米外為市場サマリー:有事のドル買いで一時160円40銭台に上伸
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9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=160円36銭前後と前日と比べて20銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=185円10銭前後と同35銭程度のユーロ高・円安だった。 イランとイスラエルが相互への攻撃停止を表明したことで中東情勢に対する過度な不安が後退し、ドル円相場は日本時間夕方に160円05銭まで軟化する場面があった。ただ、米国とイランによる和平交渉の行方は依然不透明とあって海外市場では下げ渋る展開。米連邦準備理事会(FRB)が年内にも利上げに踏み切るとの観測が高まっていることもドルの下支えとなった。ニューヨーク市場では全米不動産協会(NAR)が発表した5月の中古住宅販売件数が5カ月ぶりの高水準となったことを手掛かりにドル買いが流入。トランプ米大統領がSNSで米軍のヘリコプターが8日夜にホルムズ海峡でイラン軍に撃墜されたことを明らかにし、「米国はこの攻撃に対して対応しなければならない」と報復を示唆すると、「有事のドル買い」で一時160円45銭まで上伸した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1543ドル前後と前日と比べて0.0010ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS