<動意株・2日>(前引け)=日理化、QDレーザ、カナモト
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新日本理化<4406.T>=大幅高で続伸。機能性樹脂原料や医薬中間体などを手掛ける化学メーカーで、足もとの業績は回復トレンドに向かっている。27年3月期業績は増収を見込み、営業利益段階で前期比39%増の8億円を予想。同社の戦略商品に位置付けられる感光性ポリイミド(PSPI)用酸無水物は、先端半導体製造の後工程(パッケージ工程)の配線形成における絶縁材料として高水準の需要があり、AIデータセンター関連案件で収益機会が高まる可能性がある。また、同社は5月27日に2030年度を最終年度とする中期経営計画を開示しているが、売上高350億円(前期実績321億円)、営業利益17億5000万円(同5億7600万円)を目標に掲げており、ここからの中期成長シナリオに期待が高まっている。株価は200円台と低位に位置するが、その値ごろ感だけではなく2%前後の配当利回りにもかかわらず、0.4倍台のPBRは将来的に大幅な株価水準訂正余地を示唆するものとして投資マネーの食指を動かしている。 QDレーザ<6613.T>=3日ぶりに急反騰し一時ストップ高。1日の取引終了後、TDK<6762.T>とQDレーザが保有する網膜投影技術を用いたXRグラス向け次世代RGB光源モジュール及び光学エンジンの共同開発に加え、同技術に関する特許権の一部をTDKに移転する事業協力契約を締結すると発表した。同時に27年3月期の最終損益予想を前回予想の5800万円の赤字から4億4100万円の黒字(前期は3億5700万円の赤字)に修正したと開示しており、これらを好感した買いが集まっている。特許権の一部を譲渡する対価約5億円を特別利益として計上する。QDレーザによると、同社の網膜投影技術は微弱なレーザー光を用いて網膜に直接映像を投影することで、他のディスプレイ方式に対して小型化や低消費電力化、ピントフリーなどの点で優位性を有している。両社は今後、契約に基づき研究や市場開拓を共同で推進していく。 カナモト<9678.T>=上場来高値圏を舞う。1日取引終了後、26年10月期連結業績予想について営業利益を187億円から204億円(前期比17.5%増)へ上方修正すると発表した。従来の最高益予想に更に上乗せする形となっており、これを好感した買いを呼び込んでいる。資産稼働効率の向上やレンタル単価の適正価格への調整を進めた一方で、総合的なコスト削減による体質改善の効果もあって上期実績が計画を上回ったことから、この影響を織り込んだ。なお、売上高予想については従来予想を据え置いた。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS