<動意株・1日>(前引け)=インスペック、ノリタケ、トリケミカル
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インスペック<6656.T>=続急騰で新値街道ばく進。半導体関連はキオクシアホールディングス<285A.T>をはじめとする主力銘柄だけでなく、中小型株にも物色の裾野が広がっている。そのなか、同社は半導体パッケージ基板の外観検査装置などを手掛けており、AIデータセンターの建設ラッシュが収益環境に強力な追い風を吹かせている。市場では「半導体チップの高性能化でパッケージ基板のクオリティー追求がこれまで以上にレベルアップしているのは事実で、最終工程の外観検査で同社の商機が高まるとの思惑が株価を押し上げている」(中堅証券ストラテジスト)という。また、これに加えて株式需給面でも株価の押し上げ作用が働いている。時価総額50億円未満の超小型株に属するが出来高流動性は高く、短期筋のターゲットとなりやすい。そうしたなか、信用取組が拮抗し日証金では大幅売り長で貸株規制(5月22日付)がかかっており、これが目先買い戻しを誘発して株価を強く刺激している格好だ。 ノリタケ<5331.T>=ストップ高で上場来高値更新。その後同水準でカイ気配に張り付いている。同社は直近でストラテジックキャピタル(東京都港区)が株主提案を実施。祖業の食器事業など不採算事業の見直しを求めるアクティビストからの圧力を受けることとなった。会社側は株主提案に反対する意向を表明しているものの、株式市場の関心は6月25日開催予定の定時株主総会とともに、同社の素材メーカーとしての潜在力にも向かっている。AIデータセンター向けにMLCC(積層セラミックコンデンサー)の需要の急拡大が期待されるようになり、電子部品株が物色人気化するなか、ノリタケはMLCC用材料を手掛ける企業とあって、MLCC関連株を選好する投資家の資金が流入。株高に弾みがついたようだ。 トリケミカル研究所<4369.T>=マド開け急伸で一気に新高値。前週末5月29日取引終了後に第1四半期(2~4月)連結決算を発表し、売上高は74億8800万円(前年同期比14.0%増)、純利益は18億5500万円(同53.6%増)だった。これが評価され、投資資金を呼び込んでいる。主要な販売先である半導体業界で生成AIの普及に伴うデータセンター投資が拡大していることや、先端ロジック・メモリー向けを中心とした投資意欲が堅調に推移していることなどが追い風となった。経費削減や販売価格の改定が奏功したほか、韓国関係会社に関する持ち分法投資利益の計上も寄与した。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS