明日の為替相場見通し=160円台での円売りには慎重姿勢

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為替

 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日本の通貨当局による為替介入への警戒感が根強いことから積極的には円売り・ドル買いを進めにくいだろう。予想レンジは1ドル=159円30銭~160円20銭。

 3日のニューヨーク市場でドル円相場は一時160円09銭まで上伸したが、4日の東京市場は上げ一服商状となった。政府・日銀が円買い介入を行ったとみられる4月30日の水準まで戻したことで、実弾介入への警戒感が高まっているようだ。

 また、日銀が15~16日に開く金融政策決定会合での利上げ観測が強まっていることも円の支えとなりそう。植田和男総裁は3日午後の講演で「利上げの是非についてしっかりと議論する必要がある」と述べたほか、4日午後にはブルームバーグ通信が複数の関係者の話として「日銀は今月の金融政策決定会合で、政策金利を0.25ポイント引き上げる方向で検討する」と報じている。

 ただ、米国とイランの戦闘終結に向けた協議の先行き不透明感は依然として漂っており、「有事のドル買い」や原油価格の先高観につながりやすい。日本時間今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数や1〜3月期の米労働生産性指数(改定値)が強い内容となればドルの支援材料となる。

出所:MINKABU PRESS

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