<動意株・9日>(前引け)=森永乳、HEROZ、トレファク

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 森永乳業<2264.T>=最高値圏舞い上がる。前日の日経平均急落局面でも同社株は上値追い態勢を継続し、市場筋の目を引いたが、きょうは上げ足を加速している。今月1日に三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>から提出された大量保有報告書で、三菱UFJがグループ共同保有の形で森永乳の株式の5.03%を保有していることが判明した。保有目的は純投資及び政策投資としており、同社株の先高期待につながっている。牛乳由来のプロテインでタンパク質含有率を極度に高めた高濃度ホエイが注目されるなか、同社はこの世界的なサプライヤーとして投資マネーの関心を集めている。株価は前日に終値でフシ目の5000円大台ラインを突破し最高値を更新したが、きょうは上場来高値圏で更に上げ足を加速する格好に。信用買い残は枯れた状態で上値は軽く、AI・半導体関連やその周辺株などに物色の矛先が集中するなか、異色の上昇トレンドを構築している。

 HEROZ<4382.T>=急動意。前日はマイナス圏で引けたものの2営業日連続で陽線を形成、きょうはカイ気配で始まる展開となり大底圏離脱の気配を強めている。同社は「将棋ウォーズ」で培ったAI技術を市場予測などのBtoBサービスに生かし業容を拡大、トップラインの大幅な伸びが続いている。そうしたなか、8日取引終了後に26年4月期業績予想の修正を発表。最終利益は従来予想の5000万円から3億7600万円に大幅増額し、19年4月期以来7期ぶりに過去最高を更新したもようで、これが株価を強く刺激する格好となった。連結子会社の株式譲渡に伴う売却益計上が反映されたもの。なお、信用取組は直近データで信用倍率0.88倍と売り長、日証金では貸借倍率が0.13倍と更にタイト感が強く、今月5日付で貸株規制対象となっている。空売り買い戻しを誘発した場合は戻り足が一気に加速する可能性がある。

 トレジャー・ファクトリー<3093.T>=急反発。8日の取引終了後、5月の月次売上概況(単体)を発表。既存店売上高は前年同月比12.7%増となった。大幅な増収となったことを評価した買いが入った。前年同月を上回るのは57カ月連続。全店売上高は同23.7%増だった。ゴールデンウィーク期間を含めて5月は初夏の陽気が続き、衣類を中心に夏物の立ち上がりが好調だった。ブランド品や生活家電、AV機器なども堅調だった。前年と比較して休日が2日多く、前年同月比に2.7ポイント程度のプラス効果があったという。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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