話題株ピックアップ【昼刊】:SBG、アステリア、エアロエッジ
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■ソフトバンクグループ <9984> 6,039円 +1,000 円 (+19.9%) ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率3位 ソフトバンクグループ<9984>が急騰している。同社が出資する米オープンAIのIPO(新規株式公開)を巡り、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー といった金融機関が目論見書の草案作成を支援しており、早ければ22日にも規制当局へ申請書類を提出する計画だと20日に報じた。9月にも上場できる状態を目指しているという。巨額IPOに関する報道がソフトバンクGへの資金流入を誘う格好となった。同社傘下のアーム・ホールディングス の株価も20日に大幅高となっている。 ■アステリア <3853> 2,122円 +329 円 (+18.4%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位 アステリア<3853>が続騰し年初来高値を更新した。イーロン・マスク氏が率いる米スペースXが20日、IPO(新規株式公開)の目論見書に当たる米証券取引委員会(SEC)への申請書類「S-1」を公開した。スペースXについては6月12日にもナスダック市場に上場するとすでに報じられていた。超大型IPOに対して投資家の注目度が一段と高まるなか、同社に対してファンドを通じて出資するアステリアへの物色意欲も高まり、思惑的な資金が流入したようだ。 ■AeroEdge <7409> 4,180円 +410 円 (+10.9%) 11:30現在 AeroEdge<7409>がカイ気配スタートで急速な切り返しをみせている。航空機エンジンの羽根部分に使われるチタンアルミブレードを製造しているが、ほぼ売り上げは海外でフランスのサフラン社と長期供給契約を締結するなど安定した収益基盤を確保している。同社のチタンアルミブレードを搭載するエンジンが増加基調にあるなか、業績も回復色が強い。そうしたなか、20日取引終了後に航空機体用部品の機械加工を手掛けるオノプラント(栃木県上三川町)の全株式を取得し子会社化することを発表した。これに伴う業容拡大効果に期待した買いを呼び込む格好となった。 ■村田製作所 <6981> 6,775円 +611 円 (+9.9%) 11:30現在 村田製作所<6981>が大陽線を形成し上値追いを加速、一時10%超の上昇で6788円まで駆け上がり、5月15日につけた上場来高値6541円を大幅更新となった。AIデータセンター関連では、AIサーバーに組み込まれるAI・半導体や最先端メモリーだけではなく、さまざまな部材・デバイスが爆発的に需要を増加させている。同社が手掛ける積層セラミックコンデンサー(MLCC)も典型的なキーデバイスとして特需に沸いている。AIデータセンターは半導体というよりはむしろ電力の塊である。その電源の周囲は電気的な緩衝デバイスであるバッファーやノイズを除去する部品が必要で、GPU周辺はもちろん、中心基板のマザーボードや電源ユニット・配線ネットワークなどあらゆるポイントで必要となる。その役割を担うのがMLCCである。「AIサーバーはこれまでのサーバーとは比較にならないほどMLCCの搭載量が多い」(ネット証券アナリスト)とされ、その爆需の恩恵を享受する筆頭格がMLCCで4割強という断トツの世界シェアを誇る村田製ということになる。同社の27年3月期営業利益は前期比35%増の3800億円を予想するが、市場関係者はこれでもかなり保守的という見方が強い。こうした背景を察知した海外投資家などの大口の実需買いが同社株を押し上げる構図となっているもようだ。 ■トクヤマ <4043> 4,422円 +258 円 (+6.2%) 11:30現在 トクヤマ<4043>が5営業日ぶりに反発している。同社は20日、台湾の子会社で電子工業用高純度イソプロピルアルコール(高純度IPA)の生産能力を強化すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。これは半導体製造プロセスの微細化・積層化が進むなかで、高純度IPAの品質及び安定供給に対する顧客からの要求が一段と高まっているため。台湾子会社で第2プラントを建設し、28年9月から営業運転を開始する予定だとしている。 ■リンテック <7966> 5,420円 +270 円 (+5.2%) 11:30現在 リンテック<7966>が大幅高で5日ぶり反発している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「最先端半導体の製造時に使う防じん膜の量産を2026年内にも開始する」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。