円、更に27年3月期は前期比32%増益の33億円を見込む。半導体分野だけではなく、農業やヘルスケアなどディフェンシブ領域にも業容拡大の布石を打つなど死角がない。一方、3%以上の配当利回りを確保しながら、PBRは解散価値の半値水準である0.5倍台で、水準訂正余地に着目した投資資金を誘引している。 富士急行<9010.T>=地合い悪に抗し異彩を放つ6連騰。株価は底値圏から戻り足鮮明で、25日移動平均線は下向きながら5日・25日線のゴールデンクロスが目前だ。英投資運用会社のニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドが9日付で提出した大量保有報告書によると、同ファンドと共同保有者の富士急株式保有比率が5.02%と新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為等を行うこと」とし、株式価値向上の方法を話し合うことを目的に、経営陣に対して対話を要求する場合があることを明記した。これを受けて、株価の先高期待が膨らみ、投資資金の流入を誘う形となった。 Link-Uグループ<4446.T>=ストップ高人気。午前10時ごろに、子会社Link-U Technologiesが、マンガIPの価値最大化を一気通貫で支援する新事業「Link-U Mangaful Base」を始動すると発表しており、これを好感する買いが入っている。新事業は、MAU(月間アクティブユーザー数)2000万超のマンガアプリ運営で培ったデータ分析のノウハウと各国の主要プラットフォームとつながる流通ソリューションを生かし、「どの作品を・どの市場で・どう展開すれば価値が最大化するか」を見極め、実行まで一気通貫で支援する新事業。第1弾として、優れたマンガ作品を持ちながらも海外展開にハードルを感じている出版社に向けて翻訳・配信支援サービスを開始。出版社は同社の翻訳提案に承認後、案件に応じた最小限の負担で、北米や南米などの主要プラットフォームへのグローバル展開が可能になるとしている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS