<注目銘柄>=ビプロジー、好実態でも株価下落で見直し余地大
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BIPROGY<8056.T>は、5月7日につけた年初来安値4248円を底に反発基調を強めている。 4月30日に発表した26年3月期連結決算は、営業利益が426億400万円(前の期比9.1%増)で着地した。顧客企業のIT投資意欲が強く、主力のシステムサービス事業が金融機関や小売業、電力事業者向けの案件を中心に堅調に推移。また、アウトソーシング事業もオープン勘定系システム「BankVision」の稼働金融機関の増加や第2四半期における新規採用に伴う初期料金の計上に加え、第4四半期におけるカタリナマーケティングジャパン(CMJ)連結取り込みなども貢献した。 続く27年3月期は営業利益484億円(前期比13.6%増)と2ケタ増益を見込む。システムサービスやアウトソーシングの好調により前期末の受注残高が3019億円(前年同期比4.2%増)と豊富にあることに加えて、リテール向けビジネスの強化や利益率改善への取り組みなどが奏功する。調査機関には27年3月期の営業利益485億円、28年3月期は同520億円程度を見込むところもあり、上振れへの期待は高い。 好実態にもかかわらず、株価はソフトウェア株の不調につれて下落していただけに、ここからの見直し余地は大きそうだ。(仁) 出所:MINKABU PRESS