話題株ピックアップ【昼刊】:太陽誘電、オンコリス、F&LC

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■太陽誘電 <6976>  13,355円   +2,235 円 (+20.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 太陽誘電<6976>が朝安後に急騰し、新値追いの展開。村田製作所<6981>も大幅高となり上場来高値を更新した。AIデータセンターの建設拡大を背景に半導体メモリーの需給がひっ迫するとの見方が広がるなかで、電子部品においても積層セラミックコンデンサー(MLCC)がAI関連での需要が拡大するとの期待感が高まるようになった。MLCCに関しては値上げによる業績押し上げ効果も見込まれているとあって、電子部品関連の一角に対する資金流入が続いている。TDK<6762>も堅調に推移している。

■オンコリス <4588>  3,385円   +200 円 (+6.3%)  11:30現在
 オンコリスバイオファーマ<4588>が急反発している。同社は27日の取引終了後、開発中の腫瘍溶解ウイルス「OBP-301」に関し、欧州において内視鏡投与の特許付与予定通知が発行されたと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。欧州特許庁が現在の出願内容に基づいて欧州特許を付与する意思を示すものという。今回の欧州での特許付与予定通知の発行により、今後イギリスやフランス、ドイツなど欧州の主要国を中心に、特許カバーエリアを拡大する予定だとしている。

■F&LC <3563>  10,430円   +345 円 (+3.4%)  11:30現在
 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が堅調推移。8日に26年9月期の業績・配当予想の増額修正と株式分割を発表した同社の株価は21日に高値を形成した後騰勢が一服。利益確定売りに押される展開となっていた。前日に25日移動平均線にタッチした後は、下げ渋りの展開。一部国内証券会社で日経平均構成銘柄の採用候補に挙げられているとあって、テクニカル的な節目で押し目買いに支えられる格好となっている。なお、F&LCは27日の取引終了後に、養殖企業の生産支援を事業内容とする合弁会社の設立を発表。これを手掛かり視した買いも株価のサポート要因となったとみられている。

■三菱倉庫 <9301>  1,517.5円   +40 円 (+2.7%)  11:30現在
 三菱倉庫<9301>が反発している。同社は27日、通関業務における料金改定を発表。各種通関申告及び保税関連申請の基本料金を、現行料金から約25%増額するとし、業績へのプラス効果を期待した買いを誘う格好となったようだ。実施時期は6月1日受託分より。物流業界での深刻な人手不足に伴う人件費の高騰とともに、輸出入手続きの複雑化と対応業務の増加を背景にコストが上昇しており、自助努力のみでは吸収は困難な水準と判断した。

■A&Dホロン <7745>  2,773円   +72 円 (+2.7%)  11:30現在
 A&Dホロンホールディングス<7745>が反発している。27日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、国内投資会社のストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が11.87%から12.91%に上昇したことが判明し、これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「株主価値向上のために発行者との建設的対話及び発行者への重要提案行為などを行うこと、並びに純投資」としており、報告義務発生日は5月20日となっている。

■パルHD <2726>  1,398円   +23 円 (+1.7%)  11:30現在
 パルグループホールディングス<2726>が続伸している。27日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を100万株(自己株式を除く発行済み株数の0.57%)、または14億円としており、取得期間は6月1日から8月31日まで。株主還元の強化及び資本効率の向上を図り、将来の機動的な資本政策などを可能にするために取得するとしている。

■FUJI <6134>  7,978円   +111 円 (+1.4%)  11:30現在
 FUJI<6134>は続落も下値では押し目買い意欲が活発で底堅さを発揮している。4月以降5日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げ波動を形成してきたが、直近は利益確定売りが顕在化し前日まで2営業日で5%強の調整を入れていた。きょうも同移動平均線を巡る攻防となっている。ロボットソリューションを手掛け、表面実装機では世界トップシェアを誇り、業績も絶好調に推移している。AIサーバー向け電子部品実装装置の需要が高水準の伸びを示しており、27年3月期は営業利益段階で前期比49%増の436億円予想と連続で大幅ピーク利益更新を見込む。そうしたなか、日本経済新聞の電子版が28日、同社が電子部品の実装工程の準備作業を自動化する機械を開発したと報じており、AI関連需要を取り込むことが期待されるなか、株価も見直し余地が意識されそうだ。

