株価指数先物【引け後】 上向きで推移する+2σに沿ったトレンドを形成

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先物

大阪6月限
日経225先物 66470 +1910 (+2.95%)
TOPIX先物 3962.0 +68.0 (+1.74%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比1910円高の6万6470円で取引を終了。寄り付きは6万5730円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万5745円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。寄り付き直後につけた6万5570円を安値に上へのバイアスが強まり、前場中盤にかけて6万6060円まで買われた。

 6万6000円水準では利益確定に伴うロング解消もあって強弱感が対立し、前場終盤にかけては6万5800円~6万6060円辺りで保ち合いを継続。だが、ランチタイムでレンジを上抜けて6万6200円台に乗せると、後場に入り上へのバイアスが強まり、終盤にかけて6万6540円まで上げ幅を広げる場面もみられた。

 米国とイランの戦闘終結に向けた覚書の締結期待からロングが先行したほか、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]が5%を超える上昇で日経平均株価を300円あまり押し上げていることがショートカバーを誘う形となった。後場に入りファーストリテイリング<9983>[東証P]やイビデン<4062>[東証P]、TDK<6762>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]などの強い値動きが日経平均型を押し上げ、先物市場でのロングを強める一因になった。

 日経225先物は6万6540円まで買われ、ボリンジャーバンドの+2σ(6万6270円)を上回ってきた。ナイトセッションで同バンドは6万6720円に切り上がっており、引き続き+2σに沿ったトレンドが意識されやすいだろう。バンドを明確に上抜ける動きではないため、過度な過熱感は警戒されにくく、バンドに沿った上昇をみせるなかで、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 また、週足の+1σは6万3870円、+2σが6万8650円に切り上がってくる。6万6000円台での底堅さが意識されてくるようだと、オプション権利行使価格の6万6000円から6万8000円辺りでのゾーンに入ってきそうだ。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で暫定的に合意したと報じられたが、イラン側は報道を否定していると伝えられており、楽観は禁物である。ただ、消去法的に成長が見込まれる半導体やAI(人工知能)関連株への物色に絞られている面もあり、日経平均型優位のなかではショートからのエントリーは控えておきたい。

 NT倍率は先物中心限月で16.77倍(28日は16.57倍)に上昇した。一時16.82倍まで切り上がる場面もみられ、+2σ(16.72倍)を突破してきた。バンドに沿ったトレンドが意識されるものの、いったんNTロングを巻き戻す動きが入りやすくなりそうだ。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万3522枚、ソシエテジェネラル証券が1万1266枚、バークレイズ証券が6530枚、モルガンMUFG証券が3563枚、野村証券が1780枚、サスケハナ・ホンコンが1748枚、JPモルガン証券が1620枚、ゴールドマン証券が1245枚、SBI証券が1095枚、日産証券が939枚だった。

 TOPIX先物はバークレイズ証券が2万7522枚、ABNクリアリン証券が2万6498枚、ソシエテジェネラル証券が2万5104枚、JPモルガン証券が1万1979枚、モルガンMUFG証券が6004枚、シティグループ証券が5827枚、ゴールドマン証券が4904枚、ビーオブエー証券が3489枚、野村証券が2328枚、サスケハナ・ホンコンが2164枚だった。

株探ニュース

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