<動意株・20日>(大引け)=Tアルファ、コメ兵HD、UBEなど
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テクノアルファ<3089.T>=短期資金流入でストップ高。パワー半導体の製造プロセスで使われるワイヤーボンダーをはじめ多岐にわたる理化学機器の輸入販売を行う技術商社で、25年11月期は営業利益が前の期比2.1倍と急成長を果たしている。26年11月期は官公庁向け好採算案件の特需剥落で利益反落が見込まれる(会社側は非開示)ものの、PER換算で10倍未満が想定され、今期予想配当利回りからも割安感がある。舶用クレーンや舶用特殊甲板機器など防衛省の艦艇向けの実績から防衛関連の一角に位置付けられ、30億円未満の時価総額は水準訂正余地が大きいとの見方が強い。 コメ兵ホールディングス<2780.T>=上値指向。午前11時ごろに発表したブランド・ファッション事業の4月度売上高が前年同月比51.5%増の214億900万円となり、増収基調が継続したことが好感されている。商品化が順調に進み、前期に仕入れた商品を確実に販売できたことで、小売を中心に売上高が計画以上で推移した。一方、個人買い取り額は買い取り施策や出店効果により、109億5300万円(前年同月比36.1%増)と単月で過去最高の買取額を記録した。 UBE<4208.T>=ストップ高で年初来高値にらむ。この日朝方、未定としていた27年3月期の配当予想について160円(前期110円)にすると発表した。中期経営計画で掲げている配当方針のDOE(株主資本配当率)目標に関して従来の「2.5%以上」から「3.5%以上」へ引き上げるとともに、中計の進捗を踏まえて早期に「4.0%」への引き上げを目指すこととし、これを踏まえて配当額を決定した。株主還元姿勢を評価した買いが集まっている。 FIG<4392.T>=急騰続く。前日まで3営業日連続で値幅制限いっぱいに買われており、株価の居どころを大きく変えている。投資資金の攻勢が始まったのが5月8日で、その前日まで株価は300円台で推移していた。同社はモバイルクリエイトと石井工作研究所が中心となって共同持ち株会社の形態で発足した企業で幅広い分野に技術展開し、移動体管理システム、半導体関連装置及び車載関連装置、金型製造、GPSタクシー配車システムなど広範にわたる事業を手掛け、ドローン関連の一角としても存在感を示す。自動搬送ロボットなどのロボティクス分野でも実力を発揮している。今回、買い材料の発端となったのは5月7日にAI半導体の検査工程に使われる自動化装置を同社グループ会社が台湾企業と共同開発したと発表したこと。これがエヌビディア<NVDA>のGPUなど先進パッケージングに対応したハイスペック商品であることから、市場では「社名は非公表ながら共同開発の相手先がTSMC<TSM>である可能性がそれなりに高い」(中堅証券ストラテジスト)という見解が示されている。この場合、同社はグローバル的な見地から時価総額面で大幅な見直し余地が生じる。また、14日に開示した26年12月期第1四半期の決算は営業55%増益と絶好調で、物色人気に拍車をかける格好となった。目先は信用買い残が急増するなか反動安への警戒もあるが、買い主体は個人だけではないという観測もあり、市場関係者の熱い視線が注がれている。 モイ<5031.T>=ストップ高人気。19日取引終了後、SBIホールディングス<8473.T>と資本・業務提携すると発表。これを材料視した買いが膨らんだ。同社は国内有数のライブ配信サービス「ツイキャス」を運営しており、金融・メディア・ITを融合した「ネオメディア生態系」の拡大を進めるSBIグループと組むことでシナジーの実現を目指す。AIを活用した次世代ライブ配信コミュニケーションプラットフォームの開発や、ファンコミュニティー発のIP創出・開発領域での連携などを図っていく。SBIは、モイの第三者割当増資や既存株主からの譲渡で20.41%の持ち分を保有する大株主となる見通し。 くら寿司<2695.T>=大幅反発。複数のメディアで、「トランプ米大統領が同社子会社くら寿司USA株式を取得していたことがわかった」と報じており、これが刺激材料となっている。くら寿司USAは19年にナスダック市場に上場。報道によると、取得額は100万~500万ドルの範囲内としている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS