話題株ピックアップ【夕刊】(3):テセック、マイクロ波、MRT
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■テセック <6337> 2,661円 +227 円 (+9.3%) 本日終値 テセック<6337>が急反発。26日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好感された。上限を15万株(自己株式を除く発行済み株数の2.91%)、または3億円としており、取得期間は6月1日から9月30日まで。株主還元の充実及び資本効率の向上を図り、企業環境の変化に対応した機動的な経営を遂行するためとしている。 ■マイクロ波化学 <9227> 1,209円 +94 円 (+8.4%) 一時ストップ高 本日終値 マイクロ波化学<9227>は大幅高で5連騰。26日の取引終了後、独自のマイクロ波を利用した金属製錬・鉱山プロセス標準ベンチ装置を用いた実証実験で、鉄鉱石の還元に成功したと発表した。実用化に向けた重要なマイルストーンであるベンチスケールでの実証を終え、今後は技術の確立を加速するとともに、事業化に向けたパートナーを探索するとしており、材料した買いが集まった。同装置は金属製錬プロセスにおける鉱石の焼成・還元など従来は化石燃料を燃焼して取り組んでいた工程を、電気で発生するマイクロ波プロセスに置き換える昇温装置。二酸化炭素排出量の削減及び熱効率の改善を目指し開発した。 ■MRT <6034> 655円 +38 円 (+6.2%) 本日終値 MRT<6034>が大幅反発。26日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、営業利益を1億7000万円から1億9500万円(前期比2.7倍)へ、純利益を1億900万円から1億2900万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感された。連結子会社である医師のともが保有する医師たちとつくるの全株式を売却し連結範囲から除外するほか、26年5月には婚活サービスを運営するドクターズブライトの株式売却により同様に連結範囲から除外することや、更に6月末には「ネット医局」サービスを終了する予定であるのに伴い、売上高は43億円から39億5000万円(同3.2%増)へ下方修正した。一方、こうした事業ポートフォリオの見直しにより経営資源の効率的な再配分を進めることで利益は上振れる見通しだ。 ■GEI <9212> 339円 +16 円 (+5.0%) 本日終値 Green Earth Institute<9212>が後場終盤に動意。27日午後3時、同社の木質バイオマス由来のバイオエタノール生産技術を活用したプロジェクト「森空プロジェクト」において、出光興産<5019>と森空バイオリファイナリー(東京都千代田区)が、純国産ATJ(アルコール・トゥー・ジェット)―SAF(再生航空燃料)のサプライチェーン構築に向けた覚書を締結したと発表。これを材料視した買いが入ったようだ。原料調達からSAF燃料利用に至るプロセスを国内で完結させるサプライチェーンの構築に向けて実現可能性を共同で検討する。 ■東京自働機械製作所 <6360> 4,240円 +200 円 (+5.0%) 本日終値 東京自働機械製作所<6360>が続急伸。26日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、シンガポールの個人投資家ソン・ユウ・ニン氏の株式保有割合が5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「建設的な対話を通じて企業価値の向上を図ることを目的とした純投資」としており、報告義務発生日は5月19日となっている。 ■売れるG <9235> 588円 +25 円 (+4.4%) 本日終値 売れるネット広告社グループ<9235>は後場急伸。きょう午前11時30分ごろ、子会社のビットコイン・セイヴァーが提供する暗号資産復旧サービスで、約5BTC(6000万円相当)のアクセス不能状態だった暗号資産の復旧に成功したと発表しており、株価の支援材料となった。 ■Schoo <264A> 317円 +13 円 (+4.3%) 本日終値 Schoo<264A>が3日ぶりに反発。この日、データ活用型LMS(学習管理システム)「Schoo Swing」が、経済産業省が推進する「デジタル化・AI導入補助金2026」の対象ITツールに認定されたと発表しており、好材料視された。「Schoo Swing」は講座・研修をオンライン化・ハイブリッド化するために必要な機能が揃ったプラットフォーム。今回の認定により、「Schoo Swing」を導入する際の初期費用と月額利用料金2年分の最大50%(150万円未満)の補助を受けることが可能になることから、利用層の拡大が期待されているようだ。 ■共和電業 <6853> 888円 +26 円 (+3.0%) 一時ストップ高 本日終値 共和電業<6853>が一時ストップ高に買われた。同社は物体のひずみ具合を計測するセンサーである「ひずみゲージ」の大手。自動車の衝突試験をはじめ鉄道、ダム、トンネルといったインフラ領域を含め幅広く製品が活用されている。7日に発表した26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算は、売上高が前年同期比3.2%増の46億5300万円、営業利益は同10.7%減の6億3300万円。営業利益は減少したものの、中間期の計画である6億2000万円を上回った。4月末に755円どころにあった株価には上昇圧力が掛かっていたが、前日にツバキ・ナカシマ<6464>の株価急騰の要因となった「Vaelis」名の海外からとみられる英文SNSアカウント所有者が新たに共和電に関する投稿を行い、投資家の関心が向かったようだ。ツバキナカと同様に、ヒューマノイドロボットとの関連性について言及する内容となっている。 ■タキヒヨー <9982> 2,862円 +81 円 (+2.9%) 本日終値 タキヒヨー<9982>は後場強含んだ。きょう午後2時ごろ、自社株25万株(消却前発行済み株数の2.84%)を6月24日付で消却すると発表した。同時に賃貸用不動産を6月中に譲渡し、譲渡益約4億円を計上する予定と開示しており、これらを好感した買いが入った。なお、消却後の発行済み株数は855万株、自己株式数は13万4765株(消却後の発行済み株数の1.58%)となる。 ■YUSHIN <6482> 670円 +11 円 (+1.7%) 本日終値 YUSHIN<6482>が3日ぶりに切り返す展開。同社は樹脂成形品の取り出しロボットで世界トップシェアを誇るニッチトップ企業で、アジア中心に売上高の60%以上を海外で占めている。27年3月期は営業利益段階で前期比57%増益予想と回復色を鮮明とする見通し。そうしたなか、株主還元にも積極的な姿勢を示しており、26日取引終了後に自社株買いの実施を発表した。発行済み株式数4.59%相当の150万株、金額ベースで9億8850万円を上限に、27日朝の東証の自己株式立会外買付取引で行う。これによる1株当たり株式の価値向上(資本効率向上)と株式需給引き締め効果に期待した買いを誘導した。 ●ストップ高銘柄 フルッタフルッタ <2586> 110円 +30 円 (+37.5%) ストップ高 本日終値 北川精機 <6327> 4,300円 +700 円 (+19.4%) ストップ高 本日終値 大日光 <6635> 1,012円 +150 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値 弘電社 <1948> 10,650円 +1,500 円 (+16.4%) ストップ高 本日終値 など、8銘柄 ●ストップ安銘柄 アーキテクツ <6085> 423円 -100 円 (-19.1%) ストップ安 本日終値 ダントーHD <5337> 740円 -150 円 (-16.9%) ストップ安 本日終値 モイ <5031> 780円 -150 円 (-16.1%) ストップ安 本日終値 など、4銘柄 株探ニュース