話題株ピックアップ【昼刊】:QDレーザ、ハートシード、三越伊勢丹

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■QDレーザ <6613>  2,761円   +338 円 (+14.0%) 一時ストップ高   11:30現在
 QDレーザ<6613>は3日ぶりに急反騰し、ストップ高となる前営業日比500円高の2923円に買われた。1日の取引終了後、TDK<6762>とQDレーザが保有する網膜投影技術を用いたXRグラス向け次世代RGB光源モジュール及び光学エンジンの共同開発に加え、同技術に関する特許権の一部をTDKに移転する事業協力契約を締結すると発表した。同時に27年3月期の最終損益予想を前回予想の5800万円の赤字から4億4100万円の黒字(前期は3億5700万円の赤字)に修正したと開示しており、これらを好感した買いが集まっている。特許権の一部を譲渡する対価約5億円を特別利益として計上する。QDレーザによると、同社の網膜投影技術は微弱なレーザー光を用いて網膜に直接映像を投影することで、他のディスプレイ方式に対して小型化や低消費電力化、ピントフリーなどの点で優位性を有している。両社は今後、契約に基づき研究や市場開拓を共同で推進していく。

■Heartseed <219A>  1,524円   +119 円 (+8.5%) 一時ストップ高   11:30現在
 Heartseed<219A>が一時ストップ高の1705円に買われている。1日の取引終了後に、虚血性心疾患に伴う重症心不全を対象に開発中の他家iPS細胞由来心筋球「HS-001」に関して、安全性及び有効性を評価するために実施した第1/2相試験(LAPiS試験)の解析結果を発表。主要評価項目である安全性について、製造販売承認申請に向けた方針に影響を及ぼす安全性上の懸念は認められなかったとしたことを好感した買いが入っている。また、副次評価項目である有効性についても複数の評価項目で製造販売承認申請に向けた方針を支持する結果が得られたとしており、同社ではこれらの試験結果をもとに26年中の製造販売承認申請を目指すとしている。

■三越伊勢丹 <3099>  3,570円   +220 円 (+6.6%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が反発している。1日の取引終了後に発表した5月度の売上速報で、国内百貨店事業の売上高が前年同月比8.6%増となり、好調を持続したことが好感されている。国内顧客で、宝飾時計などの高額品を中心に高感度上質消費の堅調さが際立ったことに加えて、気温の上昇に伴い本格的に夏物が稼働したことが寄与。5月20日に一部オープンした、19年ぶりの実施となる伊勢丹新宿本店の洋菓子リモデルも新たな顧客創造に貢献した。また海外顧客は、国内顧客と同様に高付加価値商品への関心が高く、客単価が向上して売り上げを牽引した。

■松屋 <8237>  1,496円   +91 円 (+6.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 松屋<8237>が大幅反発している。1日の取引終了後に発表した5月度の売上速報で、銀座店と浅草店を合わせた銀座本店の売上高が前年同月比18.2%増と2ケタ増となったことが好感されている。免税売上高で台湾・タイ・欧米などの幅広い国からの顧客の買い上げが加速。一方の国内顧客についてもラグジュアリーブランドの靴・バッグや化粧品、高価格帯の婦人衣料品などが好調に推移した。

■セレンHD <7318>  2,409円   +134 円 (+5.9%)  11:30現在
 セレンディップ・ホールディングス<7318>は4日ぶりに急反発し、5月28日につけた上場来高値を更新した。同社は事業承継を目的としたM&Aによって、売却をしない長期保有を前提として中堅・中小企業をグループ傘下に収め、経営受託や事業再生などを行う。1日の取引終了後、製造業その他事業会社の株式取得や保有、管理を手掛ける新会社「ものづくり事業承継ホールディングス」(JMS)を設立すると発表しており、好感した買いが集まっている。増資による株主価値の希薄化を極力回避しつつ、事業承継・成長投資に必要な資金を安定的に確保するための枠組みとして設立した。セレンHDは開発段階における試作受託を手掛ける子会社のアペックスを株式移転方式によりJMSの傘下とするほか、5億円出資する。加えて、JMSは商工組合中央金庫(東京都中央区)と京都フィナンシャルグループ<5844>傘下の京都キャピタルパートナーズから合計20億円の出資を受ける。その後は出資が100億円に達するまで金融機関を中心に順次戦略パートナーを募っていく。

■キッコーマン <2801>  1,473円   +77 円 (+5.5%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 キッコーマン<2801>が底堅い。1日、商品価格を改定すると発表。業績押し上げ効果を意識した買いが入ったようだ。対象商品のうちキッコーマンしょうゆ(だししょうゆ、粉末しょうゆなど)153アイテムについては、希望小売価格で5~9%値上げする。物流費や人件費などの上昇を自社のコスト削減努力だけでは吸収できない状況にあるとして、値上げに踏み切る。価格改定は9月1日納品分より実施する。

■CYBERDYNE <7779>  284円   +14 円 (+5.2%)  11:30現在
 CYBERDYNE<7779>に大口買い流入、一気に切り返す展開となっている。同社は筑波大学発のロボットベンチャーでフィジカルAI関連の一角としてマーケットの注目度が高い。そうしたなか、1日取引終了後に米シリコンバレーを拠点とするグローバルベンチャーキャピタルのPegasus Tech Venturesと戦略的業務提携を行うとともに、ファンドを組成し戦略投資活動を共同推進することを発表した。「HCPS融合サイバニクスwithフィジカルAI」領域の事業創出とグローバル展開の加速を目指す方針で、これによる業容拡大への期待が投資資金を呼び込んでいる。