記事によると、茨城県つくば市にある産業技術総合研究所(産総研)の施設に量産設備を設け、年間1万枚の生産を計画するとある。AI向けに先端半導体の需要が拡大していることから、量産投資による業績への貢献が期待されている。 ■サンバイオ <4592> 1,488円 +59 円 (+4.1%) 11:30現在 サンバイオ<4592>は9日ぶりに大幅反発している。20日の取引終了後、同日にアクーゴ脳内移植用注「バンデフィテムセル」が薬価基準に収載されたと発表した。薬価は7271万6528円で、効果・効能は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺の改善。これが株価の刺激材料となったほか、25日移動平均線との下方カイ離率が一時26%を超えるなど売られ過ぎのゾーンにあり、自律反発狙いの買いが集まっている。 ■メガチップス <6875> 11,450円 +420 円 (+3.8%) 11:30現在 メガチップス<6875>が4日ぶりに反発している。20日の取引終了後に、27年3月期の連結業績予想について、純利益を270億円から330億円(前期比3.6倍)へ上方修正したことが好感されている。5月に投資有価証券として保有していたサイタイム 株式40万株の売却を実施したのに伴い、投資有価証券売却益約480億円を特別利益として計上することなどが要因。従来予想では売却益を約370億円と見込んでいたことから上方修正した。なお、売上高420億円(前期比16.1%増)、営業利益25億円(前期1億7400万円の赤字)は従来見通しを据え置いている。 ■NJS <2325> 5,080円 +175 円 (+3.6%) 11:30現在 NJS<2325>が反発している。20日の取引終了後に、子会社FINDiが閉鎖空間や狭小環境での水中調査に対応した水中ドローン「FF2」を開発し、6月に予約販売を開始すると発表しており、好材料視されている。新製品は、水中調査や映像の撮影に加え、位置情報や航行軌跡を統合的に取得・可視化できる調査支援システムを搭載し、調査から報告書作成までを一体的に行うことで調査業務の大幅な効率化を実現する。マンホールからの投入が可能なサイズで、最大水深300メートル、最大速度4ノット、最長9時間の稼働により、厳しい環境下でも安定した調査が可能としている。 ■アドバンテスト <6857> 26,440円 +815 円 (+3.2%) 11:30現在 アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が高い。日本時間きょう早朝に米半導体大手エヌビディア が開示した26年2~4月期決算では、売上高が前年同期比85%増収で、最終利益は同3倍強となる583億ドルと飛躍的な成長が続いていることが確認された。また5~7月期も売上高が95%増を見込み、グロスマージンは75%前後と成長力に全く陰りが見られない。同社株の時間外取引では、事前コンセンサスが高すぎたきらいがあり売りに押されているが、「文句のつけようのない好内容」(中堅証券ストラテジスト)であり、また東京市場ではここ半導体セクターや電線セクターが調整色を強めていたことで、物色人気に火がついた。東京市場では主力株を中心に半導体関連株が幅広く買い戻されている。エヌビディアを主要顧客とするアドテストの収益機会はエヌビディアの好決算とリンクするため、株価への追い風が強いが、東エレクやディスコなども生成AI関連分野での商機獲得に傾注しており、今回のエヌビディア決算に反応した短期筋の攻勢を誘発している。 ■ブロードリーフ <3673> 1,049円 +27 円 (+2.6%) 11:30現在 ブロードリーフ<3673>が3日続伸し年初来高値を更新している。20日の取引終了後に、6月30日を基準日として1株を2株に株式分割し、これに伴い26年12月期の期末配当予想を7円50銭から4円へ実質増額修正すると発表したことが好感されている。株式分割は、投資単位当たりの金額を引き下げることで、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。また、業績予想に対する進捗が順調であることから配当予想を引き上げる。なお、中間配当は7円50銭を据え置いた。 ■広済堂ホールディングス <7868> 668円 +10 円 (+1.5%) 11:30現在 広済堂ホールディングス<7868>がカイ気配。FACTAオンラインが21日、広済堂HDが、東京23区の火葬の約7割を担う「東京博善」を売却する意向を固め、特別区長会に説明する準備を進めているという、と報じた。買い手には米KKR などの名前が浮上しており、買収額は「1500億~1800億円にのぼる」と伝えている。記事内容に反応した買いが集まったようだ。 ■大豊建設 <1822> 748円 +7 円 (+0.9%) 11:30現在 大豊建設<1822>はしっかり。