話題株ピックアップ【夕刊】(3):INPEX、テルモ、アクセルM

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材料

■INPEX <1605>  3,416円   -188 円 (-5.2%)  本日終値
 INPEX<1605>が続落。5月29日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比1.54ドル安の1バレル=87.36ドルと下落した。トランプ米大統領が同日、イランとの戦闘終結に向けた交渉に関して最終判断のための会議を行うと投稿した。これを受け米国とイランの交渉進展に向けた期待が高まり、原油価格は下落した。ただ、最終合意に向けての不透明感はなお強く、WTI価格は日本時間1日朝方の時間外取引では89ドル台で推移している。

■DyDo <2590>  2,568円   -115 円 (-4.3%)  本日終値
 ダイドーグループホールディングス<2590>は反落。前週末5月29日取引終了後、国内飲料事業の月次販売状況(本数ベース前期比・速報値)を発表。5月度(4月21日~5月20日)は前年同月比6.0%減だった。チャネル別では「自販機」が同6.3%減、「流通」が同3.8%減だった。これが嫌気されたようだ。

■テルモ <4543>  2,345.5円   -55.5 円 (-2.3%)  本日終値
 テルモ<4543>が軟調推移。1日、同社が販売する胸部ステントグラフトシステム「RelayPro(リレープロ)」について、一部品種の自主回収を実施すると発表。これを嫌気した売りがかさんだ。製品の使用などにより重篤な健康被害または死亡が発生する可能性がある場合に分類される「クラス1」での自主回収となる。胸部大動脈の疾患を血管内から治療するための医療機器で、ステントグラフト本体を病変部に送達するためのデリバリーシステムが適切に分離できず、同システムを体内から抜去できなくなる事象が海外医療機関で4件報告され、このうち3件は術中または術後に死亡に至ったという。4月16日には国内の全納入先に対象品種の使用中止を周知したが、今回18施設の123本を対象に自主回収を行うことを決めた。

■アクセルマーク <3624>  88円   +30 円 (+51.7%) ストップ高   本日終値
 アクセルマーク<3624>はストップ高。前週末5月29日取引終了後、コンヴァノ<6574>から資金調達を受けると発表した。第三者割当増資による9億円と、コミットメント型タームローン・ファシリティー契約による融資極度額30億円の合計39億円を調達する。これに伴い、アクセルMはコンヴァノの連結子会社となる。コンヴァノからの支援を受け、上場維持基準への適合や連結業績の改善を図り、時価総額200億円の達成を目指す。これが材料視されたようだ。

■nms <2162>  471円   +80 円 (+20.5%) ストップ高   本日終値
 nms ホールディングス<2162>はストップ高。ワールドホールディングス<2429>は前週末5月29日の取引終了後、持ち分法適用関連会社であるnmsに対し完全子会社化を目的とするTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。TOB価格の1株540円にサヤ寄せする動きを見せた。買付予定数の下限は648万800株で、上限は設定しない。買付期間は6月1日から7月10日まで。nmsは賛同の意見を表明しつつ、応募については株主の判断に委ねると決議した。TOBが成立した場合、nmsは所定の手続きを経て上場廃止となる見込み。ワールドHDグループの信用力及び資金調達力を背景に、金融機関からのnmsに対する与信の安定化を図る。同時に人材ビジネス事業で西日本エリアを中心に展開するワールドHDと東日本エリアに強みを有するnmsの拠点網・商圏を相互に連携させ、国内を網羅的にカバーする拠点体制の構築を目指す。

