株価指数先物【引け後】 +1σ接近でいったんは達成感
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大阪6月限 日経225先物 61540 +1840 (+3.08%) TOPIX先物 3849.5 +64.0 (+1.69%) ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示 日経225先物(6月限)は前日比1840円高の6万1540円で取引を終了。寄り付きは6万1190円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万1525円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。寄り付き直後につけた6万1130円を安値に上へのバイアスが強まり、現物の寄り付き時に6万1500円台を回復すると、前場終盤にかけて6万2000円まで上げ幅を広げた。 後場は6万1800円~6万2000円辺りでの保ち合いを継続するなかで、中盤には6万2080円まで買われた。ただ、終盤にかけて持ち高調整に伴うロング解消とみられる動きによって6万1540円まで上げ幅を縮めた。 原油安や金利低下を受けた米国市場の流れを引き継ぐ形からギャップアップで始まり、その後の強い上昇でボリンジャーバンドの+1σ(6万2120円)に接近した。いったんは達成感が意識されやすい水準であり、その後の利益確定に伴うロング解消は想定された動きであろう。ただ、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]がストップ高まで買われたほか、東京エレクトロン<8035>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]の強い値動きにより、投資家心理は大きく改善した。 ナイトセッションでは中心値となる25日移動平均線が6万0580円、+1σは6万2160円に位置している。バンドは足元で収斂しており、+1σを明確に上抜けてくるようだとトレンドが強まりやすく、+2σの6万3740円が射程に入ってくる可能性があろう。そのため、利食いにより中心値に接近する局面では、押し目狙いのロング対応に向かわせそうである。 また、週足では+1σ(6万1060円)を上回っての推移をみせたことで、+2σ(6万4570円)とのレンジは継続。日足の+2σに接近する動きとなれば、週足の+2σに向けてバイアスが強まる動きも意識しておきたいところだろう。もっとも、米国・イランの戦闘終結への期待が後退する局面では一気にショートが強まる展開にも注意が必要であり、大きく振れやすい状況は続きそうだ。 そのほか、エヌビディアは時間外取引で軟調だったが、今晩の米国市場で不安定な値動きにならなければ、明日も指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株への資金流入が続く可能性はあろう。 NT倍率は先物中心限月で15.98倍(20日は15.77倍)に上昇した。寄り付き後ほどなくして25日線(15.88倍)を上抜けてきたことで、NTショートを巻き戻す形でのリバランスが強まった。一時16.01倍まで上昇しており、+1σ(16.19倍)とのレンジが意識されてくることで、NTロングに振れやすくなりそうだ。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5913枚、ソシエテジェネラル証券が1万0919枚、バークレイズ証券が3981枚、サスケハナ・ホンコンが3494枚、JPモルガン証券が2352枚、野村証券が2070枚、ゴールドマン証券が1725枚、モルガンMUFG証券が1709枚、BNPパリバ証券が1533枚、ドイツ証券が1370枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万6033枚、ABNクリアリン証券が1万5705枚、バークレイズ証券が1万3967枚、JPモルガン証券が4684枚、モルガンMUFG証券が4008枚、ゴールドマン証券が3090枚、サスケハナ・ホンコンが2100枚、野村証券が1623枚、シティグループ証券が1328枚、BNPパリバ証券が1321枚だった。 株探ニュース