■セーフィー <4375>  734円   +4 円 (+0.6%)  11:30現在
 セーフィー<4375>が4日ぶりに反発している。27日の取引終了後に、ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Wide」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に追加登録されたと発表しており、好材料視されている。「Safie Pocket2 Wide」は、前方上下360度を広範囲に撮影できる超広角レンズを搭載し、従来の固定カメラや一般的なウェアラブルカメラでは難しかった「現場全景の俯瞰」と「死角ゼロ」を同時に実現したのが特徴。公共工事の施工者は、NETISに登録された新技術を活用することで、国や地方自治体が発注元となる公共工事に際し、工事成績評定や総合評価落札方式での加点が期待できることから、今回の登録により、「Safie Pocket2 Wide」の普及を後押しすることが期待されている。

■アルフレッサ <2784>  2,206円   +6 円 (+0.3%)  11:30現在
 アルフレッサ ホールディングス<2784>が3日続伸している。27日の取引終了後に、耳鼻咽喉科頭頚部外科領域の医療機器メーカーである永島医科器械(東京都文京区)の全株式を取得すると発表しており、好材料視されている。今回の子会社化により、グループの医療機器分野における製造・開発機能の強化や自社製品ラインアップの拡充、医療用医薬品などの卸売事業との連携による販売機会の拡大などを期待しているという。取得価額は開示されておらず、また27年3月期業績への影響は軽微としている。

■スクエニHD <9684>  2,557.5円   -147 円 (-5.4%)  11:30現在
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が大幅続落している。同社は27日、主力ゲームの「ドラゴンクエスト12」に関し、新たな体制でリスタートを行うと発表した。タイトル名は「ドラゴンクエスト12 選ばれし運命の炎」から「ドラゴンクエスト12 夢の彼方へ」に改め、ロゴを一新する。発売時期と対応機種は未定とした。開発期間の長期化を懸念した売りがかさんだようだ。

■ソフトバンクグループ <9984>  7,123円   -149 円 (-2.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>が強弱観対立のなかもやや売りに押される展開。米オープンAIの上場観測などを手掛かり材料に株価水準を大きく切り上げたが、前日は5日ぶりに大きく利食われほぼ安値引けに近い形となっていた。きょうもリバウンド狙いの買いは限定的で上値が重い。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が6日ぶりに反落したが、そのなかソフトバンクG傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスが5.8%安と大きく売られた。これがソフトバンクGの株価にネガティブに作用している。テクニカル的には5日移動平均線との上方カイ離が解消される7000円近辺が目先の下値メドとして意識される。なお、株式需給面では5月下旬の株価急騰局面で信用買い残が減少していることから、売り買いのバランス(信用倍率)はタイト化している。

■ブシロード <7803>  244円   -4 円 (-1.6%)  11:30現在
 ブシロード<7803>は一進一退。27日の取引終了後、子会社の新日本プロレスリングの保有株式全てをテレビ朝日ホールディングス<9409>子会社のテレビ朝日及びサイバーエージェント<4751>に譲渡すると発表した。譲渡価額は合計で35億9700万円。保有株式数1050万400株(議決権割合70.0%)のうち、テレビ朝日に12億1600万円で355万200株、サイバーに23億8000万円で695万200株を6月30日に譲渡する予定。今回の株式譲渡により、ブシロードは26年6月期の最終利益予想を前回予想の39億円から55億1600万円(前期比61.4%増)に引き上げたものの、手掛かり視して買い向かう姿勢は限られているもようだ。なお、テレビ朝日の新日本プロレスリングに対する議決権所有割合は従来の22.7%から46.3%に上昇する。

■INPEX <1605>  3,638円   -51 円 (-1.4%)  11:30現在
 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。27日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限が前日比5.21ドル安の1バレル=88.68ドルと下落。一時、87.77ドルと1カ月ぶりの水準に値を下げた。イラン国営放送は27日、米国との戦闘終結に向けた覚書を入手したと報じ、イランが1カ月以内にホルムズ海峡を通る商業船舶の航行を戦争前の水準へ戻すことも盛り込まれていると伝えた。これ受け、同海峡の航行正常化への期待から原油価格は急落した。しかし、米ホワイトハウスは同報道を「完全なねつ造だ」と否定。強弱観が対立するなか、WTI価格は日本時間午前10時時点の時間外取引で90ドル前後に値を戻している。

■イーディーピー <7794>  1,394円   +300 円 (+27.4%) ストップ高   11:30現在
 イーディーピー<7794>がストップ高の水準となる1394円に買われた。同社は27日の取引終了後、2インチウエハー製作用モザイク結晶の開発に成功したと発表。更に中期経営計画も公表し、29年3月期に売上高を20億8000万円(27年3月期見通し11億円)、営業損益を1億9500万円の黒字(同2億8300万円の赤字)とする目標を掲げた。これらを材料視した買いが集まっている。EDPは2024年11月にダイヤモンドウエハーの開発に関してロードマップを公表。2インチウエハーの開発を目指してきた。モザイク結晶を完成したことに伴い、今後はイオン注入を用いた複製技術を活用し、2インチウエハーを作製するための子結晶を製作する予定。順調に進めば27年3月期の下期には量産体制を整える計画としている。なお、EDPは第三者割当による新株及び行使価額修正条項付第18回新株予約権の発行を決議したとも発表。竹内工業(名古屋市中川区)と槌屋(同中区)を割当予定先として、合計で新たに48万3000株を発行するほか、岡三証券グループ<8609>の岡三証券を割当予定先として新株予約権を発行する。新株予約権の潜在株式数は300万株。発行済み株式総数を分母とした希薄化率は最大22.51%。条件決定日は6月1~3日のいずれかの日とする。調達した資金は開発投資や、ラボグローンダイヤモンド原石増産及び宝石販売体制の確立などに充てる。

■かっこ <4166>  747円   +100 円 (+15.5%) ストップ高   11:30現在
 かっこ<4166>はストップ高。27日取引終了後、AIシステム開発のAnycloud(東京都新宿区)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。かっこが長年培ってきた不正検知やデータサイエンス分野の専門性と、Anycloudの開発力などを組み合わせシナジーの創出を目指す。買収額は2億4700万円。株式譲渡実行日は6月17日を予定している。これが買い材料視されているようだ。

■ニッカトー <5367>  1,149円   +150 円 (+15.0%) ストップ高   11:30現在
 ニッカトー<5367>に物色人気集中、2018年11月以来約7年半ぶりの高値圏を舞う展開に。ここ波状的な投資資金の攻勢で株価水準を大きく切り上げている。前日はひと押し入れたものの押し目買いが厚く、きょうは一気に切り返す展開で一時150円高はストップ高となる1149円まで噴き上げる場面があった。AIサーバー向け積層セラミックコンデンサー(MLCC)の需要急増を背景に世界トップサプライヤーの村田製作所<6981>などが株価を変貌させたが、ニッカトーは売上高の7割をセラミックスで占めており、しかもその6割以上が電子デバイス関連ということで、AIサーバー関連の穴株として投資マネーの物色ターゲットとなった。PERやPBRなど株価指標面から割高感もなく、モメンタム相場に拍車がかかっている。

●ストップ高銘柄
 豊和工業 <6203>  1,670円   +300 円 (+21.9%) ストップ高   11:30現在
 ispace <9348>  700円   +100 円 (+16.7%) ストップ高   11:30現在
 BTCJPN <8105>  151円   +50 円 (+49.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 モイ <5031>  630円   -150 円 (-19.2%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

株探ニュース

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