話題株ピックアップ【夕刊】(2):セルシス、ノジマ、三菱UFJ

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■セルシス <3663>  1,503円   +59 円 (+4.1%)  本日終値
 セルシス<3663>が大幅高。同社はきょう、電子書籍ビューア「CLIP STUDIO READER」が、新潮社(東京都新宿区)の新しい情報・教養サブスク「新潮QUE」で採用されたと発表。これが株価の支えとなったようだ。CLIP STUDIO READERは、さまざまなジャンルの作品を多様なファイル・表示形式で配信できるWEB/アプリ対応の電子書籍ビューア。テキストコンテンツの閲覧においては読み上げ機能などを実装している。

■ノジマ <7419>  1,380円   +53 円 (+4.0%)  本日終値
 ノジマ<7419>は4日続伸。昨年9月につけた1384円(株式分割考慮ベース)を上回り、約8カ月ぶりに上場来高値を更新した。日立家電の買収による今後の業容拡大への期待が続いているようだ。好決算を評価する流れも相まって足もと買いを集めている。今月7日に発表した26年3月期連結決算は、営業利益が580億7100万円(前の期比20.1%増)と過去最高を達成した。AI搭載パソコンや高付加価値の美容家電の販売が好調に推移。キャリアショップ運営事業も伸び、全体を牽引した。27年3月期も成長路線を維持する見通しであり、実質増配も計画している。

■三菱UFJ <8306>  3,108円   +113 円 (+3.8%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>が買われ、前日大幅安となったみずほフィナンシャルグループ<8411>が反発するなど、銀行株が堅調に推移。内閣府が19日に発表した2026年1~3月期の国内総生産(GDP)は、物価変動を除いた実質の季節調整値が年率換算で2.1%増、前期比0.5%増となった。市場予想は年率換算が1.6%増、前期比0.4%増だった。2四半期連続のプラス成長で、市場予想を上回った。これらを背景に、マーケットでは国内景気の底堅さとともに、6月の金融政策決定会合で日銀が利上げに踏み切る可能性が意識され、銀行株に支援材料となったもようだ。東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>や、ちゅうぎんフィナンシャルグループ<5832>、山梨中央銀行<8360>など地銀株も総じて高い。

■ユニ・チャーム <8113>  965.9円   +33.5 円 (+3.6%)  本日終値
 ユニ・チャーム<8113>が反発した。同社は19日、総合スーパーの「イオン」と「イオンスタイル」の42店舗において、使用済み紙おむつからリサイクルした「マミーポコパンツRefF(リーフ)」を、21日から順次展開すると発表した。原油由来の素材が使われる紙おむつに関して再生品の販売エリアを拡大する形となる。原料の供給制約による販売減少リスクが後退したと受け止められ、買いが優勢となったようだ。18日の取引終了後には日本経済新聞電子版が、「ユニ・チャームは、再生紙おむつの生産量を1.6倍に増やす」と報じていた。

■日立製作所 <6501>  4,944円   +136 円 (+2.8%)  本日終値
 日立製作所<6501>が反発。同社は19日、米アンソロピックと戦略的協業を開始したと発表。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。日立が展開するインフラ向けデジタル基盤である「ルマーダ」事業の強化につなげる。アンソロピックの生成AI「Claude(クロード)」が持つ高度なコード生成・解析能力と、日立のシステムエンジニアリング力を融合し、顧客のシステム開発・運用の効率化と品質の向上を図る。また、金融や交通、電力といった重要インフラを対象として、セキュリティー専門組織「Cyber CoE」とアンソロピックが密接に連携し、サイバー攻撃の検知や対応の高度化を目指す。日立グループ全体の業務改革なども狙う。

■ミズノ <8022>  3,395円   +80 円 (+2.4%)  本日終値
 ミズノ<8022>がマイナス圏から持ち直しの動きをみせた。19日、投資顧問業の米グランサム、マヨ、ヴァン オッテルロー アンド カンパニーがミズノの株式について、新たに5%を超えて保有していることが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。同日に提出された大量保有報告書によると、保有割合は5.01%。報告義務発生日は12日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこともありうる」としている。

■マキタ <6586>  5,682円   +118 円 (+2.1%)  本日終値
 マキタ<6586>が高い。大和証券は18日、同社株の投資判断を5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」から最上位の「1(買い)」に引き上げた。目標株価は6500円から7400円に見直した。26年3月期決算発表と同時に配当方針「連結配当性向50%以上への変更(従来35%以上)」と30年度に目指す姿として「ROE11%以上、営業利益率15%以上、キャッシュ水準:月商の2~3カ月」を掲げたことを評価。また、「40Vmaxシリーズ」による充電製品の総合サプライヤーへの進化に期待しており、株主還元強化だけでなく成長シナリオにも注目している。

■大和証券グループ本社 <8601>  1,491.5円   +24.5 円 (+1.7%)  本日終値
 大和証券グループ本社<8601>は反発。この日朝方、子会社の大和エナジー・インフラが出資する合同会社を通じて、あおぞら銀行<8304>との間で系統用蓄電所向けのプロジェクトファイナンス(事業融資)に関する金銭消費貸借契約を3月31日に締結したと発表した。同契約は北海道千歳市での系統用蓄電池事業に関するもの。大和エナジー・インフラの豊富な電源開発経験やプロジェクト投資実績と、あおぞら銀のこれまでプロジェクトファイナンスで培った経験やノウハウを生かす。伊藤忠商事<8001>が蓄電システムを提供し、京セラ<6971>傘下の京セラコミュニケーションシステムが蓄電所の設計・調達・建設、大阪ガス<9532>が蓄電池の運用・電力市場での取引、大和傘下の大和リアル・エステート・アセット・マネジメントが蓄電所の運営管理を行う。

■INPEX <1605>  3,993円   +59 円 (+1.5%)  本日終値
 INPEX<1605>が3日続伸。18日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月限が前週末比3.24ドル高の1バレル=108.66ドルと上昇した。一時、109.47ドルまで値を上げた。イランの新たな提案に対して、米政府高官が不十分な内容との見方を示した、と一部で報じられ戦闘終結への先行き不透明感が強まった。その後、日本時間19日午前10時過ぎ時点では107ドル台での値動きとなっている。

■LIXIL <5938>  1,657円   +23 円 (+1.4%)  本日終値
 LIXIL<5938>が堅調推移。18日、建材・設備機器のメーカー希望小売価格について、一部を改定すると発表した。対象商品のうち、トイレや浴室、外壁・屋根、住宅サッシ・ドア、インテリア建材で平均13%程度の値上げを予定する。業績押し上げ効果を見込んだ買いを誘う形となったようだ。価格改定は、水回り・タイル商品で一部を除き8月3日受注分より順次実施。建材商品は10月1日受注分より順次実施する。外壁・屋根は9月1日受注分より改定する。

株探ニュース

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