■GSユアサ <6674>  6,727円   +318 円 (+5.0%)  11:30現在
 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>は切り返し急。7000円の大台に乗せ、日本電池とユアサコーポレーションの統合による2004年のGSユアサ誕生後で最高値を更新した。読売新聞オンラインが2日、「政府は、『蓄電池産業戦略』を改定し、2035年に国内関連企業の世界売上高を現状の3倍にする目標を示す」と報じた。これを材料視した買いが関連株に入ったようだ。記事によると、AI向けデータセンターやロボットなど蓄電池の用途が広がる見通しを踏まえ、生産基盤を強化する方針を打ち出すという。電池事業を展開するFDK<6955>や、電力データのAI分析を手掛けるインフォメティス<281A>も高い。

■アインホールディングス <9627>  5,699円   +247 円 (+4.5%)  11:30現在
 アインホールディングス<9627>が反発している。1日の取引終了後に、集計中の26年4月期連結業績について、売上高が従来予想の6460億円から6475億円(前の期比41.7%増)へ、営業利益が283億円から295億円(同74.9%増)へ、純利益が135億円から170億円(同83.6%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。ファーマシー事業で高額医薬品の処方により処方箋単価が上昇し、処方箋枚数も堅調に推移していることが要因。また、25年8月1日にグループ入りしたさくら薬局グループにおけるPMI(統合プロセス)が順調に進捗していることなども寄与する。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当予想を80円から100円へ引き上げた。

■カナモト <9678>  5,150円   +220 円 (+4.5%)  11:30現在
 カナモト<9678>は上値指向継続。上場来高値圏を舞う展開となっている。1日取引終了後、26年10月期連結業績予想について営業利益を187億円から204億円(前期比17.5%増)へ上方修正すると発表した。従来の最高益予想に更に上乗せする形となっており、これを好感した買いを呼び込んでいる。資産稼働効率の向上やレンタル単価の適正価格への調整を進めた一方で、総合的なコスト削減による体質改善の効果もあって上期実績が計画を上回ったことから、この影響を織り込んだ。なお、売上高予想については従来予想を据え置いた。

■エムスリー <2413>  1,540円   +65.5 円 (+4.4%)  11:30現在
 エムスリー<2413>は3日続伸。SMBC日興証券が1日付で投資評価を「2(中立)」から「1(アウトパフォーム)」へ引き上げており、これが材料視されている。証券会社によると、AI臨床支援サービスや電子カルテにおける医師の行動変容支援といった新たなカタリストにより、株価のリバウンドが期待できる局面と指摘。足もとの株価や金利動向などを踏まえ目標株価は2700円から2000円へ引き下げたものの、投資評価は1段階引き上げて最上位に設定した。

■高島屋 <8233>  2,037円   +60.5 円 (+3.1%)  11:30現在
 高島屋<8233>が反発している。1日の取引終了後に発表した5月度の店頭売上速報で、国内百貨店売上高が前年同月比10.8%増と2ケタ増となったことが好感されている。気温の上昇に伴い夏物衣料・雑貨に動きがみられたことや、食料品催事が堅調に推移したことで、国内顧客が前年実績を上回ったことに加えて、インバウンド顧客でもラグジュアリーブランドを中心とする高額品が伸長し、全体を押し上げた。

■クボタ <6326>  2,864円   +74.5 円 (+2.7%)  11:30現在
 クボタ<6326>が動意づき、上昇率は一時8%に迫った。米ホワイトハウスは1日、トランプ米政権が海外から輸入する農業用機器に対する関税を25%から15%に引き下げると発表した。これを受け、クボタの北米向け農機事業の業績押し上げ効果を巡る思惑が広がり、買いが集まったようだ。

■ワークマン <7564>  8,070円   +90 円 (+1.1%)  11:30現在
 ワークマン<7564>は年初来高値を更新している。1日の取引終了後に発表した5月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比26.9%増と5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。気温の上昇により、サマーワーキングウェアや半袖Tシャツをはじめとする夏物衣料からアームカバーなどの服飾小物まで、夏物商品が幅広く伸長した。また、リカバリーウェアもルーム・インナーともに好調を持続した。なお、全店売上高は同32.9%増だった。

■IBJ <6071>  807円   +1 円 (+0.1%)  11:30現在
 IBJ<6071>が反発している。1日の取引終了後に発表した5月度の結婚相談所事業のKPI(重要業績評価指標)で、成婚組数の先行指標となる「お見合い件数」が10万2013件(前年同月比14.5%増)となり、10万件の大台を突破したことが好感されている。IBJ登録会員数が前年同月比11.3%増の10万9374人と堅調に増加したほか、ゴールデンウィークの会員活動の活発化などが寄与した。また、ストック収益基盤であるIBJ課金会員数も10万3200人と前年同月比34.7%増と大幅に伸長した。

■山大 <7426>  600円   +100 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 山大<7426>はストップ高の水準となる前営業日比100円高の600円でカイ気配となっている。ナイス<8089>は1日の取引終了後、山大に対し完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格の1株601円にサヤ寄せする動きを見せている。買付予定数の下限は40万2600株(所有割合36.24%)で、上限は設定しない。買付期間は6月2日から7月13日まで。山大は賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。ナイスは自社グループの広範な販売・物流ネットワークに、山大が強みを有する高い原木調達力や製材加工機能などを統合することで、調達から加工・物流、販売までの一体的な供給体制を確立し、持続的な収益基盤の強化を図る。

●ストップ高銘柄
 山大 <7426>  600円   +100 円 (+20.0%) ストップ高買い気配   11:30現在
 以上、1銘柄

●ストップ安銘柄
 データセクション <3905>  4,310円   -1,000 円 (-18.8%) ストップ安   11:30現在
 武蔵精密工業 <7220>  7,810円   -1,500 円 (-16.1%) ストップ安   11:30現在
 以上、2銘柄

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