<動意株・18日>(大引け)=テスHD、東エレデバ、グロービングなど

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 テスホールディングス<5074.T>=一時ストップ高。前週末15日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年7月~26年3月)連結決算が、売上高374億4400万円(前年同期比39.8%増)、営業利益35億9200万円(同34.6%増)、純利益12億6300万円(同2.1倍)と大幅増収増益となり、営業利益が通期計画をほぼ達成したことが好感されている。エンジニアリング事業で、再生可能エネルギー系設備に関する受託型EPC(設計、調達、建設)で蓄電システム案件が増加したことに加えて、エネルギーサプライ事業で再生可能エネルギー発電の売電収入の増加や電気小売供給が好調だったことが業績を押し上げた。なお、26年6月期通期業績予想は、売上高470億円(前期比28.1%増)、営業利益36億円(同41.3%増)、純利益12億円(同5.9倍)の従来見通しを据え置いている。また、きょう午前中には、連結子会社テス・エンジニアリングが、リエネ・エナジー(東京都港区)のグループ企業から「系統用蓄電所」の設置工事を受注したと発表し、これも材料視されている。

 東京エレクトロン デバイス<2760.T>=大幅高で4連騰、新値街道をまい進。半導体を主力に電子デバイスを取り扱う商社だが、親会社の東京エレクトロン<8035.T>同様にメーカー機能を併せ持ち、利益成長力の高い技術商社として注目度を高めている。生成AI向け案件で収益機会を高めており、27年3月期のトップラインは2ケタ増を見込み、増収効果から経常利益は前期比16%増の113億円を予想している。5月に入ってから下げた日はたったの1営業日のみで、機関投資家を主体とした実需買いが継続している可能性も指摘される。

 グロービング<277A.T>=3日ぶり急反発。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する独自のコンサルティングサービス(JI型)を特長とし、業績は爆発的な成長トレンドにある。24年11月に東証グロース市場に新規上場したニューフェースだが、今年4月30日付でプライムに市場変更する。稀に見るスピード出世で、これは特筆に値する収益成長とコーポレート・ガバナンス戦略的強化の賜物といえる。25年5月期営業利益が前の期比7.6倍化の28億円、26年5月期は期中増額修正を経て43%増の40億円を見込んでいる。ROEは48%台と突出した存在だ。

 データセクション<3905.T>=ストップ高。ビッグデータ分析ツールの提供やコンサルティングを手掛けるが、昨年、AIデータセンター事業に本格参入し、マーケットの耳目を驚かすとともに株価も変貌を遂げた。その後は大幅な調整を強いられたものの、4月以降は売り物が枯れ、前週は大陽線を示現して大勢トレンド転換を示唆していた。そうしたなか、前週末15日取引終了後に発表した27年3月期の業績予想が目を見張る内容だった。AIデータセンター事業が軌道に乗り、売上高は前期比4.8倍の1621億9300万円、営業利益は同7倍の248億1500万円と驚異的な伸びを見込んでいる。これがポジティブサプライズとなり、投資マネーが集中した。

 テルモ<4543.T>=マド開け急伸。同社は前週末15日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比9.5%増の1兆2390億円、最終利益予想は同21.6%増の1653億円を計画する。2ケタ増益でかつ連続最高益更新の予想を示し、評価されたようだ。既存事業の成長が継続するほか、価格改定や前年の一時費用のはく落もあって、利益を押し上げる。昨年に買収を完了したOrganOx社の事業も収益拡大に貢献する。今期の年間配当予想は前期比6円増配の36円とした。26年3月期の売上高は前の期比9.2%増の1兆1318億7700万円、最終利益は同16.2%増の1359億1400万円だった。

 ライフドリンク カンパニー<2585.T>=急速人気化で一時ストップ高。前週末15日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は720億円(前期比36.7%増)、営業利益予想は65億円(同22.0%増)としており、大幅な増収増益の見通しを好感した買いが集まっている。3つの新ラインの稼働に伴う生産数量及び販売数量の増加やB2B物流費の改善などを見込んでいる。期末一括配当予想は1円増配の15円とした。26年3月期は売上高が526億5100万円(前の期比18.2%増)、営業利益が53億2600万円(同12.3%増)だった。生産数量及び販売数量が拡大するなか、M&Aにより獲得した生産拠点のボトル内製化をはじめコスト削減を進めた。

 Sun Asterisk<4053.T>=大幅高で9連騰。500円台に乗せて年初来高値を更新した。前週末15日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比24.6%増の44億800万円、営業利益は同2.1倍の6億2200万円、最終利益は同82.8%増の4億1700万円となった。第1四半期の営業利益の通期計画に対する進捗率は36%に上り、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。クリエイティブ&エンジニアリング(C&E)領域で組織強化の成果が現れ、受注金額が増加した。M&Aによる効果も寄与した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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