今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト〔第3弾〕44社選出 <成長株特集>
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本特集では、「今期活躍期待の【連続最高益】銘柄リスト」の第1弾(時価総額6000億円以上)、第2弾(時価総額2000億円以上6000億円未満)に続き、今回は“時価総額2000億円未満”の銘柄を対象に、27年3月期に成長継続を見込んでいる連続最高益銘柄を探った。 下表では、第1弾を配信した24日時点の時価総額が700億円以上2000億円未満の3月期決算企業を対象に、27年3月期に経常利益が連続で過去最高益を見込み、かつ同利益が前期と比べて5%以上伸びる見通しを示している44社を選び出し、増益率が大きい順に記した。 増益率トップとなったのは、データセクション <3905> [東証G]。27年3月期の経常利益は前期比3.5倍の125億円に急拡大し、2期連続で過去最高益を更新する見通しだ。前期に本格化したAIインフラ事業で国内やオーストラリア、タイのデータセンター案件の売り上げが大きく伸び、プロジェクト利益として268億円の計上を見込む。好決算を受けて株価は急騰劇を演じ、上場来高値を大きく更新。29日は連日のストップ高に買われ、決算発表前の15日終値に比べ2.6倍となる6140円まで跳ね上がった。 2位には青森銀行とみちのく銀行が経営統合して発足したプロクレアホールディングス <7384> [東証P]が入った。27年3月期は日銀による政策金利引き上げを追い風に貸出金利息が増加するうえ、国債や株式などの有価証券関係損益も改善し、経常利益は113億円(前期比72.3%増)と2期連続の最高益更新を狙う。併せて、配当性向40%程度を目標とする株主還元方針に変更し、今期配当は前期比50円増の100円に大幅増配する計画を打ち出した。株価は22日に上場来高値4025円をつけている。 4位は建築工事の請負とマンション開発を主体とする新日本建設 <1879> [東証P]がランクイン。前期は建設事業において、底堅い設備投資需要を背景に工場、倉庫、商業施設、宿泊施設などの非住宅分野の受注が好調だったほか、住宅分野も順調に伸びた。27年3月期は堅調な受注環境が続く中、売上高1560億円(前期比12.7%増)、経常利益260億円(同25.2%増)といずれも過去最高を更新する見込みだ。配当は前期比10円増の77円と6期連続増配の方針としたことも評価され、株価は上場来高値圏に浮上している。 5位に入った九州の食品卸大手であるヤマエグループホールディングス <7130> [東証P]の前期業績は、主力の食品関連事業でコンビニエンスストアやドラッグストア向けの販売が伸びたほか、糖粉・飼料畜産関連事業では砂糖・小麦粉・油脂など食品原材料が好調だった。続く27年3月期は今年1月に買収した菓子卸大手ドルチェの業績上積みなどが寄与し、経常利益は230億円(前期比23.2%増)と6期連続の最高益更新を見込む。併せて発表した中期経営計画では、29年3月期に売上高1兆5000億円、経常利益330億円を目標に掲げる。 9位にリスト入りした飲料メーカーのライフドリンク カンパニー <2585> [東証P]は、27年3月期の経常利益が前期比18.9%増の61.8億円と8期連続で過去最高益を更新する計画を示した。3つの飲料新ライン稼働による生産拡大効果に加え、原油高騰に対応した価格改定やコスト改善なども寄与し、2ケタ増収増益を見込む。前期にM&Aを通じて新規参入した自動販売機事業では、30年3月期までに年間10億円を超える営業利益を目指す。 15位の富士紡ホールディングス <3104> [東証P]は主力の半導体デバイス用研磨材が、生成AIの普及に伴う最先端ロジック向け半導体の需要を捉え、前期は9期ぶりに経常利益の過去最高益を更新した。27年3月期は半導体市場における AI関連投資や電子材料市場の拡大を追い風に業績を伸ばし、経常利益は94億円(前期比12.5%増)と2期連続の最高益更新を見込む。配当は78円と3月31日割当の株式分割を考慮した実質ベースで30.0%の大幅増配とする方針だ。株価は15日に上場来高値4545円まで上値を伸ばす場面があった。 