■インスペック <6656>  995円   +150 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値
 インスペック<6656>が続急騰、前週末に終値で93円高と値を飛ばし、ザラ場に年初来高値を更新したが、きょうは更に上げ足に弾みがついている。半導体関連はキオクシアホールディングス<285A>をはじめとする主力銘柄だけでなく、中小型株にも物色の裾野が広がっている。そのなか、同社は半導体パッケージ基板の外観検査装置などを手掛けており、AIデータセンターの建設ラッシュが収益環境に強力な追い風を吹かせている。市場では「半導体チップの高性能化でパッケージ基板のクオリティー追求がこれまで以上にレベルアップしているのは事実で、最終工程の外観検査で同社の商機が高まるとの思惑が株価を押し上げている」(中堅証券ストラテジスト)という。また、これに加えて株式需給面でも株価の押し上げ作用が働いている。時価総額50億円未満の超小型株に属するが出来高流動性は高く、短期筋のターゲットとなりやすい。そうしたなか、信用取組が拮抗し日証金では大幅売り長で貸株規制(5月22日付)がかかっており、これが目先買い戻しを誘発して株価を強く刺激した格好だ。

■ナトコ <4627>  1,856円   +118 円 (+6.8%)  本日終値
 ナトコ<4627>が5連騰し年初来高値を更新。5月29日の取引終了後に発表した4月中間期連結決算が、売上高115億1400万円(前年同期比4.5%増)、営業利益8億6400万円(同33.5%増)、純利益6億5900万円(同84.1%増)と大幅増益となり、従来予想の営業利益6億8000万円を大きく上回って着地したことが好感された。ファインケミカル事業でパソコンやスマートフォンのアクセサリー向けコーティング剤の需要が増加したことに加えて、中東情勢の先行き不安から塗料事業における3~4月の受注が増加したことが上振れの主な要因としている。なお、中東情勢の先行きなどの不確定要素が多いため、26年10月期通期業績予想は、売上高230億円(前期比3.3%増)、営業利益14億5000万円(同3.7%増)、純利益10億円(同12.1%減)の従来見通しを据え置いている。

■グリーンエナ <1436>  1,880円   +79 円 (+4.4%)  本日終値
 グリーンエナジー&カンパニー<1436>が大幅高で4日ぶりに反発。5月29日の取引終了後に、100%子会社グリーンエナジー・プラスが北陸地方に本店を置く企業と、岡山県倉敷市における系統用蓄電池システムの受注契約を締結したと発表しており、好材料視された。なお、同件単独による業績への影響は軽微としている。

■ピー・シー・エー <9629>  1,268円   +42 円 (+3.4%)  本日終値
 ピー・シー・エー<9629>が5日続伸。5月29日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、光通信<9435>グループの光通信の株式保有割合が5.03%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は5月22日となっている。

■アスタリスク <6522>  945円   +150 円 (+18.9%) ストップ高   本日終値
 アスタリスク<6522>がストップ高。正午ごろに、新型スマートフォン装着型バーコードリーダー「AsReader スリムタイプ(ASR-025S2)」が、青山商事<8219>の445店舗に及ぶ多数の拠点で採用されたと発表しており、好材料視された。青山商では、これまで接客時の在庫確認などにスマートフォンの内蔵カメラを活用していたが、内蔵カメラは手軽である反面、一点ずつ画面でピントを合わせる必要があるため、数千点に及ぶ商品を連続して読み取る「棚卸し」のような大量スキャン業務には不向きであったという。そのため、棚卸しの時期には別途、業務用ハンディターミナルを用意して対応していたが、この専用端末は大きく重いうえに操作が独特であり、スタッフが操作に習熟するためのコストも大きな負担となっており、これらの課題を解決するソリューションとして、「AsReader スリムタイプ(ASR-025S2)」が選定されたとしている。

●ストップ高銘柄
 ヒラノテクシード <6245>  2,506円   +500 円 (+24.9%) ストップ高   本日終値
 雨風太陽 <5616>  793円   +100 円 (+14.4%) ストップ高   本日終値
 日本化学工業 <4092>  5,570円   +700 円 (+14.4%) ストップ高   本日終値
 堺化学工業 <4078>  5,640円   +700 円 (+14.2%) ストップ高   本日終値
 など、9銘柄

●ストップ安銘柄
 かっこ <4166>  747円   -150 円 (-16.7%) ストップ安   本日終値
 以上、1銘柄

株探ニュース

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