話題株ピックアップ【夕刊】(1):太陽誘電、ヒロセ電、F&LC

投稿:

材料

■太陽誘電 <6976>  13,010円   +1,890 円 (+17.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率トップ
 太陽誘電<6976>が朝安後に急騰し、新値追いの展開。村田製作所<6981>も大幅高となり上場来高値を更新した。AIデータセンターの建設拡大を背景に半導体メモリーの需給がひっ迫するとの見方が広がるなかで、電子部品においても積層セラミックコンデンサー(MLCC)がAI関連での需要が拡大するとの期待感が高まるようになった。MLCCに関しては値上げによる業績押し上げ効果も見込まれているとあって、電子部品関連の一角に対する資金流入が続いている。TDK<6762>も堅調に推移した。

■ヒロセ電機 <6806>  27,205円   +2,470 円 (+10.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率7位
 ヒロセ電機<6806>が急伸。株価は一時、前日に比べ約13%高に買われ最高値を更新した。野村証券は27日、同社株の目標株価を2万6700円から3万2500円に引き上げた。レーティングは3段階で真ん中の「ニュートラル」から最上位の「バイ」に引き上げた。同社は25年に電子部品会社の「エス・イー・アール」を買収し、子会社の「ヒロセSER」とした。同証券では、ヒロセSERの極短プローブ接点を用いた検査モジュールが半導体検査の新しい検査システムに採用されると推測。一般産業機械向けコネクターも半導体製造装置向けの出荷増に支えられ高成長が続くと予想している。

■オカムラ食品工業 <2938>  1,560円   +60 円 (+4.0%)  本日終値
 オカムラ食品工業<2938>が大幅続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で国産養殖サーモンの記事が掲載されており、なかで同社も養殖の国内最大手として紹介され、26年には「前年比2割増の4300トンを生産する」と報じられたことが好材料視された。

■A&Dホロン <7745>  2,789円   +88 円 (+3.3%)  本日終値
 A&Dホロンホールディングス<7745>が反発。27日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が11.87%から12.91%に上昇したことが判明し、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は5月20日となっている。

■戸田建設 <1860>  1,521円   +47 円 (+3.2%)  本日終値
 戸田建設<1860>が高い。SMBC日興証券は27日、同社株の目標株価を1850円から1900円に引き上げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。同社は建築主体の準大手ゼネコンで、大手ゼネコンと同様に国内建築市場の良好な需要や採算性向上の恩恵を享受すると評価。中期経営計画目標である28年3月期の連結営業利益435億円は達成する可能性が高まったとみている。また、総還元性向70%に基づく自社株買いや政策保有株縮減にも期待している。

■F&LC <3563>  10,390円   +305 円 (+3.0%)  本日終値
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が堅調推移。8日に26年9月期の業績・配当予想の増額修正と株式分割を発表した同社の株価は21日に高値を形成した後騰勢が一服。利益確定売りに押される展開となっていた。前日に25日移動平均線にタッチした後は、下げ渋りの展開。一部国内証券会社で日経平均構成銘柄の採用候補に挙げられているとあって、テクニカル的な節目で押し目買いに支えられる格好となっている。なお、F&LCは27日の取引終了後に、養殖企業の生産支援を事業内容とする合弁会社の設立を発表。これを手掛かり視した買いも株価のサポート要因となったとみられている。

■三菱倉庫 <9301>  1,505円   +27.5 円 (+1.9%)  本日終値
 三菱倉庫<9301>が反発。同社は27日、通関業務における料金改定を発表。各種通関申告及び保税関連申請の基本料金を、現行料金から約25%増額するとし、業績へのプラス効果を期待した買いを誘う格好となったようだ。実施時期は6月1日受託分より。物流業界での深刻な人手不足に伴う人件費の高騰とともに、輸出入手続きの複雑化と対応業務の増加を背景にコストが上昇しており、自助努力のみでは吸収は困難な水準と判断した。

■パルHD <2726>  1,394円   +19 円 (+1.4%)  本日終値
 パルグループホールディングス<2726>が続伸。27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を100万株(自己株式を除く発行済み株数の0.57%)、または14億円としており、取得期間は6月1日から8月31日まで。株主還元の強化及び資本効率の向上を図り、将来の機動的な資本政策などを可能にするために取得するとしている。

■セーフィー <4375>  740円   +10 円 (+1.4%)  本日終値
 セーフィー<4375>が4日ぶりに反発。27日の取引終了後に、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Wide」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に追加登録されたと発表しており、好材料視された。「Safie Pocket2 Wide」は、前方上下360度を広範囲に撮影できる超広角レンズを搭載し、従来の固定カメラや一般的なウェアラブルカメラでは難しかった「現場全景の俯瞰」と「死角ゼロ」を同時に実現したのが特徴。公共工事の施工者は、NETISに登録された新技術を活用することで、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、工事成績評定や総合評価落札方式での加点が期待できることから、今回の登録により、「Safie Pocket2 Wide」の普及を後押しすることが期待されている。

■ADEKA <4401>  4,238円   +53 円 (+1.3%)  本日終値
 ADEKA<4401>はしっかり。この日、環境対応型樹脂添加剤「アデカシクロエイド FP-600I」が、ソニーグループ<6758>傘下のソニーの4K液晶テレビ「BRAVIA9 2」の一部モデルに採用されたと発表しており、好材料視された。今回採用された製品は、バイオマス原料を導入した環境対応型の縮合リン酸エステル系難燃剤。ソニーと三菱商事<8058>、ADEKAなど5つの国・地域14社で共同構築した、リニューアブルプラスチックを製造するグローバルサプライチェーンで使用されているという。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。