話題株ピックアップ【夕刊】(1):テスHD、シンプレクス、エアウォータ
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■テスホールディングス <5074> 1,080円 +150 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率3位 テスホールディングス<5074>が続急騰。19日付日本経済新聞朝刊は「大和証券グループ本社が蓄電所事業に参入する」と報じた。記事によると、大和証券グループ本社<8601>はあおぞら銀行<8304>から資金調達し、2030年までに1000億円を投じる。大和はこれまで小規模な蓄電所を手掛けてきたが、本格的に事業化するのは初めてになると伝えている。テスHDは昨年2月、大和グループ傘下の大和エナジー・インフラとの業務提携を発表していた経緯があり、思惑的な資金流入が加速したようだ。なお、テスHDは19日午前10時、九星飲料工業(福島県糸島市)からFIP太陽光発電所に併設する「蓄電池」の設置工事を受注したと発表している。 ■ボードルア <4413> 2,276円 +198 円 (+9.5%) 本日終値 ボードルア<4413>が大幅高で3連騰。上値追いを加速させ、5日・25日移動平均線のゴールデンクロスも目前、4月17日の戻り高値2320円奪回を視野に捉えている。コンサルティングから、ネットワークサーバーの仮想化及び構築、運用・保守まで一気通貫で対応できる強みで、企業のDX投資需要を取り込み収益成長に反映させている。ここ数年来、飛躍的な業績変化をみせている。27年2月期は売上高が前期比35%増の235億円、営業利益は同30%増の44億900万円と高水準の伸びが続く見通しだ。また、ROEが約40%と非常に高く、資本効率の高い経営に注目が集まっている。 ■シンプレクス <4373> 1,036円 +88 円 (+9.3%) 本日終値 シンプレクス・ホールディングス<4373>が急反発し年初来高値を更新した。18日の取引終了後に、26年9月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年9月末日時点で600株以上を保有する株主を対象に、特設サイトで食品、電化製品、体験ギフトなどと交換できる株主優待ポイントを保有株数に応じて3000~2万5000ポイント提供する。 ■エア・ウォーター <4088> 2,489円 +187 円 (+8.1%) 本日終値 エア・ウォーター<4088>が9連騰。産業用ガスの大手で多様な業界ニーズに対応しており、医療用酸素ではトップシェアを誇るほか、半導体向けで高水準の需要を獲得している。そうしたなか、旧村上ファンド系でアクティビストとして名を馳せるシティインデックスイレブンスが18日付で関東財務局に提出した大量保有報告書によると、シティインデックスイレブンスと共同保有者の同社株式保有比率が5.86%と、新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は「株主価値向上に資する、資本政策及びコーポレートガバナンス等に関する助言及び提案」としており、提案の内容については「資本政策の変更(増配及び自己株式取得)」と「株式の非公開化(MBOも対象)」を含むとしており、足もと同社の株価を刺激する格好となった。 ■エクサウィザーズ <4259> 1,058円 +79 円 (+8.1%) 本日終値 エクサウィザーズ<4259>が続伸し、新値追いとなっている。同社はきょう、グループのExa Enterprise AIが、業務特化型生成AIサービスである「exaBase IRアシスタント」で機関投資家データベース管理機能の提供を開始したと発表。これが新たな買い手掛かりとなったようだ。exaBase IRアシスタントは、IR面談に特化した議事録とレポート生成、決算説明会・株主総会に向けた想定問答の生成機能などを提供し、これまでに150社超のIR業務効率化を支援してきた実績がある。今回の新たな機能により、自社の機関投資家・アナリストの情報と面談議事録を紐付けて一元管理し、事前準備から集計・分析、組織的なナレッジ蓄積まで投資家との関係性強化の活動を支援するとしている。 ■ブロードリーフ <3673> 1,009円 +59 円 (+6.2%) 本日終値 ブロードリーフ<3673>は高い。SBI証券が18日付で投資判断「買い」を継続した上で、目標株価を1300円から1400円へ引き上げた。第1四半期決算の内容などを受け、業績予想を上方修正したため。これが買い材料視された。 ■ウェザーニューズ <4825> 2,173円 +117 円 (+5.7%) 本日終値 ウェザーニューズ<4825>は反発。18日取引終了後、40周年記念配当を35円から40円に増額修正すると発表した。これにより、26年5月期の期末配当は普通配当22円50銭とあわせ、合計62円50銭となる見通し。 ■任天堂 <7974> 7,519円 +337 円 (+4.7%) 本日終値 任天堂<7974>が大幅高で3連騰。同社を巡ってはこれまで、メモリー価格の高騰を受けたゲーム機の収益性悪化懸念が株価の重荷となっていた。8日取引終了後に決算発表とともに「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ・ツー)」の値上げを発表。翌営業日こそ下値を探ったものの、7000円割れの価格帯では下げ止まりの兆候を示す形となった。こうしたなかで19日、同社は公式Xを通じて、スマートフォン向けアプリ「Pictonico(ピクトニコ)!」を28日に配信すると告知。自分で撮った写真が、触って遊べるミニゲームに早変わりするというアプリで、本日から事前登録を始めたという。国内外で半導体メモリー関連株に利食い売りが出るなか、スマートフォン向けのアプリの突然の発表が任天堂株には刺激材料となったようだ。 ■IDOM <7599> 1,350円 +59 円 (+4.6%) 本日終値 IDOM<7599>が後場一段高。この日、山梨県南アルプス市が進める「南アルプスIC周辺整備事業」の中央エリア活用における公募において、参入事業者に選定されたと発表した。同市と立地協定を締結した。IDOMにとって初めて、複合商業施設の開発に本格的に取り組む格好となる。発表を材料視した買いが集まった。中古車販売の「ガリバー」を展開するIDOMは、リユース品を手掛けるブランドや環境配慮型のサステナブランドのほか、アウトドアブランドやセレクトショップなどを誘致する方針。敷地面積は約3.3ヘクタールで、2028年度中の開業を予定する。 ■全国保証 <7164> 3,120円 +123.5 円 (+4.1%) 本日終値 全国保証<7164>は反発。SBI証券が18日付で投資判断を「中立」から「買い」へ、目標株価を3150円から3600円へ引き上げたことが材料視された。証券会社によると、住宅ローン金利が上昇傾向にあるものの、新規ローン申し込みの鈍化や早期繰り上げ返済などの兆候は見られず、住宅ローン残高の伸びは堅調と指摘。金融機関のリスク外部移転という同社にとってのインオーガニック成長の拡大や、資産運用収益の改善が期待されることを踏まえれば、来期以降の当期純利益の増益率は前年比5%程度の増加が予想されるという。 株探ニュース