20日取引終了後、404万8500株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.56%)を上限に、21日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で自社株を取得すると発表。これが手掛かりとなっているようだ。買い付け価格は20日終値の741円。東証の自己株式立会外買付取引情報によると、大豊建は予定通り買い付けを実施し、上限株数を取得した。 ■スタティアH <3393> 3,015円 +27 円 (+0.9%) 11:30現在 スターティアホールディングス<3393>は堅調な値動き。20日取引終了後、子会社スターティアリードが電通システム(福島県本宮市)のITインフラ関連事業を譲り受けると発表した。同企業が持つ福島県を中心とする豊富な顧客基盤を活用し、事業拡大につなげる狙いがある。あわせて、子会社スターティアが昭文堂事務機(東京都足立区)からITインフラ関連事業を譲り受けることも明らかにした。これら発表が材料視されているようだ。 ■楽天銀行 <5838> 5,480円 -1,000 円 (-15.4%) ストップ安 11:30現在 東証プライム 下落率トップ 楽天銀行<5838>は続急落し、ストップ安となる前営業日比1000円安の5480円に売られた。楽天グループ<4755>と20日の取引終了後、楽天グループのフィンテック事業再編に伴い、現在は楽天グループ子会社の楽天カード及び楽天証券ホールディングスを株式交付により完全子会社化すると発表した。事業再編に当たり、楽天銀は発行可能株式総数を現行の6億3000万株から普通株式12億株、A種種類株式3億株の合計15億株へとする定款の変更を6月24日の株主総会に付議する予定。議決権がない一方、普通株式を対価とする取得請求権を有するA種種類株式を発行し、10月1日を効力発生日として楽天グループ及びみずほフィナンシャルグループ<8411>傘下のみずほ銀行に交付する。26年3月期の楽天銀のEPS(1株利益)は再編前の418円76銭に対し再編後は単純合算で約296円との計算になると明らかにしており、EPS低下への懸念や将来的な需給面悪化への不安を嫌気した売りが出ている。同時にみずほ銀行と楽天銀は資本・業務提携を締結したと開示。10月1日に交付を受けたA種種類株式を普通株式に転換し、みずほ銀行の楽天銀に対する議決権保有比率は10.52%となる予定。楽天グループも取得議決権を一部行使し、議決権保有比率が49.95%になる見込み。再編後もみずほFG傘下のみずほ証券は楽天証券ホールディングス子会社の楽天証券の株式の49%を継続して保有する。楽天銀は今回の再編により経常利益で28年3月期に330億円以上、中長期的に年間850億円以上のシナジー効果を見込む。30年3月期の経常利益については4000億円以上(26年3月期は1030億9100万円)を目指すとした。 ■フライト <3753> 216円 +50 円 (+30.1%) ストップ高 11:30現在 フライトソリューションズ<3753>は大幅高で3連騰。20日の取引終了後、26年3月期単独決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は50億3000万円(前期比71.8%増)、営業損益予想は3億8000万円の黒字(前期は2億7600万円の赤字)とした。各損益は4期ぶりの黒字転換を見込んでおり、好感した買いが集まっている。SIソリューション事業で「Google Workspace」などクラウドサービスを活用したシステム開発支援に注力するほか、決済ソリューション事業の製品やECソリューション事業のECサイト構築パッケージなどの拡販を進める。26年3月期は売上高が29億2700万円(前の期比4.4%減)、営業損益が2億7600万円の赤字(前の期は2億9800万円の赤字)だった。決済ソリューション事業とECソリューション事業の営業赤字幅が縮小した。足もとの第4四半期(1~3月期)は売上高が12億3300万円(前年同期比65.7%増)、営業損益が5900万円の黒字(前年同期は5700万円の赤字)との計算になる。各損益で10四半期ぶりとなる黒字を達成しており、こちらも株価の支援材料となっている。 ●ストップ高銘柄 FIG <4392> 1,981円 +400 円 (+25.3%) ストップ高 11:30現在 モイ <5031> 437円 +80 円 (+22.4%) ストップ高買い気配 11:30現在 データセクション <3905> 4,100円 +700 円 (+20.6%) ストップ高 11:30現在 シキノハイテック <6614> 1,070円 +150 円 (+16.3%) ストップ高 11:30現在 など、8銘柄 ●ストップ安銘柄 楽天銀行 <5838> 5,480円 -1,000 円 (-15.4%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース