FIG急騰続く、台湾企業との先端AIパッケージ検査装置開発で思惑膨らむ

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 FIG<4392.T>は全体波乱相場の様相を呈すなか、我が道を行く展開で一時435円高の1795円まで駆け上がる場面があった。前日まで3営業日連続で値幅制限いっぱいに買われており、株価の居どころを大きく変えている。投資資金の攻勢が始まったのが5月8日で、その前日まで株価は300円台で推移していた。

 同社はモバイルクリエイトと石井工作研究所が中心となって共同持ち株会社の形態で発足した企業で幅広い分野に技術展開し、移動体管理システム、半導体関連装置及び車載関連装置、金型製造、GPSタクシー配車システムなど広範にわたる事業を手掛け、ドローン関連の一角としても存在感を示す。自動搬送ロボットなどのロボティクス分野でも実力を発揮している。今回、買い材料の発端となったのは5月7日にAI半導体の検査工程に使われる自動化装置を同社グループ会社が台湾企業と共同開発したと発表したこと。これがエヌビディア<NVDA>のGPUなど先進パッケージングに対応したハイスペック商品であることから、市場では「社名は非公表ながら共同開発の相手先がTSMC<TSM>である可能性がそれなりに高い」(中堅証券ストラテジスト)という見解が示されている。この場合、同社はグローバル的な見地から時価総額面で大幅な見直し余地が生じる。また、14日に開示した26年12月期第1四半期の決算は営業55%増益と絶好調で、物色人気に拍車をかける格好となった。目先は信用買い残が急増するなか反動安への警戒もあるが、買い主体は個人だけではないという観測もあり、市場関係者の熱い視線が注がれている。

出所:MINKABU PRESS

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