株価指数先物【引け後】 明日はエヌビディアの決算に備えたリバランス

投稿:

先物

大阪6月限
日経225先物 60880 +220 (+0.36%)
TOPIX先物 3861.5 +44.0 (+1.15%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比220円高の6万0880円で取引を終了。寄り付きは6万1600円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万1545円)を上回る形で買いが先行して始まった。ただ、直後につけた6万1620円を高値に上げ幅を縮めると、前場終盤にかけて下落に転じており、6万0460円まで売られた。

 ランチタイムで持ち直す動きもあり、後場の取引開始時に6万0830円まで下げ渋ったがロングは強まらず、中盤にかけて6万0310円まで下落幅を広げた。売り一巡後は6万0400円から6万0700円辺りで下げ渋る動きをみせており、引け間際にはショートカバーを誘う形でプラス圏を回復した。

 前日にストップ高まで買われたキオクシアホールディングス<285A>[東証P]は、本日も買いが先行したが、強弱感が対立するなかで前場終盤辺りからはマイナス圏での推移が目立った。そのほか、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、フジクラ<5803>[東証P]の弱い値動きが日経平均型の重荷になった。

 特にフジクラの急落が先物市場でショートを仕掛ける一因になった。同社は後場半ばに中期経営計画を発表したが、これにより当面の材料が出尽くしたとの見方に向かわせた形だろう。同社の急落がトリガーになる形でショートが強まり、取引終了間際にはショートに傾いたポジションのカバーが入ったことで、日経225先物はプラス圏を回復している。

 引き続き半導体やAI(人工知能)関連株をにらんでの相場展開になりそうだが、ボリンジャーバンドの+1σ(6万2080円)と、中心値である25日移動平均線(6万0220円)とのレンジ内での推移である。ショートに傾きやすい需給状況だが、中心値に接近する局面ではいったんショートカバーが入りやすいところであり、押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。

 また、エヌビディアの決算が、日本時間21日早朝に発表される。明日は決算を前にショートに傾いているとみられるポジションをニュートラルに調整する動きが意識されやすいだろう。決算期待からのロングは限られそうだが、リバランスを狙った短期的なロングは入りやすいとみられる。そのため、オプション権利行使価格の6万円から6万2000円のレンジを想定する。

 NT倍率は先物中心限月で15.76倍(18日は15.88倍)に低下した。指数インパクトの大きい半導体やAI関連株の弱さが目立つなかで、支持線として意識される25日線(15.82倍)を割り込んできた。一方で、本日は銀行など金融株の上昇が目立っており、NTショートに振れやすい需給状況のなかで、一時14.69倍に低下する場面もみられた。25日線が抵抗として機能するようだと、-1σ(15.45倍)が射程に入ってくるだろう。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万4502枚、ソシエテジェネラル証券が1万0413枚、バークレイズ証券が3880枚、モルガンMUFG証券が2835枚、サスケハナ・ホンコンが2042枚、JPモルガン証券が1633枚、ゴールドマン証券が1229枚、SBI証券が1190枚、野村証券が1071枚、ビーオブエー証券が1034枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万7392枚、ABNクリアリン証券が1万5529枚、バークレイズ証券が1万1241枚、モルガンMUFG証券が4916枚、JPモルガン証券が4129枚、ゴールドマン証券が3332枚、サスケハナ・ホンコンが1854枚、野村証券が1573枚、シティグループ証券が1080枚、ビーオブエー証券が1021枚だった。

株探ニュース

オンラインで簡単。
まずは無料で口座開設

松井証券ならオンラインで申し込みが完結します。
署名・捺印・書類の郵送は不要です。