株価指数先物【引け後】 6万5000円固めを意識した押し目狙いのロング対応

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先物

大阪6月限
日経225先物 65400 +1580 (+2.47%)
TOPIX先物 3901.5 +55.5 (+1.44%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比1580円高の6万5400円で取引を終了。寄り付きは6万5390円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万5570円)にサヤ寄せする形で、買いが先行した。直後につけた6万5410円を高値に戻り待ち狙いのショートが優勢となり、前場中盤にかけて6万3920円まで上げ幅を縮める場面もみられた。

 ただ、25日移動平均線(6万3880円)が支持線として意識されるなかで、前場終盤にかけては6万4600円~6万4800円辺りでの推移が続き、ランチタイムで6万5000円台を回復。後場は6万5200円~6万5400円辺りで保ち合い、終盤にかけて6万5480円まで上げ幅を広げた。

 朝方は買いが先行したものの、シカゴ先物に届かなかったこともあり、寄り付き後はショートを誘う形になった。東京エレクトロン<8035>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]が買われて日経平均株価をけん引する一方で、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が買い一巡後に軟化する場面もみられ、ショートに向かわせた面もあったとみられる。

 ただ、下値は25日線が支持線として意識されていることで、ショートを仕掛けにくくさせた。指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株をにらんでの展開となったが、東京エレクトロンやアドバンテストなど上位5銘柄で日経平均株価を1000円超押し上げており、押し目狙いのロングを誘う形だった。

 また後場半ばには、日銀が6月15~16日に開く金融政策決定会合で利上げを決める方針と報じられた。物価の上振れリスクに備え、政策金利を現状の0.75%から1.0%に引き上げると伝わった。国債の買い入れは減額停止で調整。この報道も織り込み済みとみられ、市場の反応は限定的だったことで、ショートカバーに向かわせたようである。

 日経225先物は週足の+1σ(6万4850円)を上回っての推移となった。+2σ(6万9670円)とのレンジに戻ったことで、6万5000円処での底固めを経て、+2σを意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。週末に先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることで限月交代に伴うロールが入りやすいが、値幅の大きい状況が続いていることもあって、ヘッジ対応の影響を受けやすいだろう。

 まずは6万5000円固めを意識した押し目狙いのロング対応とし、日足の+1σ(6万6420円)を明確に上抜けてくると、8日の急落分を吸収して上へのバイアスが強まりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で16.76倍(8日は16.59倍)に上昇した。朝方には16.79倍まで上昇する場面もみられたが、+1σ(16.88倍)が抵抗線として意識され、25日線(16.42倍)とのレンジ内での推移となった。16.55倍まで低下した後に切り返しており、ハイテク株の底堅さを見極めつつ、NTロングでのスプレッド狙いに向かわせよう。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万2347枚、バークレイズ証券が2万2065枚、ソシエテジェネラル証券が2万1514枚、HSBC証券が1万2133枚、野村証券が1万1926枚、JPモルガン証券が7736枚、みずほ証券が7724枚、モルガンMUFG証券が7529枚、ゴールドマン証券が7499枚、BNPパリバ証券がが7347枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が4万4014枚、ソシエテジェネラル証券が4万1905枚、モルガンMUFG証券が3万8398枚、野村証券が3万5402枚、JPモルガン証券が3万2854枚、ABNクリアリン証券が3万2581枚、シティグループ証券が2万8751枚、みずほ証券が2万8735枚、ゴールドマン証券が2万0403枚、ビーオブエー証券が1万5060枚だった。

株探ニュース

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