このほか、7位のシナネンホールディングス <8132> [東証P]、25位のタカラスタンダード <7981> [東証P]、27位のトーメンデバイス <2737> [東証P]、28位の西華産業 <8061> [東証P]、37位の四電工 <1939> [東証P]、42位のレスター <3156> [東証P]も決算発表後に上場来高値を塗り替えた。なかでもレスターは決算発表翌日の15日に24年7月につけた最高値3270円を更新し、その後も上値追いの展開が続いている。 ┌─── 経常利益 ───┐ 最高益 予想 コード 銘柄名 増益率 27年3月期 26年3月期 連続期数 PER <3905> データセク 246 12542 3627 2 22.4 <7384> プロクレHD 72.3 11300 6557 2 15.8 <7322> 三十三FG 28.6 21400 16647 5 11.1 <1879> 新日本建 25.2 26000 20771 6 7.6 <7130> ヤマエGHD 23.2 23000 18669 6 6.5 <7199> プレミアG 23.0 10600 8619 11 11.4 * <8132> シナネンHD 22.6 6600 5382 2 15.8 <8395> 佐賀銀 19.4 14700 12307 3 9.5 <2585> Lドリンク 18.9 6180 5196 8 21.4 <7721> 東京計器 18.5 6510 5492 3 19.5 <9889> JBCCHD 18.4 8845 7469 5 11.9 <3465> ケイアイ不 14.2 28500 24963 2 6.1 <8399> 琉球銀 14.1 14900 13060 2 10.3 <1968> 太平電 13.3 18400 16246 2 14.5 <3104> 富士紡HD 12.5 9400 8356 2 21.3 <8934> サンフロ不 11.6 26000 23298 4 7.8 <1762> 高松グループ 11.4 19500 17512 2 10.0 <3034> クオールHD 10.9 16500 14879 3 8.9 <7350> おきなわFG 10.8 17500 15799 2 11.0 <5930> 文化シヤタ 10.6 19500 17626 2 10.2 <4483> JMDC 10.4 11000 9964 3 26.1 * <6946> 日本アビオ 10.1 5900 5358 6 20.5 <9551> メタウォータ 10.1 14500 13175 2 15.5 <6947> 図研 9.4 7800 7133 6 17.2 <7981> タカラスタ 9.3 21500 19677 2 12.2 <8600> トモニHD 9.2 26600 24360 6 9.4 <2737> トーメンデバ 8.8 14500 13322 2 8.6 <8061> 西華産 8.5 9800 9036 3 15.3 <2767> 円谷フィHD 7.9 19150 17751 3 6.4 <8877> エスリード 7.3 17600 16395 6 6.8 <4828> ビーエンジ 7.2 6900 6435 11 13.6 <6016> ジャパンエン 7.1 6890 6433 4 14.4 <9037> ハマキョウ 7.0 17200 16080 13 13.0 <8393> 宮崎銀 6.9 21200 19831 2 10.7 <8117> 中央自 6.7 13800 12931 12 12.2 <6332> 月島HD 6.5 11700 10987 3 12.4 <1939> 四電工 6.1 9900 9327 4 14.0 <4461> 一工薬 6.1 11000 10372 3 18.0 <7236> ティラド 5.8 13100 12378 3 9.3 <8771> イー・ギャラ 5.6 5600 5302 23 19.9 <6941> 山一電機 5.6 12800 12126 2 17.5 <3156> レスター 5.4 14500 13762 2 11.4 <3762> テクマト 5.3 8280 7861 6 13.6 * <9068> 丸全運 5.1 17500 16648 13 11.4 ※経常利益の単位は百万円。 ※最高益は同一会計基準内が対象。連続期数は同一会計基準における期数。「*」は国際会計基準を採用する銘柄。 株探ニュース