話題株ピックアップ【夕刊】(3):片倉、リョー菱HD、スタンレー
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■片倉工業 <3001> 2,650円 +50 円 (+1.9%) 本日終値 片倉工業<3001>が続伸。前週末22日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資顧問会社ゼナーアセットマネジメントの株式保有割合が5.04%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入った。保有目的は「投資を主な目的とするが、状況に応じて運営及び資本の効率化に向けて、発行者の経営陣との意見交換や、重要提案行為などを行う場合がある」としており、報告義務発生日は5月15日となっている。 ■リョー菱HD <167A> 2,756円 +47 円 (+1.7%) 本日終値 リョーサン菱洋ホールディングス<167A>は堅調。前週末22日取引終了後、AI関連ベンチャーのai&(エーアイ・アンド、横浜市)との間で、日本におけるAI推論ソリューションの普及加速に向けたパートナーシップを締結したと発表した。リョー菱HDが持つハードウェア調達力や構成提案力、エンタープライズ市場での販売ネットワークと、エーアイ・アンドが提供する高性能な推論ソリューションを組み合わせ、国内企業のAI活用を加速させていく。 ■スタンレー電気 <6923> 3,548円 +60 円 (+1.7%) 本日終値 スタンレー電気<6923>は3日続伸し、年初来高値を更新した。前週末22日の取引終了後、30年3月期を最終年度とする中期経営計画(27年3月期~)を発表した。30年3月期の目標として売上高7000億円(26年3月期は5184億5600万円)、営業利益率10%(同8.2%)を掲げており、株価の支援材料となった。自動車事業で南米やインド、中国の攻略を進めるほか、電子事業でバックライトの車載市場への進出などに取り組む。 ■Gセキュリ <4417> 3,305円 +45 円 (+1.4%) 本日終値 グローバルセキュリティエキスパート<4417>が3日続伸。前週末22日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表したことが好材料視された。上限を10万株(自己株式を除く発行済み株数の0.66%)、または2億円としており、取得期間は5月25日から6月30日まで。資本効率の向上を通じて、株主への利益還元を図ることが目的という。 ■JIA <7172> 2,070円 +16 円 (+0.8%) 本日終値 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>は堅調。双日<2768>と22日の取引終了後、資本・業務提携を締結したと発表した。JIAは手取り概算で34億384万円を調達し、子会社のJPリースプロダクツ&サービシイズ(JLPS)に対する貸付金とする。JLPSは今回の資金をオペレーティング・リース商品組成時の匿名組合出資持ち分の取得資金に充当し、オペレーティング・リース商品の組成及び販売機会の増加につなげるとしており、材料視した買いが集まった。資本・業務提携に当たり、JIAの主要株主で社長の白岩直人氏が所有する株式が双日に売却されるほか、JIAは双日を割当先とする第三者割当による新株発行を実施する。双日によるJIA株の議決権保有比率は昨年末時点の0.66%から19.97%に上昇し、第2位の株主になる見通し。 ■リケンテクノス <4220> 1,563円 +1 円 (+0.1%) 本日終値 リケンテクノス<4220>が7日ぶりに反発。この日、アシスト(大阪市中央区)並びにケー・シップ(愛知県安城市)と共同で、塩素含有廃プラスチックを熱分解して低塩素濃度の回収油を得る脱塩油化の技術開発に本格着手したと発表しており、好材料視された。廃プラを油分としてリサイクルする場合、原料となる混合廃プラにPVC(ポリ塩化ビニル)など由来の塩素成分が含まれていると、回収油は燃料や化学原料としても利用しにくくなるため、廃プラの分解油化では、油化工程で塩素成分をいかに除去するかが重要となる。そこで3社は数年前から脱塩技術の開発に取り組んでおり、極めて低塩素濃度となるような脱塩油化技術をラボスケールで共同開発。今後の開発検討を更に加速するために、3社で共同研究開発契約を締結したという。今後は27年中にパイロットスケール装置の建設を目指し、ラボ実験の結果を再現できるよう開発・検証を進めるとしている。 ■イリソ電子工業 <6908> 3,180円 -210 円 (-6.2%) 本日終値 東証プライム 下落率7位 イリソ電子工業<6908>は大幅安。前週末22日取引終了後、26年3月期の配当予想を減額修正すると発表した。従来、普通配当110円・設立60周年記念配当40円の計150円を見込んでいたが、これを普通配当100円(前の期同額)に見直す。海外子会社での不適切な金銭交付を巡る問題を受け、現時点でその影響額を見通すことが難しいため。これが売り材料視された。 ■INPEX <1605> 3,658円 -181 円 (-4.7%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の7月限は、日本時間25日の午前9時時点で1バレル=91ドル近辺と約2週間半ぶりの水準に下落している。前週末22日の清算値(終値に相当)は前日比0.25ドル高の96.60ドルだった。トランプ米大統領は23日、イランとの合意に関して「まもなく発表されるだろう」との認識を示した。24日には「合意は急がないよう指示した」とも投稿したが、中東情勢の緊張緩和期待が強まりWTI価格が下落するなか、INPEXなど石油関連株は軟調な展開となった。 ■神戸物産 <3038> 2,640.5円 -79.5 円 (-2.9%) 本日終値 神戸物産<3038>は4日続落。前週末22日取引終了後、4月度の月次IRニュースを発表。神戸物産単体の売上高は前年同月比2.3%増とプラス基調を継続した一方、営業利益は同6.4%減とマイナスに転じており、これが売り材料視されたようだ。業務スーパーの出店状況は1店舗の新規出店があり、前年同月比では32店舗の増加となった。引き続きセール対象商品が好調に推移したほか、中東情勢緊迫化に伴うナフサの供給不足懸念からナフサ由来の資材の需要などが増加した。 ■クオンタムS <2338> 156円 +50 円 (+47.2%) ストップ高 本日終値 クオンタムソリューションズ<2338>がストップ高。前週末22日の取引終了後に、AIインフラストラクチャ(AIDC)事業を27年2月期から本格的に推進していくと発表しており、これを好感した買いが流入した。GPU設備、データセンター利用、運営体制及び資金調達などについては、外部資金及び戦略パートナーの活用を前提として検討を進めているとしており、現在、複数の候補先との間で初期的な協議及び情報交換を行っているという。なお、27年2月期業績への影響は精査中としている。また、シンガポールのコンパス・クラウド・テクノロジー社との折半出資会社コンパスクラウドAIジャパンを完全子会社化するとあわせて発表した。AIDC事業を進めるうえでの事業主体として、グループ内で一元管理を行うことが合理的であると判断した。 ●ストップ高銘柄 メディアリンクス <6659> 96円 +30 円 (+45.5%) ストップ高 本日終値 AKIBA <6840> 1,405円 +300 円 (+27.2%) ストップ高 本日終値 インテM <7072> 1,437円 +300 円 (+26.4%) ストップ高 本日終値 シリコンスタジオ <3907> 1,570円 +300 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値 FIG <4392> 2,185円 +400 円 (+22.4%) ストップ高 本日終値 など、20銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース